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<編集長が語る!>『最短3ヶ月で成果を出せる 会社を強くする LINE運用の教科書』

2026年6月16日、 ブックダム公式Xのスペースで、5月29日に発売した新刊『最短3ヶ月で成果を出せる 会社を強くする LINE運用の教科書』を紹介しました。

本書を編集した三田編集長に、新入社員の伊藤がインタビューし、本書のポイントをたっぷりと語っていただきました。

こちらのnoteでは、インタビューの内容をダイジェストでお届けいたします!

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◆LINEとSNSは何が違うの?

伊藤:LINEって、私個人では、基本的に連絡ツールとして使っていて。個人で使う連絡ツールとしてのLINEと、お店とか会社とかが使う場合って、どういう違いがあるんだろうな、って単純に思ったんですけど...。
三田:そうですよね。例えばカレー屋さんに行った時、「新作とかクーポンの情報、ここから取れますよ」っていう告知のところにQRコードがあって、そこでLINE登録することがあると思うんですね。で、そこでLINE登録すると、例えばお店の設立背景とか、店舗を始めた理由とか、オーナーの人となりとか、それと併せてクーポンや新作の紹介が送られてきたり、そういうお店の情報がたくさんもらえるようなイメージです。
伊藤:私もそうやって気になるお店とか登録するんですけど、お店って、XとかInstagramのアカウントも持ってるじゃないですか?Instagram登録したら今回使えるクーポンあげます、っていうお店もあるし、でも、LINEも別にあって、両方やってるお店もありますよね?他のSNSとLINE、それぞれのメリットってどう違うのかとかって、よくわかってないんですけど、その辺ってどうなんですかね?
三田:例えばInstagramだと、その方のコンテンツとか生活の一部みたいなものを切り出すことができるし、LINEでは自分の推す商品とか、例えば自分の制作した制作物なんかを、より濃いファンの人たちにお届けすることができるんじゃないかなと。
伊藤:なるほど、確かにそうですね。SNSだと、見てる人の目的って結構バラバラですもんね。商品を紹介してもらって嬉しい人もいれば、インフルエンサーさんとかが商品をPRとかすると、「何か買ってもらいたいがための発信なのか?」みたいに思ってしまう人もいるということですよね?
三田:そうなんですよ。いろんな方が見に来るのがSNSの良さだと思うんですね。なんですけど、逆に言うと、いろんな方に訴求してしまうんで、その方のコアなファンとか、その商品の情報を見たいなっていう人とかに向けて、LINEを挟ませるってことはできるかなと思います。
伊藤:なるほど。そもそも、結構役割は違う感じなんですね。
三田:そうですね。役割は例えば、「商品情報を知りたければLINE登録してください」っていう風に告知したうえでLINE登録してもらえれば、登録した方にはその商品の案内が来るとか、インフルエンサーさんの制作物があるとか、コンテンツが配信されてくるみたいなのが、心の準備ができてるんで。
伊藤:確かにそうですね!そうすれば、SNSでもLINEでもそれぞれの登録者さん・フォロワーさんが欲しい情報を得ることができるっていうことですね。
三田:Instagramで見たい人、LINEで見たい人みたいな感じで、見る場所が整頓されるっていうのもあると思いますね。あと、アルゴリズムって言うんですかね。たまにXだと、最近であれば、「連投してしたら評価を落とす」みたいなことがあったみたいですけど、それで伸ばしてきたのに、いきなりそういうアルゴリズムが変わっちゃって、今まで届いてた人に届かなくなっちゃったりとかもあるんで。でもLINEはね、アルゴリズムの変更はないですし、1回友達になってもらえれば、ちゃんと見てもらえる間は定期的に情報をお届けできる、ってなるのかなと思いますね。
伊藤:なるほど。アルゴリズムの変更って、そういうことなんですね。

◆悩み別に届ける——顧客との関係のつくり方

伊藤:三田さんが、著者の中川聖悟さん熱を受け取り、ここは何が何でも伝えなければ!と思って編集したポイントとかありますか?
三田:やっぱり、LINEに登録してもらうことで、企業さんのサービスを分かりやすく届けることができる、っていうのは大きいんじゃないかと思いますよね。例えばパーソナルジムの方がLINEを使ってるとするじゃないですか。どういう思いで施術しているのかとか伝えられるし、悩み毎に訴求も変えられると思うんですよね。筋トレが気になる人なのか、それともダイエットなのかでも、出す情報を変えることができますし。SNSって、どうしてもマスに向けて発信しなきゃいけないですけど、もっとターゲットを絞って発信することもできれば、商品を簡単にどんどん説明していくこともできるっていう。

伊藤:なるほど!
三田:自分もXで発信していて、本を出したい人に向けてとか、そういう方々の背中を押すような発信っていうのを心がけてるんですけど、本を出したい人の中でも、悩みが違うじゃないですか。出版社と繋がりたいっていう悩みもあれば、企画書が分からないっていう悩みもあったり、商業出版ってどんなものか知りたいみたいな、いろんな悩みがあって。それがLINEだと、「どの悩みで私のLINE登録してくれましたか?」みたいな感じでそれぞれ聞ける。お悩み別に訴求もできるじゃないですか。だけど、Xでそれずっとやるのって、ちょっと難しいじゃないですか。
伊藤:そうですね。知ってる人はその情報は読み飛ばしちゃうし、お悩み別にやってたら、キリもないですよね。
三田:本書に書いてある内容では、アンケートを取って、ユーザーの方の悩みを知るところから始めるっていうのは、ひとつの大きなポイントかなと思いますね。例えば、商業出版について知りたいのか、自費出版について知りたいのか、企業出版について知りたいのかアンケートを取るだけでも、じゃあ私は商業出版について知りたいですっていうお客さんには、商業出版ってこういうものですよっていう情報をお届けできますし。
伊藤:そうか。で、登録して時間が経って、お客さんも知っている内容が増えていったら、また次の心配事っていうのも変わってきますもんね。LINEだったら、ステップ配信とかで、次の段階のもの、またその次の段階のものと、情報を送ることができる、っていうことですね。
三田:そうです。例えば「商業出版について知りたいです」って言ったら、「商業出版っていうのは、企画をしっかり立てて、世の中に問うべきだっていう許可が出版社から出て、出版されるものですよ。」っていうところから、「企画書の作り方ってこうやってしますよね」とか、それを積み重ねてって...ということもできますし。出版社の中でセミナーをやるんであれば、お客さんとしては色々情報を知った上でセミナーを受けられるんで、満足度も上がりますよね。
伊藤:確かにそうですね。要らないものを勧められちゃう心配も、グッと減りますよね。ニーズがマッチした状態で売ったり紹介したりできるってことですもんね。
三田:中川さんはそういうことを「LINEの向こうに人がいるんだぜ!」「そういった方々と繋がろうよ!」みたいなのが、思想として流れてますよね。
伊藤:そうですね。読んでみた印象として感じたのは、タイトルと表紙からは「ビジネスツールとして活用しよう」という本だと思ったんですが、中身は「人間ありき」っていう感がすごい印象だったんですよね。どこを見ても人間ありき、「ユーザーファースト」で、とにかくお客さんありき、「使う『人』がいる」っていうのを前提に、何を進めるか、どうやっていくか、っていうのが。

◆LINEは魔法ではない——地道な努力と信頼が土台

伊藤:私、読んでいて「努力なしで簡単に成果が出せます」っていうものじゃないところが、すごく好きなんですよ。
三田:「LINEは自動販売機ではない」っていう表現!
伊藤:そこです!「友達登録してもらって、あとはもう定期的にこっちから情報さえ送れば、いくらでも売上げが上がりますよ」とか、そういう単純なことではないところが、ものすごく好きですね。ちょっと読んでもいいですか?

 LINEを導入する企業の多くが陥りがちな罠があります。それは、『導入したらすぐに劇的な成果が出るはず』という期待です。確かに、LINEは強力なマーケティングツールです。

 ただし、魔法ではありません。適切な運用と継続的な改善がなければ、その真価は発揮されません。

本書 第4章「3ヶ月で成果を出すためのLINE運用ロードマップ」より

伊藤:もう、この「ただし魔法ではありません」っていうのが、ものすごい好きで。はっきりきっぱり、明言してくださってるところが。
三田:そうなんですよ。さっきのアンケートの話でも、そのアンケートのネタって、どうして作ることができたの?って話じゃないですか。それは普段からお客さんと真剣味を持って接してないと、まず思いつかないんですよ。だから、SNSで言えばフロントの発信をしっかりやってるとか、お客さんと繋がろうとしてるとか、そういう地道な努力の先にお客さんの声って聞こえてくると思ってるので。だからやっぱり、普段の仕事をめちゃくちゃやってないと、LINEやっても伸びないって、そういうことなのかなと。
伊藤:こっちが一生懸命やるのが大前提で、そこにもお客様の声があって。で、それを拾いに行って、集めて、集めて。発信する企業の側も成長していって、それでお客様にまたお出しできるものがあって、そこにまたお客様のお声をいただいて...っていう。ずっとこう、相互作用じゃないですけど、お客様に会社も育てていただいて...っていう状況ですよね。すごく本質的な話ですね。
三田:はい。本にも書いてありますけど、LINEで売り付け、っていうのはNGなんですよね。そうじゃなくて、LINEでお客さんにしっかり価値を提供して、お客さんの困りごとを助けてあげて...っていうのを、ひたすら頑張ると。で、もうここまで関係値ができたから、「今度こういう交流イベント来ませんか?」みたいな、そういうイメージですよね、多分。もう、お互いなんか「会う前から友達」みたいな、そういう世界観を作っていきたいと思いますし、その手段としてLINEはめちゃくちゃいいんじゃないかな、って思います。
伊藤:あとは、本当にたくさんの企業さんの導入例とか実績とか、どういう成果が出たかっていうのも、すごく事細かに書かれているんですけど、これを自社に置き換えた時に、じゃあ何ができるかっていうのをよくよくイメージして、こういう成果をいつまでに出したい、っていうのをきちんと考えてやっていく、っていうのが重要なのかなと思って。
三田:そうですね。特にやっぱり、LINEの目的ですよね。例えばセミナーの集客のためにやるのか、それとも成約率を高めるためにやるのかによって、多分訴求の仕方とかタイミングとかも全部変わってくると思いますし。あと例えば、採用に活かすんだったら、人事のことを分かってる人がある程度やったほうがいいわけですよね。ただマーケティングが得意な人にお渡しするよりも、やっぱり採用に関わっていて、採用に熱い熱を持っている人が運用しないと成果って上がらないと思うし。商品の成約率だったら、やっぱり商品のことを一番知ってる方がやることで、実績って変わりそうだなと思うし。

◆つながり続けるために——フォローアップと、「届く本」のつくり方

三田:私自身もこの本づくりに当たって、いろんな会社さんのLINEアカウント登録させてもらったんですね。数的には、40ぐらいあるんですけど。まあ、私が顧客じゃないからっていうのもあるのかもしれないんですが、結構配信が止んでしまったケースが多くて。継続的に掘り起こしとかで連絡くれるところって、40アカウントのうち5個ぐらいしかないな、っていう。
伊藤:なるほど!
三田:例えば「前に登録してもらいましたけど、その後どうですか?こんなお悩みありませんか?」みたいなコメントとか、丁寧に連絡くれるところは、ほとんどなかったんで。やっぱりまだまだ伸びしろあるんじゃないかなって、ユーザーとして使ってみても思ったんですよね。
伊藤:そうですよね。登録する側も、割と気軽に登録できる分、自分が今すごくそれを求めてなかったら、放置しちゃいますもんね、きっと。そこをちょっと、忘れた頃に「どうですか?」って連絡来たら、「あ、そうだった。そういえば…!」っていうのもあるでしょうし。
三田:思い出す、みたいなのありますよね。私、整体とかこれで行きましたよ。「腰痛いって言って登録してきませんでしたっけ?」みたいなレスバックがあって。なんか3ヶ月ぐらい放置しちゃってたんですけど、「放置すると危ないっすよ」みたいな、なんかそういうのが来て行きましたね。全然、何回も連絡来ても、LINEそんなに鬱陶しいと思わないですし。やっぱり使い慣れてるメディアだけあって、親近感がそもそもあるから。
伊藤:そうですね。本当に必要なければブロックというか、解除とかもあるし、お互いに、無駄なやり取りじゃないですけど、しなくて済むというか。きちんと必要なやり取りが生じるような感じがしますね。
三田:うん、だと思いますよ。で、あとブロックもね、結構考え方が書いてあって、これ面白いなって思ったんですけど。
伊藤:うんうん。
三田:「ブロックされたからといって、それは悪いブロックではないかもしれないですよ」っていうのがあるんですよね。例えば、商業出版のアカウントをLINEでやったらって思ったんですけど、商業出版が実現した著者の人は、もう私のそのLINEアカウントで情報を受け取る必要ないんですよ。
伊藤:そうですね。
三田:そうなったらブロックしていいんですよね?っていう。だから、「ブロック率増えちゃった!」だけじゃなくて、なんかそういうところ見たら面白いと思いますし。
伊藤:本当、SNSで集客が伸びないっていう方もそうですし、LINE始めてみて、なんかピンと来てないなっていう方も、読むと本当に「なるほど」って思うポイントが、すごくいっぱいあると思いますね。図版もすごく多くて分かりやすいですし、文字を読み慣れてない方でも、シュッと情報が入ってきやすい作りになってるので、手に取りやすい本だな、と。
三田:あ、そう。ここは結構…文字を作るメディアの編集者のくせに、こういうこと言うのかって言ったらあれなんですけど(笑)。実務書の場合って、文章だけだと読んで理解するまでにちょっと時間かかると思うんですけど、理解して動けるイメージがあんまりないんですよね。読者さんそれで行動できるかな?って思った時に、なんか概念が図版でまとまってた方が、行動しやすいんじゃないかな?と思ったんですよ。

伊藤:うん。シュッと入って、見やすいですよ。
三田:例えば、「LINE登録したら、次こういうことやって、次こういうことやんなきゃいけないよね。」っていうのが、プロセスラインみたいなのでバーッてこう引かれてたりすると、それを文章で説明されるよりも、図版をパッと見て、「あ、次これやろう。次これやろう…」みたいにできるじゃないですか?その本を片手に持って。それが、なんとなく文章で並んでると、「明日でいいかな…?」っていう風になるじゃないですか。
伊藤:はい。
三田:自分が一番そう思って、なんか課題感を感じてたんですけど。
伊藤:まあ、文章の方が入ってきやすい方もいるでしょうし、先に図を見て、それを細かく文章で噛み砕きたいっていう方もいらっしゃるでしょうし。なんかこう、補完し合ってる感じがすごいします。
三田:そうですね。あと図版は、イメージに焼き付けやすいですよね。
伊藤:はい、はい!
三田:だから、文章で理解してもらって、図版で記憶に残してもらって、行動してもらうみたいな。そういう狙いを中川さんと決めましたね。
伊藤:うんうん、本当にそう思いました。多分それぞれ色々なお悩みがあって、本を手に取ってくださると思うんですけど。頭から順番に読んでいただいてももちろんいいですし、事例を見て、「うちはこの悩みに近いから、ここから読みたい」って読み始めて、また頭から「じゃあ、どういう風に構築していけばいいのかな?」っていうのをご覧いただいてもいいですし。お悩みに合った読み方がしやすい本になってるかなと思います。
三田:ありがとうございます!


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