見出し画像

極右カルト参政党(5)小名木善行

参政党の人が「シラス国」みたいなことを言い始めてびっくり。
今回はちょっとスピンオフみたいな話題です。

シラス国

『古事記』には、「統治する」という意味で「しらす」と「うしはく」という二つの古語が使われており、その違いについて本居宣長が『古事記伝』で考察したのが、ことの始まりです。
その後、明治憲法を起草した井上こわしという官僚が「天皇の統治に使われる”しらす”は特別な意味を持つ」と恣意的に解釈し、宗教的なシラス・ウシハク論が生まれました。
明治憲法の草案には「日本帝国ハ万世一系ノ天皇ノシラ所ナリ」と「しらす」が用いられましたが、実際の憲法に古語は使われませんので、「日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」と修正されました。
(ただし、僕が少年時代に暗記した「軍人勅諭」では「天下あめのしたしろしめし給ひしより二千五百有餘年を經ぬ」のように使われています。)

更に時代が下り、昭和に入って「国体論争」が起きると、この「しらす」論がナショナリズムの高揚に利用され、カルト的な日本の超国家主義を支えたのです。
幼稚なカルト団体である参政党の憲法案では、「大日本帝国っぽい感じ」を装うために、この「しらす」が登場しています。

第一章 天皇 (天皇)
第一条 日本は、天皇のしらす君民一体の国家である。

参政党のトンデモ改憲案より

明治憲法よりも後退しているアホみたいな「憲法案」で、憲法学者の木村草太さんから「憲法案というより怪文書」と評されるのも納得です。

参政党のあれはちょっと怪文書みたいなものでして。あれを憲法とか憲法改正案だと思ってる人はあんまりいないと思いますね。右だの左だの改憲だの護憲だのという以前の文章という感じですね。

木村草太さん

参政党イベント常連のトンデモおじさん

この「シラス」「ウシハク」を最近になって持ち出していたのは、皇国史観トンデモおじさんの小名木善行(ねずさん)という人です。参政党ができる前から、神谷宗幣のYouTubeチャンネルにも頻繁に登場しており、2019年にはこんな動画も公開されています。

神谷宗幣「CGS ねずさん 古事記のセカイ」2019年6月7日

小名木さんは参政党の「アドバイザー」として結党にも参加しているほか、現在も盛んに参政党のイベントに出演しています。

参政党アドバイザー
あちこちで参政党の講演会に出演して荒稼ぎしています

最近よく目にする「縄文人」に関するトンデモの多くは、この小名木さんが触れ回っているもののようです。
日本人をトンデモで脳内汚染するカルトおじさんです。

トンデモおじさん

たぶん参政党員や支持者で、小名木善行の名前を聞いたことがない人は、いないんじゃないでしょうか。でも、この人は「歴史学者」でも「宗教家」でもなく、高校を卒業してサラリーマンをしていただけの人です。どうしてこうなったのか。

ちょっと怪しいビジネスをしてた

昔の小名木さんが出ている貴重な動画があります。
小名木さんは本名を小名木伸太郎といいますが、「大和だいわ食研」という会社を起こし、ブランド名「ストレート・ワン」を名乗って宣伝していたようです。2008年の動画みたいです。

飴の話をするのに「神武天皇が戦勝を祈願して飴を奉納」みたいなことを言い出して、この時代からアレな人だったようです。

地元広島のローカル局やインターネット放送でCM番組も流したようですが、これは2004年の動画。

動画を見ると、何人かの社員を雇っている様子(本当かどうかはわからないけど)も映っていますが、ただ飴を売り出しただけの会社で、そんな簡単に人が雇えるかな?という気もします
そして、気になる証言があります。

計画倒産でかなりの被害者が(2015年4月4日)

「社員を雇ってバリバリ売れているベンチャー企業」だという宣伝をして、出資金を騙し取るという手口は、真偽は分かりませんが、あり得そうには思います。

ねずさんはマルチ商法を展開していた

調べてみたら、この「ストレート・ワン」はマルチ商法を展開していたのでした。

2003年のアーカイブ
代表者:小名木伸太郎

別バージョンのサイトもアーカイブに残っていました。

別バージョンの「ストレート・ワン」(2003年のアーカイブ)

ここまで見た結果で言うと、小名木さんはリストラに遭った後、高価な飴などを売るマルチ商法をやっていて、最終的に出資詐欺の形で会社を売り飛ばしたのではないかと思います。

その後も小名木さんは怪しいビジネスを続け、ネトウヨ向けの「日心会」という会員制サービスを展開していたようですが、ここでも「騙された!」と小名木さんを糾弾する元会員の声が上がっています。
元会員のネトウヨさんは、自分たちが騙された後になって、小名木さんがマルチ商法の人だったことに気づいてしまったようです。

怪しい商売が大きくなったのが参政党

参政党のことを「マルチ商法っぽい」とか言う人もいますが、もともとそういうビジネスを基盤に、ペテン師たちが寄り集まってできたのが「参政党」というカルト政治集団です。

参政党が行っていた「党員紹介でランクアップ」制度

神谷宗幣の「イシキカイカク株式会社」でも、全力で✕✕✕✕な商売を展開しています。

こういう連中にまともな政治ができると思う人がいるのでしょうか?
有権者や国民の金を集めて、私腹を肥やすだけの集団だと思うのが、普通ではないでしょうか。

バクチャーやマコモといった
体内の微生物を活性化する食品

おまけ

ヘイトスピーチを繰り返してきた小坪しんやもこのとおり(2014年)
小坪によるヘイトスピーチやスラップ訴訟は悪質

(まだつづく・・・)



いいなと思ったら応援しよう!

ブースカちゃん よろしければご支援をいただけると助かります。