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#297: 僕は本当は「かわいげ」のあるリーダーになりたい。

正直に白状します。
僕は、「かわいげ」のあるリーダーに憧れています。

完璧な戦略を立て、論理的に指示を出し、先頭に立って引っ張るリーダー。 僕は今まで、それが「正解」だと思ってやってきました。 ナメられたら終わりだと思って、うらでこっそり知識と理論で武装して。

でも、ふと周りを見渡すと、いるんです。
どこか抜けていて、弱音も吐く。
「これわかんないから教えて」と平気で言えるリーダーが。

そして不思議なことに、そういう人の周りには、ものすごく優秀な人たちが集まっています。

「社長は俺たちがいないとダメだから」
「しょうがないな、私がやっておきますよ」
そうやって、周りが嬉々として彼を守り、支えている。

僕は、その光景をいつも、少しの嫉妬と、大きな憧れを持って見ています。

「優秀さ」は、人を遠ざける?

なぜ、彼らはあんなに愛され、助けてもらえるのか。
自分なりに考えて、一つの仮説にたどり着きました。

それは、「隙(すき)」があるからです。

僕はこれまで、「隙を見せること」はリーダーの恥だと思っていました。
でも、逆なんです。

リーダーが100点満点で、全部自分でできてしまったら、部下の出番がありません。優秀な部下ほど、「自分の力が発揮できる場所」を求めています。

僕が必死に埋めようとしていた「欠点」や「弱さ」こそが、実は部下が活躍するための「余白(スペース)」だったのです。

「助けて」と言える強さ

「かわいげ」の正体。

それは ──
「一人じゃ何もできないことを、素直に認める力」なのかもしれません。

鎧を着込んで「俺についてこい」と言うよりも、
鎧を脱いで「ここが弱いから、背中を守ってほしい」と言えること。

それができると、
周りは「自分がいないと!」という使命感を持ちます。

結果として、最強のチームが出来上がる。

頭ではわかっています。

でも、長年染み付いた「ちゃんとしなきゃ」という癖は、なかなか抜けません。 「やり方がわからない」というのが本音です。

でも、まずは一つだけ。
強がるのをやめて、小さな一歩として、このnoteで書いてみました。

「本当は、そういうリーダーになりたい」と。

もし、僕がこれから少しずつ、カッコ悪いところや情けないところを見せ始めたら。

「ああ、かわいげの練習をしてるんだな」と笑って見ていてください。 そして、よかったら助けてやってください。

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