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#66:ロジックツリー超入門 ── 問題がごちゃついたら、“線で考える”だけで整理できる

「考えがまとまらない…」そんな時、あなたはどうしていますか?
今回のnoteは、「ロジックツリー」というシンプルな技術を使って、頭の中の“もやもや”を整理する方法について書きました。
ロジカルシンキングが苦手な方こそ、一度試してみてほしい“線で考える”という思考の道具の話です。

何かを考えようとして、頭の中がごちゃついて、結局何も進まなかった。
そんな経験、ありませんか?

僕も仕事柄、常に「何が問題なんだっけ?」と自分に問いかける場面が多いのですが、
気持ちばかりが先走って、思考が整理できないことがよくあります。

そんな時に役に立つのが、「ロジックツリー」という手法です。
名前だけ聞くとなんだか小難しく感じますが、要は“分解して図にする”というだけの話です。

なんのことはない、誰でもみたことがあるこんなやつです。

ロジックツリー

このブロックに文字を入れて頭の整理をしていきます。

書籍や参考書にはたくさんの解説があるこの手法。
ちゃんと学んだ方には怒られちゃいそうですが、このツールを初学者が使えるために、“ちょうど良い”かなりシンプルな使い方を今回は紹介します。

完璧じゃなくていい。
でも、ちょっと整えてみるだけで、問題の輪郭がくっきりと見えてきます。

もしあなたがーー
✅ うまく考えがまとまらずに悩んでいる
✅ 問題の全体像が見えずにモヤモヤしている
✅ ロジカルに考えることに少し苦手意識がある
という場合、この記事はきっと何かヒントになるはずです。

逆にーー
❎ フレームワークを網羅的に学びたい
❎ 戦略コンサル的な精度で構造を組みたい
❎ 教科書的な解説を期待している
という方には、やや肩透かしかもしれません。


1. ロジックツリーは“描く”思考法

ロジックツリーという言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。
ただ、知っているけど使っていない、という人が多いのではないでしょうか。

僕にとってロジックツリーは、“考える”というより、“描く”ものです。
頭の中にあるモヤモヤを、ブロックのように分けて、線でつないでみる。
すると、なんとなく悩んでいたことが、「あ、これか」と見えてくる瞬間があります。

難しい言葉や図解ツールは必要ありません。
紙とペンでも、PowerPointのSmartArtでも、思考整理アプリでも、なんでもいいんです。

自分の頭の中を可視化する、ただそれだけで、解像度がぐっと上がります。

ロジックツリーで要素を分解していくイメージはこんな感じです。

右にいくほど要素が分解されていくようにツリーをつくっていきます。


2. “MECE”って、実は便利な考え方

ロジックツリーを使う上で、ひとつだけ覚えておくと便利な言葉があります。
それが MECE(ミーシー)

これは「Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive」の略で、
簡単に言えば、「漏れなく、ダブりなく」ということ。

図で説明していきます。

たとえば、”方向”という要素から考えた場合、”上”と”下”で分解できます。
同じように、“上”という要素を分解すると、“右上”と“左上”というように分解できます。「漏れなく、ダブりなく」分けられています。
これがMECEです。

赤色のブロック、青色のブロック、緑色のブロックは、上位階層の要素をきっちりMECEで分解できているのがわかるかと思います。

このルールを意識するだけで、ツリーが見やすく、意味のあるものになります。


3. ロジックツリーは、問題の輪郭をくっきりさせる

問題が複雑で絡まっている時ほど、ロジックツリーの出番です。

「何が問題なんだろう?」という漠然とした悩みも、ツリーにしてみると、「この部分の認識が甘かったな」と気づくことがあります。

僕自身、仕事やプロジェクトの初期段階ではほぼ必ずこの図を描いています。
最初から正解を見つけにいくより、まずは“問いの形”をはっきりさせる。
それだけで、その後の議論や判断が圧倒的に楽になります。

ちなみに、「ロジックツリー」という言葉がよく使われますが、問題の構造を把握するために使うときは「イシューツリー」と呼ばれることもあります。


4. まずは一度、描いてみることから

今回のnoteでいちばん伝えたいのは、「一度描いてみてください」ということ。
なんでもいいんです。
例えば、今あなたが悩んでいる仕事のこと、家族のこと、将来のこと。
今抱えている問題を一番左の要素に書いてみて、後はMECEで分解してみる。

頭の中でこねくり回すのをやめて、線を引いて、要素を分けてみる。
自分の中の“思考の流れ”が見えると、不思議と心も整理されていきます。

考えることに疲れている人ほど、描いてみてほしい。
ロジックツリーは、考えることをサポートしてくれる“地図”のような存在なんです。


まとめ

難しく考えすぎないでほしいんです。
ロジックツリーという技術は、決してビジネスのプロだけが使うものではありません。
むしろ、自分の思考を整える“道具”として、誰にでも使えるものだと思っています。

ぜひ、一度描いてみてください。
思いがけず、問題の正体が浮かび上がってくるかもしれません。

問題の正体を浮き彫りにさせたら、今度は「イシューツリー」的な使い方で解決を図っていきます。

それについても今後のnoteで書いていこうと思っていますので、ぜひ、フォローして通知オンしておいていただけるとうれしいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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