#265: 「新規事業」という言葉に、身構えるのはやめにした。 ── 社員が減っても事業が増え続ける、僕たちの「等身大」のスモールスタート論
ホームランはいらない。バットを短く持って、目の前のボールをコツンと当てる。それだけで、ビジネスは生まれると僕たちは思っている。
こんにちは、nobuです。 富山県の平均年齢56歳というアナログなガソリンスタンド企業で、現場発のDX革命を起こしています。 また、Boost X project(https://yagiya.co.jp/boost/)を通じて、地域企業の活性化にも取り組んでいます。
時々、「どうやってそんなに次々と新規事業を立ち上げているんですか?」と聞かれることがあります。きっと、すごい人数でプロジェクトチームを組んでいると思われているのかもしれません。
でも、実は逆なんです。ここ数年で、むしろ社員の数は減りました。
つまり、「人は減った。でも、事業は増えた」 これが僕たちの偽らざる現状です。
実際、なにかしらの育成施策やスキルアップ研修などは一切やりません。
しかしながら、僕たちのカウント方法では、昨年度の1年間だけで「10個」の新規事業を立ち上げています。
もちろん、この「数」でなにか言いたい訳ではありません。数が多ければ偉いという話でもないです。 ただ、「お客さまのことを必死で考えていれば、自然とやるべきこと(= 新しい事業)は増えるはずだ」と僕は思っています。
なぜ、人が減っても手数を増やせるのか? それは僕たちが、「新規事業」という言葉をこれっぽっちも特別視していないからです。
今回のnoteを読むと、
✅ 「リソースがないからできない」という言い訳がなくなる思考法
✅ 大企業の担当者に怒られそうな、僕流の「超・スモールスタート」術
✅ 個人事業主にも通じる、身構えずに成果を出すマインド をお伝えできると思います。
1. 「今の自分にできること」の範疇を、少しだけ超えてみる
「新規事業」という言葉には、どこかネガティブな魔力があります。 社運をかけた一大プロジェクト、綿密な市場調査、分厚い事業計画書……。 そんなイメージを持ってしまうと、多くの人は「今のリソース(能力)じゃ無理だ」と足が止まります。
でも、僕たちのガソリンスタンドで起きていることは、もっとシンプルで、泥臭いものです。
目の前にお客さまがいて、何か困っている。その課題を解決しようとした時、今の自分たちのサービスや技術では足りないことがある。
普通ならそこで「うちの専門外ですね」と断るかもしれません。 でも、僕たちは違います。
「お客さまのために、今の自分たちに『できていないこと』の範疇を、少しだけ超えてみる」
勉強して新しいツールを使ってみたり、異業種の仲間と連携してみたり。 お客さまの笑顔を見るために、ほんの少し背伸びをして、壁を越える。 その「越境」の結果が、後から振り返ると「新規事業」という名前がついているだけなのです。
だから僕たちは、最初からビジネスを作ろうと身構えているわけではありません。 ただ、お客さまのために必死で動いているだけなのです。
2. 企業の担当者さんには怒られそうだが、計画書より「手」を動かす
こんなことを言うと、きちんとした企業の新規事業担当の方々には怒られるかもしれませんが、僕は「準備」に時間をかけません。
僕たちのスタンスは、徹底的な「スモールスタート」です。 いや、もっと小さい「マイクロスタート」と言ってもいいかもしれません。
例えば、AI活用の研修事業も、「完璧なカリキュラム」を作ってから募集したわけではありません。「まずは社内で勉強会をやってみよう」「面白そうだから、近所の人も呼んでみる?」 その延長線上で、気づけば事業になっていました。
失敗したらどうするのか? 小さく始めているので、失敗しても傷は浅い。むしろ、「あ、このやり方は需要がないんだな」という貴重なデータが取れたと喜びます。
身構えず、目の前のお客さまのために手を動かす。 これを繰り返していたら、結果として「10個」という数になっていただけなのです。 これが、社員数が減っても事業が生まれ続ける理由のすべてです。
3. 「できない理由」を探すより、「できるまでやる」楽しさを
この考え方は、リソースが限られている中小企業はもちろん、「個人事業主」の方にこそ役立つと思っています。
個人で活動していると、「人がいない」「金がない」「時間がない」という壁に必ずぶつかります。でも、それを理由に「自分の枠」の中に閉じこもっていては、何も変わりません。
僕たちも同じです。人が減ったなら、減ったなりの戦い方をするだけです。 AIを使えばいいし、協力者や専門家と連携すればいい。
大切なのは、「今の自分ができること」に固執しないこと。お客さまのために必要なら、できないことにも手を出して、できるようになればいい。
そうやって「自分サイズのビジネス」を積み重ねていけば、気づいた時には誰も追いつけない場所まで行けます。ホームランなんて狙わなくていい。バントで確実に塁に出る積み重ねが、最強の生存戦略だと思っています。
まとめ
「新規事業」という言葉に、そこまで身構える必要はないのかもしれません。
それはただの「新しい親切」であり、「新しい工夫」の延長にあるものだと、僕は捉えています。そう考えると、肩の力が抜けて、今日できる小さな一歩が見えてくる気がしませんか?
バットを短く持ち、コツンと当てる。僕たちはこれからも、そんな等身大のヒットを積み重ねていこうと思います。
最後に:僕たちと一緒に「バント」を打ちませんか?
過去のnoteでも書きましたが、僕たちは今、一緒に働く仲間を募集しています。
▼ 採用に関する想いはこちら
#260: 結局、一番優秀なのは「みんなに好かれる人」だ。 https://note.com/booster_nobu/n/n7f84f8f6b510
#262: なぜ、AI活用の第一弾が「求人動画」だったのか。 https://note.com/booster_nobu/n/nb6ee6ed5b866
僕の会社では、こんなふうに肩の力を抜いて、でも泥臭く、次々と新しいことにチャレンジしています。 「ガソリンスタンド×〇〇」で、あなたの手持ちのカードを活かしてみませんか?
大それた計画書はいりません。「こんなことやってみたい」という小さなアイデアを持って、ぜひ会いに来てください。僕たちがその火種をboostします。個人事業主の方のパートナーシップも大歓迎です。
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チームみんなで小さく始めて、時間をかけて形にした成果や、日々の発信をぜひ見てください。
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