#142: ガソリンスタンド経営者の僕が、畑違いの「アップサイクル」事業に本気でコミットする理由
庭の厄介者として雑草を抜いている人がいる。そのすぐ隣で、同じ植物をハーブとして摘み、食卓で楽しんでいる人がいる。
この光景を見て、あなたは何を感じますか? 「無駄だなぁ」でしょうか。それとも、視点を変えれば価値が変わる、世界の縮図のようだと感じるでしょうか。
私たちの周りには、こうした「不均衡」が溢れています。 大量のモノを捨てている人がいる、その一方で、同じようなモノを切実に探し、買っている人がいる。
このアンバランスさに、ビジネスの可能性と、地域社会への貢献のヒントが隠されているとしたら…?
今回は、僕がCSO(最高戦略責任者)であり、グループ経営戦略統合ディレクターとして参画している「ROKA STYLE」という会社の挑戦について、お話しさせてください。
今回のnoteを読むと、
✅ 一見、無駄に見える「不均衡」にビジネスチャンスを見出す視点
✅ モノが循環するだけではない、新しいリサイクルショップの形
✅ なぜ僕がこのプロジェクトに情熱を注ぐのか、
その理由 が、見えると思います。
ROKA STYLE について
店舗情報
住所:富山県高岡市立野3065
電話番号:0766-50-8132
Google MAP: https://maps.app.goo.gl/7pESGnBhgFcjwezF6
Instagram▶︎ https://www.instagram.com/rokastyle_japan/
X▶︎ https://x.com/rokastyle5555
ECサイト▶︎ https://rokastyle.official.ec/
1. ガソリンスタンド経営者の僕が、なぜこのビジネスに「運命」を感じたのか
「なぜガソリンスタンド経営者のあなたが?」と不思議に思われるかもしれません。僕が代表を務める会社では、「SS(サービスステーション)を地域経済活性化のインターフェースにする」という思想を掲げています。
単にエネルギーを供給するだけでなく、人、モノ、情報、ビジネスが集まり、新たな価値が生まれる地域のハブになる。これが僕の考える次世代のガソリンスタンドの姿で、これをBoost X projectという取り組みを通して実現中です。
そんな取り組みを続けているときに出会った「ROKA STYLE」がめざす姿は「社会の雑味を濾過するハブ」という風に感じ、僕のこの思想と一致するように思えました。
扱う対象がエネルギーか、モノかの違いはあれど、地域に貢献し、新たな循環を生み出すという目的は同じ。だからこそ僕は、この美しい哲学を持つ会社のCSOとして、その戦略を描き、具現化する主体者として情熱を注きはじめました。
これは僕にとって、畑違いの挑戦ではなく、描く未来を実現するための、運命的な出会いでした。
2. すべては「もったいない」から。社名に『濾過』という言葉を託した理由
僕はこの「ROKA=濾過」という考え方が、とても綺麗だと思っています。世の中には、人、モノ、お金、そして社会そのものに、たくさんの「雑味」が存在します。
情報が行き渡らないことによる機会の損失。価値があるのに、見過ごされているモノたち。想いはあるのに、それを形にする術がない人々。
ROKA STYLEは、こうした様々な雑味を取り除き、物事の本質的な価値を浮かび上がらせたい。そんな想いから生まれています。その母体は、富山で地域に根ざしたリサイクル事業を行う荒木商会。
(荒木商会については、また別でnoteしようと思います)
「片付け名人、あら~き商会♪」のCMで地元の方なら聞いたことがあるかもしれません、その会社です。
彼らの片付け名人の日々の活動の中から生まれた「もったいない」という切実な想いを、単なるモノの循環ではなく、社会のあらゆる不均衡を整え、濾過していくという思想をスピンオフさせ事業へと昇華させました。この哲学が、すべての活動の根底に流れています。
3. 捨てられるモノに呼吸を吹き込む。僕たちのイデオロギー
僕たちの思想を形にするための、最初の入口。それが「モノ」です。一方では、まだ使えるのに不要だと判断され、溢れるほどのモノが捨てられていく。もう一方では、それを必要とし、欲しいと願う人がいる。この巨大な不均衡を、僕たちは整えたい。
その価値創造の核となるのが、デザインの力です。例えば、役目を終えた古い婚礼ダンスが、職人の手で美しいネイビーに塗装され、カフェのおしゃれな陳列棚として新たな物語を歩み始める。僕たちの店舗が「ぱっとみおしゃれなショップ」に見えるとしたら、それはデザインという魔法によって、モノの価値を再定義し、新たな使い手へと繋ぐ「翻訳」作業を丁寧に行っているからです。「不要」だったモノが、少しのアイデアと手間で、誰かの「必要」なモノへと生まれ変わる。その感動的な瞬間を、僕たちはデザインしているのです。
この魔法が生まれる現場に、ぜひ一度足を運んでみてください。
4. めざすは「地域のインフラ」。大学や行政を巻き込み、社会の不均衡を整える壮大な実験
この「不均衡を整える」という考え方を、単なる一企業のビジネスモデルで終わらせるつもりはありません。僕たちは、これを広く「社会実装」することをめざしています。
そのために今、大学と連携したアカデミックなアプローチや、自治体との連携を強化し始めています。ありがたいことに、この思想に共感してくださる大学関係者や地域復興に携わる事業者さんからのお問い合わせも、日に日に増えてきました。
モノを介した人の繋がりを創り出し、新たな価値創造のきっかけを生む。そしていずれは、地域にとってなくてはならない「インフラ」のような存在になる。
この記事を読んでくださっているあなたも、この壮大な実験の目撃者であり、未来を共創する仲間です。僕たちは本気でそんな未来を描いています。
まとめ
小さな「不均衡」。 もしかしたら、あなたのすぐそばにも、そんな「雑味」が転がっているかもしれません。 あなたの周りの「不均衡」は、何ですか?
僕たちの挑戦は、まだ始まったばかりです。 もし少しでも共感していただけたら、ROKA STYLEの活動を覗いてみてください。そして、この記事を読んで何か感じることがあれば、ぜひコメントで教えてください。
あなたのその小さな一歩が、世界の不均衡を整える大きな力になるかもしれないのですから。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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