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#961 漫画論73|HEAT-灼熱-

新年1発目の漫画論は大好きな「HEAT-灼熱-」から紹介したいと思います。
原作:武論尊先生、作画:池上遼一先生というゴールデンコンビの超・名作ですね。
※ サンクチュアリは史村翔名義ですが、史村翔=武論尊です


HEAT-灼熱-とは?

舞台は新宿・歌舞伎町。
主人公の唐さんこと唐沢辰巳は歌舞伎町に来て速攻ホストクラブを乗っ取ってオーナーになり、女性客をボッたくって借金苦にして売春宿に売るという悪どい事を平然と行う半グレ集団で、日本最大の広域暴力団の山王会と戦ったり、広東・韓国・マレーシアのマフィア、国家権力である警察、悪ガキ、最終的にはアメリカと戦ったりするんですが・・・
気付いたら「正義の半グレ」みたいなポジションにいたりします笑

とにかく唐さんが最高に理不尽な行動したり、登場人物の権力を争う謀略、更には裏切りなどが相次ぎ、マジで展開が読めない所が魅力だったりしますね。

高校2年位の時、悪い先輩の家に1~3巻があり、そこで読んで「これはエグイけど面白いな・・・」と思い、大学に入って気が向いて全部集めて家に置いていたんですが、友達がハマる、ハマる笑
僕らは10人ぐらいでいつもつるんでいたんですが、「唐さんはあいつで、伊丹はあいつで・・・」みたいな感じで配役を決めて盛り上がってました笑
僕は栗木署長という絶妙なラインだった記憶があります笑


HEAT-灼熱-の名言

とにかくこのHEATは、登場人物の台詞を使いたくなるんです。
当時の僕らは狂ったように唐さんのリリックを真似て、マジで色々なシーンで使ってました笑


1. 今は自分自身しか見てねェよ!

これは伊丹金融の社長の伊丹が「俺は"銭"を見て生きてるけど、お前は何を見てるんだ?」と唐さんに聞くんですけど、唐さんが「今は、自分自身てめェしか見てねェよ!」と言ったのが凄い好きでしたし、もっと言うとその後の伊丹が眼鏡に手をかけて「・・・・・自分自身てめェを・・・」というセリフも好きだったりします笑

HEATはこんな感じでルビの使い方が凄く良いんですね。
金持ちと書いて金持ちハゲと読ませたりするのも良いですが、一番好きなのは陰茎と書いて陰茎オトコと読ませるのですね笑


2. 気に喰わねェ奴は殴る!

そして唐さんの代名詞でもあるのがこのセリフですね。
読者は色々と友達、先輩、上司、取引先、妻 etc…などに対して我慢しているんですが、唐さんは「そんなの関係ねェ!」と言わんばかりに、気に喰わねェ奴は殴るというスタンス!そこに痺れるぅ!憧れるぅ!
とにかく多くの読者が、唐さんに憧れたものでしたね。


3. 人間、200年は生きられないんスよ…

これも深いですね。
どれだけ我慢しても、出世して成功しても、人間が使える時間は有限なんですね。なので、やりたいことをやろうという唐さんからの熱いメッセージだったりします。

***

そんな感じで、他にも明言はあるんですが、ちょっと下記でも触れたいので一旦この3つの紹介とさせていただきましょう。


HEAT-灼熱-実写版

そんなHEATは漫画としても熱いんですが、実写版も熱いんです。
実写の映画自体は実はそんな見ていないんですが、熱いのは映画の主題歌やサントラがTHA BLUE HERBなんですね。

僕らは大学時代、HEATも好きでしたが、ブルーハーブも大好きだったので、このコラボにはマジで上がりました。

そして、その主題歌のMY HEATがクソカッコいいんです。
またゆっくり紹介しますが、この曲と映画のダイジェストシーンを紹介するPVがマジでカッコいい。是非チェックして見てください。



HEAT-灼熱-の好きな登場人物BEST10

10位 ハン先生

ハン先生は韓国マフィアの首領なんですけど、もう引退して実験は息子の同じくハンが握っているんです。
そんなハンは一時期仲間を裏切ったりするんですが、最終的には許されてフェードアウトするんですが、その父親のハン先生は壮絶なラストを飾るんです。

すったもんだあって5年間刑務所に入って日和ってしまった唐沢に対して喝を入れようと自身にガソリンを巻いて・・・

「人間は虫にあらず!!」のコメントを残し・・・


焼身自殺するというトンデモ展開に不謹慎ながら爆笑したものでした笑


9位 林

そして台湾マフィアを牛耳るのがリンです。
一見花山薫に見えなくもないのですが、このリンは作中で裏切る、裏切る笑
他にも石倉ソロコフという裏切りマン達がいるんですが、この林をセレクトしてみました。
皮肉にも同じ位裏切った石倉に撃たれて死んでしまいます笑


8位 城島

城島は東京副知事なんですけど、なかなかナイスなキャラクターです。
そしてこの「オレはまだヘコんじゃいねェ!!」も本当に笑いましたね笑
この舎弟の和久田が普通のテンションで「・・・城島さん・・・」と言っているのもおかしいんですけどね笑


7位 海崎

序盤のラスボス的存在ですね。
この漫画は「ワルだけど根はいい奴」が結構多いんですが、こいつは本当に性根が腐っているクソヤローでした。
そして殺されるべく、モブキャラに頭をぶち抜かれて死にますが、マジで因果応報というかなんというか・・・
とにかくなかなかのクソヤローでした。


8位 八木沢涼

第2部でかき乱すだけかき乱したトラブルメーカーですね。
上記の画像とか一見可哀想に見えるんですが、マジで自業自得だったりなんです。
過去の凄惨なトラウマは分かるのですが、こいつがいなければ歌舞伎町は平和でしたし、平泉やキムや羅が死ぬことは無かったので・・・


5位 キム

キムは唐さんの右腕的な存在の在日朝鮮人で、とにかくカッコいいです。
第1話でボッタクリホストクラブで、お金を払えない主婦を犯してビデオで撮影する極悪非道な存在なんですが、何故かそれ以降はわりかし正義のポジションになるんですが・・・
恐らく今のXとかの世論だと、フェミたちにボコボコにされるでしょう笑


4位 村雨

村雨は「サンクチュアリ」の伊吹を彷彿とさせる山王ののちのTOPです。
唐さんのライバル的存在でとにかく終始いい感じのポジションのイケてるヤクザなんですが、最後あっさりよく分からない死に方をしてしまうのが哀しかったですね・・・


3位 伊丹

伊丹も僕らの周りでは大分人気がありました。
サンクチュアリのブルーワールド青木を彷彿させる金貸しなんですが、ペンションで泣きながらサンドイッチ食べてるシーンとか、俺は唐沢の女だ・・・と泣くシーンとか見せ場は多いのですが、一番笑ったのは唐さんが刑務所服役後、久しぶりの再会で強面で登場して開口一番「ね!」と唐さんを一蹴したシーンですね笑


2位 藤巻

藤巻もみんな大好きでしたね。
「角刈り」「巨漢」「関西弁」「刺青」というヤクザテイストてんこ盛りなフォルムに加えて、「足し算」しかできないという形で舐められまくっているスタンスや、クソ生意気なコギャルにSEXをバカにされるにも関わらず、パツキン女性をヒーヒー言わせたり、癌と言っておきながらケロっとしたり、そして何より組員を家族と思ってメチャクチャ手厚いケアをする辺りが愛された所以でした。
理想の上司、と言っても過言ではないかもしれませんね。


1位 唐さん

そしてみんな大好き唐さんです。
たまに「何考えてるんだ、アンタわ!」ろくでなしBLUES口調で突っ込みたくなるような奇行を行ったりもしながら、常識やルールにとらわれないそのスタンスはカッコよかったですね。
THE 主人公と言う感じです。


まとめ

そんな感じでメチャクチャ面白いので、是非読むのをオススメします。
「義のなき信念は無に等しい!」という言葉を皆さん学ぶと思いますので…

そんな感じで池上作品は一旦離れて、次回は違う漫画を紹介しましょう!

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