#1194 アルバム論92|Chicken Zombies / thee michelle gun elephant(1997)
本日も引き続きミッシェルを紹介していきます!
本日は3rdアルバムにして、最高傑作との呼び声も高いChicken Zombies(チキン・ゾンビーズ)を紹介します!押忍!
Chicken Zombiesとは?

リリースは1997年11月1日と、前作high Timesからジャスト1年後にリリースされたアルバムです。
まずアルバム名がカッコいいんですけど、何となくで深い意味は無いみたいです。
「カルチャー」「ゲット・アップ・ルーシー」「バードメン」というシングル3曲を含むアルバムでオリコン初登場5位と、もう完全にミッシェルが見つかってしまった、そんな作品ですね。
僕は高校時代に友人からこのアルバムを借りて、当時流行っていたCD-Rでコピーしたものが今も家にあります。懐かしいですねこの文化!
とにかく名曲が多く、ライブで演奏されたり、後のベストに収録されたりが一番多いアルバムでは無いでしょうか?
僕もかなり好きなアルバムですね。
Chicken Zombies 魂の全曲解説
1. ロシアン・ハスキー(Russian Huskey)
いきなり攻撃力抜群、最高にカッコいい曲で始まります。
これまでのアルバムの1曲目に収録されていた「トカゲ」「Brand new Stone」はそこまでパンクな曲では無かったのですが、このロシアン・ハスキーはなかなかハードな曲で、このアルバムの勢いを象徴する1曲目と言えるでしょう。
イントロのリフからカッコいいんですけど、相変わらず変態なアベのカッティング、そしてシンプルなAメロ、そしてみんなでシンガロングする「Oh Yeah!Oh Yeah!Oh Yeah!」とか最高にクールです。
ライブで聞きたい曲ですね。
2. ハイ!チャイナ!(Hi!China!)
そしてこの曲も初めて聞いた時はなかなか衝撃でした。
いきなり激しいドラム&ギター&ベースで始まり、そして超印象的で踊れるイントロ。これがいいんです。
そんな感じで今すぐにでも踊りだせそうな終わり、始まるサビが凄い。
吐きたいね 吐いちゃいな
吐きたいね 吐いちゃいな
吐きたいね 吐いちゃいな
吐きたいね 吐いちゃいな
まさか、タイトルの「Hi!Chana!」がハイ!チャイナ!であり、これで「吐いちゃいな」と読ませるのはメチャクチャ秀逸ですね。
これは角度を変えたら中国人に怒られるかと思いますが、まぁ何か言われてもチバとかは全く意にも介さないでしょうね笑
3. マングース(mongoose)
とにかくこの曲はアベワールドですね。
イントロのギターが相変わらず変態でカッコいいんですけど、プラスで入ってくるチバのギターも良い感じで、とにかくイントロが良い感じでカッコいい。
そしてそのままAメロに突入するんですが、この辺のアベの音も引き続きカッコいいですね。
歌詞は相変わらず難解ですが、とにかくマングースの夢について歌っている曲です。
4. ゲット・アップ・ルーシー (get up lucy)
以前にもBEST10で紹介しましたが、とにかく最高にカッコいい曲です。
シングルでは一番好きかも知れません。
まずタイトルがカッコいいですよね。
チバによるとルーシーという言葉を使いたかっただけで深い意味は無いようですね。
もう最初から最後までカッコいいんです。
ドラムの入り、シンプルで楽しいイントロ、アベのみになる所、そしてその後のブリブリしたベース、そして始まる曲ですね。
ねぇルーシー 聞かせてよ
そこの世界の音
黙り込む 黙り込む
ゲット・アップ・ルーシー
ここの「ゲット・アップ・ルーシー」の追っかけのコーラスとか本当にカッコいいですよね。
とにかくライブでアホみたいに盛り上がる、ザ・キラーチューンですね。
どの角度から見てもカッコいい、この曲を嫌いな人はいないでしょう。
以前にも書いたんですけど、この曲はバンドで演奏したらメチャクチャ楽しいんです。特にベースは結構ブリブリしていて弾きごたえがありますし、是非ミッシェル好きのバンドマンはこの曲を合わせて欲しいですね。
5. バードメン(the birdmen)
この曲はこのアルバムの発売の少し前にリリースされた先行シングルであり、「バード」と「チキン」で繋がりがあるように感じましたが、特に繋がりの意味は内容でした。
ぷらちなロンドンブーツの主題歌だった曲であり、かなりシングルっぽいポップな曲で、この曲でHEY!HEY!HEY!にも出てましたり、色々とメジャーに向けて頑張っていた時期かも知れませんね。HEY!HEY!HEYではだいぶチバがイジられていましたが・・・笑
ただライブ映像とかはメチャクチャカッコいいです。マジで惚れますね。
リアルタイムでこれを見たらヤバかったでしょう。
この曲は高校時代に友人がライブでカバーしていたり、わりと身近なミッシェルの曲でした。
僕はなぜかこの曲はベースでなくギターを覚えており、最初のリフ(簡単)とか引けた記憶があります。
ミッシェルの曲では珍しく、サビ→Aメロ→Bメロという構成で、しっかりと展開がある曲で、やっぱりシングル向きでTV向きだったと思えるそんな曲ですね。
6. ブギー(boogie)
このアルバムのコアとなる曲ですね。
とにかく人気も高く、PVも作られてこの時期のミッシェルの代表曲だったりします。のちのベストにも収録されており、思い入れが強い曲とも言えるでしょう。
8分ある長尺の曲なんですが、淡々と心に残るリフと曲が続き、気付けばあっという間に8分経ってしまうという時間を感じさせてない曲ですね。
とにかく歌詞も深く、これまでとこれからのメッセージが込められている感じですね。
それでまた続いていくだろう
それでまた繰り返すだろう
そんな感じですね。
7. アイブ・ネバー・ビーン・ユー(I've never been you) (Jesus Time)
ブギ―が8分なのに対し、この曲は8秒です笑
完全にネタと言うか、箸休め的な曲ですね。
歌詞では下記の様に歌ってますが、初めてでは100%聞き取れません。
むしろ歌詞を見ながらでも何を言ってるか分からないという笑
さらわないで かまわないで
さわりないし かまわない
で、この曲はラストに「King Time」というアレンジ違いも収録されています。
8. COW 5
インスト曲です。
マカロニウエスタンを意識して、馬の蹄の音とか、風の音とかが効果音で流れつつ、アベのブルージーなギターとか、チバのハーモニカとかがかなりいい感じのイキフンでなかなかカッコいいインストです。
良い感じの転換となる曲ですね。
9. カルチャー(culture)
シングル曲ですね。
この曲は高1の頃にリリースされたRUMBLEというアルバムでよく聞いた記憶があります。なんというか独特なメロディと展開の曲ですね。
「カルチャー」と「枯れちゃう」が同じく聞こえる、まさにチバワールドな歌詞です。
PVとか初めて見ましたが、ドクロとの切り替わる感じとか斬新ですね。
10. サニー・サイド・リバー(sunny side river)
後のベストにも収録された曲ですね。
タイトルの時点でポップでいい感じです。
このアルバムで1、2を争うメロディアスな曲で、そんなポップさがありながらも、アベのギターも良い感じで非常にいい感じの曲です。
「降りしきる太陽 咲くからには枯れる」の所が好きですね。
ミッシェルを知らない人にこのアルバムを紹介する時に、一番刺さりやすいのはこの曲な気がします。
間違えても「アイブ・ネバ―・ビーン・ユー」とか聞かせちゃダメですね笑
11. ブロンズ・マスター(bronze Master)
ブロンズ・マスター、銅像ですね。
とにかくこの曲もアベのギターのリフが印象に残る曲なんですが、歌詞のテンションが珍しく高く、「ブロンズマスター!」と常にビックリマークがついたりする感じの曲だったりします。
この曲も最後のベストに収録されており、改めてこのアルバムの層の厚さを感じますね。
12. ロマンチック (romantic)
バードメンのc/wであり、次の曲がボーナストラックのような感じなので、実質アルバムのラストを飾る曲ですね。
マラカスの音 やまない
マラカスの音 やまない
この歌詞がなぜ「ロマンチック」なのかが本当に難解です笑
ヒロトが歌う「ロマンチック」は、やっぱロマンチックでしたからね笑
そしてこの曲は始まってから3分くらいはそんな感じでマラカスの音がやまないことを淡々と歌うんですが、アウトロが3分以上あるというカオスな曲であり、このアウトロが最高にカッコいいんです。
チバのハーモニカも絶妙であり、そんな感じで盛り上がってこのアルバムはラストを迎えます。
13. アイブ・ネバー・ビーン・ユー(I've never been you) (King Time)
基本はJesus Timeと変わらないんですが、ちょっとだけ構成が長く、3倍の23秒あります笑
歌詞は下記で変わらないですね。
さらわないで かまわないで
さわりないし かまわない
で、この「King Time」と「Jesus Time」の違いに関して、チバはこのように答えています。
神は一瞬、王様はもうちょっと長く、ってこと(笑)
まったく説明になっていない感じがいいですね笑
まとめ
久々に通して聞きましたが、やはり素晴らしいアルバムですね。
次に紹介するギヤ・ブルースと、リアルタイムで聞いたカサノバ・スネイクも好きですが、このアルバムもやはりかなりレベルは高いですね。
そんな感じで改めてミッシェルの魅力を感じつつある今日この頃、次はそんな感じで最大のヒット作でもあるギヤ・ブルースを紹介しましょう。
