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#1289 バンド論181|WANDS

ここ最近はJ-ROCKのアーティストを中心に紹介してきましたが、趣向を変えてビーイング所属のアーティストを語っていきたいと思います。

以前にオムニバス形式で紹介しましたが、アーティスト毎に掘り下げて行きたいと思います。

そんな感じで本日はWANDS(ワンズ)を紹介しましょう。


WANDSとは?

WANDSは1991年に結成されたバンドで、ビーイングを代表するアーティストと言われており、90年代に数々の大ヒット曲を世に送り出しました。

メンバーの変遷が多いバンドとしても知られ、「第1期」「第2期」「第3期」「第5期」といった形で区分されることが特徴的です(第4期は活動未成立)
僕は正直、ヴォーカルがバンダナでお馴染みの上杉昇がいて、ギターの柴崎さん、キーボードの木村さんがいた所謂「第2期」しか知らなかったりするのですが、1992年から1996年のこの頃が、ミリオンヒットを連発した時期であり、WANDSの一番の黄金時代だったと思っています。

そして以降はヴォーカルが変わり、3期と4期を経て、2019年から第5期として始動され、今なお活動を続けていたりする長きにわたって活躍するバンドだったりします。


WANDSの魅力とは?

1. 王道のメロディと歌詞

WANDSの魅力は、まずその キャッチーでありながらも切なさを感じさせるメロディにあります。
作曲は自分たちでもやっていましたが、多くは90年代最大のヒットメーカーとの呼び声も高い織田哲郎と言った作曲モンスターが手掛け、歌詞は上杉さんも書いてましたが坂井泉水(ZARD)と言った作詞モンスターなどが手掛けるという鬼フォーメーションであり、恋愛、孤独、夢や挫折といった普遍的なテーマが、令和の今でも時代を超えて響く要因となっています。

2. ボーカリストの存在感

歴代ボーカリストはいずれも個性派で、特に初代の上杉昇は繊細かつ力強いハイトーンボイスで多くのファンを魅了しました。
第3期の和久二郎はブルージーで大人びた歌声、第5期の上原大史は90年代のWANDSを思わせる声質で、復活にふさわしいと絶賛されています。
個人的にはヴォーカルが変わると同じバンドではないと思う派なのですが、それでもこうして活動を続けて愛されているのは、ファンにとってはどの時期もかけがえのない時期なのかも知れませんね。


3. 時代を彩ったタイアップ戦略

WANDSの楽曲はテレビドラマやアニメの主題歌として広く浸透しました。

CMやドラマもですが、特に『スラムダンク』の主題歌「世界が終るまでは…」は、アニメファンと音楽ファンの両方から支持を集め、最近ようやく10-FEETの第ゼロ感にその座を奪われた感じがありますが、バスケットボールや青春の代名詞的ソングとして愛されています。


WANDSの聞いておしいBEST10

10位 Worst Crime~About a rock star who was a swindler~

この曲はメンバーによる作詞作曲を行った曲で、カウントダウンTVの主題歌だったのをガッツリ覚えていますね。
ポップではなくロック目線な曲で、レコード会社の意向と、上杉さんがやりたい音楽性の乖離が激しくなり、この曲を最後にWANDSを脱退するんですね。
サブタイトルは「詐欺師だったあるロックスターについて」という意味で、過去の自らを否定しているような…そんな印象を持ってしまう悲しい曲です。


9位 Same Side

メンバーが作詞作曲した曲です。
この曲はかなりNIRVANAを感じさせる曲で、僕好みの曲だったりしますが、多分WANDSが求められている世界線の曲では無かったのでしょうね。
上杉さんに取っては原点の曲とのことです。


8位 Jumpin’ Jack Boy

ハードロックでありながらメロディは超ポップな感じで、まさにビーイングが求めるど真ん中だったのでは無いでしょうか?
同時期に藤井フミヤのTRUE LOVEというバケモノ曲があったのでオリコン首位は取れなかったようですが、それでもWANDSを代表するゴキゲンな曲ですね。


7位 恋せよ乙女

この曲はタイトル的にも、同じビーイングを代表するバンドであるB’zを彷彿とさせる曲ですね。
と言うかずっとB’zの曲だと思ってました笑
オリコン1位とかになっていながら、ライブでは1回も演奏されなかったような悲しい曲ですね。


6位 時の扉

この曲をリリースする前に「もっと強く君を抱きしめたなら」「世界中の誰よりきっと」と言うミリオンヒットを連発したモンスターソング達をリリースしており、かなりあったまった状態でリリースされ、売れるべくして売れてミリオンセラーを記録した楽曲で、1993年のオリコン年間7位の曲で、この年WANDSでは一番売れた曲だったりします。

叙情的な歌詞とキャッチーなサビで、割とシンプルな曲だったりするんですけど、一度聴いたら忘れないパワーを持つ90年代J-POPを代表する名曲のひとつですね。


5位 愛を語るより口づけをかわそう

ヒットメーカーの織田哲郎が作曲し、オリコン4週連続1位という記録を残したモンスター・ソングですね。
この年1993年のオリコン年間14位の曲です。

とにかく最初から最後まで超ポップで、まさにビーイング!that'sビーイングという感じの曲で、同年リリースされたB’zの「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」にも通じる曲ですね(ちなみにこの曲は年間2位)

改めてこの時期のビーイングの強さを感じる、そんな曲ですね。


4位 果てしない夢を

これはWANDS名義の曲じゃ無いんですけど、当時のビーイングアーティストのZARD、ZYYG、REVというアーティスト、更には謎に長嶋茂雄をフィーチャリングしてリリースされた曲です。
avex(小室ファミリー)が作ったYOU ARE THE ONEのビーイング版みたいな感じですかね。

とにかく綺麗でメロウな良曲です。


3位 もっと強く抱きしめたなら

僕がWANDSを知ったのはこの曲ですね。
三井生命のCMのタイアップで使われていた曲のようですが、金曜日に異様に聞いた記憶がありますね。

リリースされた時はそうでも無かったみたいですけど、「世界中の誰よりもきっと」が売れた影響で尻上がり的に売れて、最終的にオリコン1位を獲得し、1993年のオリコン年間ランキングで11位になった曲です。

とにかく最初から最後まで情熱的で力強いメロディでありながら、メロディラインも歌詞も超メロウで素晴らしい曲ですね。


2位 世界中の誰よりきっと

WANDS名義ではなく、中山美穂(R.I.P.)との共同名義の曲ですね。
200万枚以上売れた曲で、織田哲郎が作った中で一番売れたのはこの曲らしいです。
1992年と1993年を跨いで売れた曲で、1993年のオリコン年間10位です。
そんな感じで1993年、WANDSの勢いはハンパなかったのが伺えますね。

この曲はめちゃくちゃシンプルな構成で、AメロもBメロもそれぞれワンフレーズで終わり、そしてサビなのですがとにかくメロディが素晴らしい。
売れるべくして売れた、そんな世代を超えて愛されるラブソングですね。


1位 世界が終わるまでは…

そしてやはりこの曲でしょう。
アニメ『SLAM DUNK』の第2期のエンディングテーマです(1期は大黒摩季の「あなただけ見つめてる」)
WANDSの最大のヒット曲であり、1994年オリコン年間10位という記録を残した曲ですね。

僕らの世代でSLAM DUNKを通らなかった人間は存在しないので、結構みんなこのCDを持ってましたし、この曲を歌えない人間は存在しないと言われています。
カラオケでも大熱唱してしまう曲ですね。

切ない歌詞と壮大なメロディが青春を象徴する1曲です。


まとめ

WANDSは、90年代を代表するロックバンドでありながら、メンバー交代を繰り返しながらも進化を続けてきました。
キャッチーでドラマティックなメロディ、普遍的な歌詞、そしてボーカルの存在感が大きな魅力です。「世界が終るまでは…」や「もっと強く抱きしめたなら」といった楽曲は、J-POP史に残る名曲として今なお輝きを放っています。
近年の再結成により、再び若い世代からも注目を集め、過去と現在をつなぐ稀有なバンドとして活動を続けています。

そんな感じのビーイングをパワープッシュするバンド論、次回はDEEN行きましょう。

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