上田綺世が日本を変えた日――チュニジア戦4-0を徹底解説
私が感じた、日本代表の成長
① とりあえず打たない
以前のように無理な体勢からシュートを打つのではなく、より確実に決まる形を作ってからシュートを選択しているように見えた。
② 簡単にボールを失わない
無理な突破やパスを減らし、ボールを保持しながら攻撃を組み立て直せる場面が増えたように感じた。
③ 焦らずリズムを整えられる
押し込まれても慌てず、自分たちのテンポでボールを回しながら試合の流れをコントロールしていた。
しかし、次のスウェーデンに負けたら終わりだよ
本文
日本代表4-0チュニジア勝利!その裏にあった「上田綺世という軸」
上田綺世とは何者か?
今回のチュニジア戦で2ゴールを決めた上田綺世は、現在オランダの名門クラブ、フェイエノールトでプレーする日本代表のエースストライカーだ。茨城県水戸市出身、1998年生まれの27歳。182cmの体格を生かしたプレーと、ゴール前での優れた決定力を武器としている。 (Yahoo!スポーツサッカー)
上田は鹿島学園高校から法政大学へ進学。大学生ながら日本代表に招集され、その後、鹿島アントラーズへ加入した。鹿島ではエースとして活躍し、ベルギーのセルクル・ブルージュを経て、現在はオランダのフェイエノールトでプレーしている。 (ゲキサカ)
特筆すべきは2025-26シーズンの活躍だ。リーグ戦31試合で25得点を記録し、日本人として初めてオランダ1部リーグ得点王を獲得した。欧州でも屈指のストライカーとして評価を高めている。 (JFA|公益財団法人日本サッカー協会)
上田の魅力は単なる得点力だけではない。
相手DFの死角へ入り込む動き。
裏への飛び出し。
ワンタッチで仕留める決定力。
そして前線でボールを収めて味方を生かすポストプレー。
派手なドリブルを見せるタイプではないが、気付けばゴール前の危険な場所にいる。それが上田綺世というストライカーだ。 (note(ノート))
かつて日本代表には本田圭佑、大迫勇也という「絶対的な前線の軸」がいた。
そして今、日本代表は再びエースストライカーを手に入れたのかもしれない。
チュニジア戦の4-0は、その可能性を強く感じさせる試合だった。
ワールドカップグループリーグ第2戦、日本代表はチュニジアを4-0で撃破した。
得点者は鎌田大地、上田綺世(2得点)、伊東純也。
スコアだけを見ると大勝だが、この試合の本質は単なる4得点ではない。
私は試合を見ながら、
「4点とも上田綺世が関係しているのではないか」
と思った。
実際に試合を振り返ると、その印象は間違っていなかった。
開始4分、日本が試合を支配する
前半4分。
中村敬斗からのパスを受けた鎌田大地が技ありのヒールシュート。
日本はいきなり先制する。開始早々のゴールはチュニジアのゲームプランを完全に崩した。(日刊スポーツ)
この時点でチュニジアは前へ出ざるを得なくなり、日本のカウンターが生きる展開になった。
上田綺世が「エース」になった瞬間
前半31分。
上田綺世が追加点を奪う。
これで日本は2-0。
ワールドカップでは1点差と2点差では意味が全く違う。
チュニジアは攻撃に人数をかける必要が生まれ、日本はさらにスペースを得た。(日刊スポーツ)
そして何より大きかったのは、
「チュニジア守備陣が上田を恐れ始めたこと」
である。
ストライカーの価値はゴール数だけではない。
相手DFを引き付けることで味方を自由にする。
上田はまさにその役割を果たしていた。
後半、日本の攻撃が加速する
後半24分。
伊東純也が追加点。
3-0となり勝負はほぼ決着する。(日刊スポーツ)
ここで見えてきたのは日本代表の新しい形だ。
以前の日本代表は、
「誰が点を取るのか」
が課題だった。
しかし現在は違う。
三笘を止めれば久保がいる。
久保を止めれば鎌田がいる。
そして中央には上田綺世がいる。
相手にとって守備の優先順位が定まらない。
これは強豪国が持つ攻撃の形である。
試合を終わらせた上田の2点目
後半38分。
上田綺世がこの日2点目を決める。
4-0。
日本代表のワールドカップ史上最多得点を更新するゴールとなった。(日刊スポーツ)
このゴールで試合は完全に終了した。
そして同時に、
「上田綺世が日本代表のエースである」
ことを世界に示した瞬間でもあった。
この試合のMVPは誰か
鎌田も素晴らしかった。
中村敬斗も良かった。
伊東純也も決定的な仕事をした。
しかしMVPを1人選ぶなら私は上田綺世を選ぶ。
2得点という結果だけではない。
相手守備陣に与えたプレッシャー。
前線での起点。
スペースを生み出す動き。
そして何より、
「日本代表に得点の匂いを与えたこと」
が大きい。
スウェーデン戦へ
オランダと引き分け。
チュニジアに4-0。
日本はグループリーグ突破へ大きく前進した。(日刊スポーツ)
次のスウェーデン戦は決勝トーナメント進出を左右する重要な一戦となる。
ただ一つ言えることがある。
今の日本代表は、
「三笘のチーム」
でも
「久保のチーム」
でもない。
上田綺世を中心に攻撃が回るチームになりつつある。
もし上田がこの勢いを維持できるなら、
日本代表はこれまで見たことのない景色を見ることになるかもしれない。
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