『試合の中身が見えていない』 デ・ヨングが語った日本代表の本当の恐ろしさ
「試合は見ているが中身が見えていない」オランダ代表デ・ヨングが語った日本代表の本当の強さ
サッカーの試合を見ていると、どうしてもゴールやアシストばかりに目が行く。
しかし、世界トップレベルの選手たちが見ているのは、まったく別の景色なのかもしれない。
オランダ代表のフレンキー・デ・ヨングが、日本戦後に受けた批判へ反論した発言が話題になっている。
彼はスウェーデン戦で5-1の大勝を収めた後、こう語った。
「スウェーデンは日本よりスペースを空けていてプレーしやすかった」
さらに、
「正直、サッカーを理解していない人がたくさんいる。試合は見るが、中身が見えていない」
とも述べたという。
日本戦はなぜ苦しかったのか
一般のファンからすると、
「オランダが本来の力を出せなかった」
「デ・ヨングの調子が悪かった」
と見えるかもしれない。
しかし選手目線では違う。
日本代表は、
・選手同士の距離が近い
・守備の切り替えが速い
・パスコースを消す
・中盤で自由を与えない
という組織的な守備を徹底していた。
その結果、デ・ヨングのような世界トップクラスの司令塔ですら、前を向いてプレーする時間と空間を奪われた。
つまり、日本戦で苦戦したのは個人の問題ではなく、日本代表の戦術が機能していたからだという見方である。
「スペース」がサッカーを決める
サッカーはボールを蹴るスポーツだと思われがちだ。
しかし実際には、「スペースを奪い合うスポーツ」とも言われる。
わずか数メートルの空間があるだけで、
・ドリブルできる
・パスを出せる
・シュートを打てる
・攻撃を組み立てられる
ようになる。
逆にそのスペースを消されると、どんな名選手でも苦しくなる。
デ・ヨングの発言は、まさにそこを指摘している。
海外選手から見た日本代表
日本代表は昔から技術力の高さを評価されてきた。
しかし近年はそれだけではない。
組織力、運動量、守備の規律、切り替えの速さ。
こうした部分が世界でも高く評価されるようになっている。
派手なゴールシーンは少なくても、相手に自由を与えないサッカーは確実に進化している。
デ・ヨングの発言は批判への反論だったが、見方を変えれば日本代表への大きな賛辞とも受け取れる。
本当に強いチームとは
サッカーの面白さは結果だけでは分からない。
シュート数や得点だけでは見えない駆け引きがある。
世界トップクラスの選手が、
「日本よりスウェーデンの方がやりやすかった」
と語った事実は、日本代表の守備組織がそれだけ機能していた証拠なのだろう。
私たちは試合を見ている。
しかし、本当に見るべきなのは結果ではなく、その中身なのかもしれない。
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