教科書にない貿易の話 #42|ベトナム向け機械輸出は写真がとても大切
木箱梱包の記事でも書きましたが、
梱包前や梱包後の写真を残すことをおすすめしています。
実は、ベトナム向け機械輸出では、
それ以上に細かい写真を求められることがありました。
木箱の写真だけでは終わりませんでした
私が経験した取引では、
木箱梱包前
真空バリヤ梱包中
木箱完成後
ケースマーク表示後
だけでなく、
さらにコンテナへの積み込み状況までの写真を残していました。
輸入者から求められた写真
実際に準備していたのは次のような写真です。
空コンテナ内部
機械を積み込む途中
積み込み完了後のコンテナ内部
コンテナドアを閉めた状態
コンテナシール(Seal)を取り付けた状態
シール番号がはっきり読める写真
これらは輸入者から求められたり、
いつでも提出できるように準備していました。
ベトナムの輸入通関では、上記のような写真が必要ということでした。
昔より細かくなった印象があります
私の記憶では、ベトナムへの輸出は20年くらい前からしていますが、
昔は、ここまで細かな写真を求められることは多くありませんでした。
年々、細かくなっていっているという印象です。
写真はトラブル防止にも役立ちます
問い合わせがあった場合でも、写真があればすぐに確認できます。
実際に写真があることで輸入者へ状況を説明しやすくなり、
お互い安心してやり取りができました。
私がお願いしていたこと
梱包業者さんやフォワーダーさんには、
「写真を多めに撮ってください。」とお願いしていました。
写真は多くても困りません。
あとから撮り直すことはできません。
教科書には載っていない実務
教科書には、InvoiceやPacking List、B/Lなどの書類については
詳しく書かれています。
しかし、現場では写真も大切な資料だと感じています。
※本記事は、実務経験や見聞きした事例をもとに再構成しています。特定の企業・取引を示すものではなく、一部は内容を調整・抽象化しています。
