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【防災×地域】マンションでもできる、“つながり”を育てる簡単な方法

もし今、地震がきたら。
火災が起きたら。
水道も電気も止まったら。

誰に声をかけますか?
誰に助けを求めますか?

都市部のマンションに暮らしていると、隣に住んでいる人の顔さえ知らないってこと、珍しくありません。
でも、災害時に命を守る行動を考えたとき、
「つながり」があるかないかって、実はすごく大きな差になるんです。

 

すぐできるのは「挨拶だけ」の関係づくり

べったり仲良くしようとか、助け合いましょうとか、そんな大げさなことじゃなくていいんです。
まずは、廊下ですれ違ったときに挨拶してみること。
ちょっとした気づかいが、想像以上に心強いものになります。

「この部屋の人、いつも朝出かけるよな」
「最近、見かけないけど大丈夫かな」
そういう“小さな違和感”に気づける関係が、災害時には生死を分けることもあります。

 

家族で避難しても「マンション単位」で動けるとは限らない

高層マンションの災害リスクは、実はけっこう独特です。
停電したらエレベーターは止まり、給水も自動的にストップ。
部屋の中にいても安全とは限らないし、共用スペースが使えなくなることも。

そんなとき、「上の階の〇〇さんが怪我をしてるらしい」「1階の人が備蓄を分けてくれるって」といった住民同士の情報共有が命を守る行動につながります。

でも、その情報は“つながり”がないと届きません。

避難所に行くにも、最初の一歩は近所の人との連携から。
だからこそ、「自分の住む建物のなかで、助け合える雰囲気をつくっておく」って、本当に大事なんです。

 

非常用持ち出し袋よりも先に、名札をつけてみて

「備え」といえば、防災リュックの中身を整えることが真っ先に浮かびますよね。
でも、その前にやっておいてほしいのが、“自分を知ってもらう工夫”。

マンションの掲示板に「〇号室に住んでいます。何かあれば声かけてください」って書くだけでもOK。
個人情報の面で抵抗があれば、「赤ちゃんがいます」「高齢者がいます」などのマグネットをドアに貼るのもあり。

非常時って、誰がどこにいるのかわからないことが一番の障害になるんです。
逆に、少しでも「この部屋はこういう人が住んでいる」って見える化できていれば、助けを呼ぶハードルがぐんと下がります。

 

“つながり”がある場所は、災害後も立ち直りが早い

これは全国の被災地を見ても共通しています。
災害の被害が大きかった場所でも、ご近所同士の支え合いが機能していた地域は、回復も早く、心のダメージも少なかったという報告があります。

反対に、誰とも関わりがなかった地域では、避難所でも孤立したり、必要な支援が届かなかったりする例があるんです。

つまり、ふだんの暮らしの中で“顔の見える関係”がつくれているかどうかが、災害後の生活にも影響するということ。

 

最後にひとこと

マンションでの防災って、つい“建物の強さ”とか“備蓄の量”とかに目がいきがちです。
でも、それだけじゃ足りません。

大切なのは、そこに住んでいる人同士が「ちょっと声かけられる関係」でいられるかどうか。
それがあるだけで、助け合いや支援の連鎖は生まれやすくなります。

顔も名前も知らないままじゃ、助けてほしくても動けない。
助けたくても、どうしていいかわからない。

だからこそ。
まずは、笑顔で「こんにちは」からはじめてみませんか?

きっと、それだけでも防災の第一歩になります。



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