【松本海聖 選手】全勝の新鋭。幼馴染の活躍を原動力に世界へ向けた第一歩。
松本 海聖選手ってどんな人?
★日本バンタム級1位
★OPBFバンタム級7位
★WBO Asia Pacificバンタム級10位
所属:VADYジム
生年月日:2001年8月22日 (23歳)
出身:兵庫県神戸市長田区
デビュー:2022年5月1日
通算成績:9戦9勝(5KO)
スタンス:オーソドックス

8年ぶりの日本王者誕生を目指して。ジム一丸となって挑むタイトル戦!
ーー最強挑戦者決定戦は行わずに、今回のチャンピオンカーニバルへ挑まれることになりましたね。
そうですね。
大嶋剣心選手(一力)が当時日本バンタム級の1位だったんですけど、怪我をされたので最強挑戦者決定戦はありませんでした。最強挑戦者決定戦の後に、タイトルマッチの流れだと思って練習していたので、残念な気持ちは正直ありましたね。でも、前戦の対戦相手のウィルベルト・ベロンド選手はフィリピンのランキングにも名前が上がる選手だったので、あの試合では良い経験を積めたのかなと思っています。
ーー今回の対戦相手の増田陸選手(帝拳)にどんな印象を持っていますか?
キレがある一発とか、一撃で相手を倒されている部分に恐さを感じています。堤選手(堤聖也選手:角海老宝石)、あとスルタン選手(ジョナス・スルタン選手:フィリピン)との試合が特に印象的でしたね。
実戦練習を通して増田選手の対策を立てているところです。VADYジムでは、8年前に西谷さん(西谷和宏選手)が日本王者になって以降日本王者はいないので、ジム一丸となってサポートしてくださっています。特にスパーリングでは、全日本新人王に出場した宮下椋至選手(JM加古川拳)や、アマチュアで全日本選手権に出場している選手などと練習させてもらって、日々多くのことを学んでいます。

ウィルベルト ベロンド(比) VS 松本海聖(VADY)
出典:ボクシングモバイル
人生の転機①「ケンカで勝ちたい」から始めたボクシング。世界王者を目指し一直線!
ーー松本選手の人生の転機を聞かせていただけますか?
1つ目は、小学2年生からボクシングを始めたことですね。
元々、「1番になりたい、ケンカで勝ちたい」という気持ちが強くて、幼稚園の時から友達と衝突することが多かったんです。その頃、空手を習っていたんですけど、勝敗が決まらない型だけを教わることが苦痛ですぐに辞めて…。
ちょうど、母の知り合いがボクシングジムでトレーナーをしていたので、小学2年生からボクシングを習い始めたんです。それがVADYジムとの出会いでしたね。母の知り合いだった今村トレーナーが今も指導してくれているんですが、もう15年目の関係になります。
ボクシングを始めて結構長いですが、辞めたいと思ったことは一度もなくて。始めた頃から世界チャンピオンになることが目標だったので、ただその目標に向かって突っ走ってきた感じですね。
自分はまだ全日本新人王しか獲ったことがないですし、今の自分の立ち位置は通過点に過ぎないと思っています。アマチュア時代に「オリンピックに出てみたいな」と思ったこともありましたが、世界チャンピオンになるという夢は揺るがなかったですね。
ーー小さい頃から芯を持って続けられているんですね。アマチュア時代を振り返って、どんな風に過ごしていましたか?
高校は違うんですけど、同い年でプロで活躍している選手が多いんですよね。横山葵海選手(ワタナベ)や田中将吾選手(大橋)とか。2人は上位にいる存在だったんですけど、自分との差はそこまでないんじゃないかと感じていました。
ただ、2人の方が体の使い方が上手で、試合には負けていましたね。身体面の成長が遅かった分、「気持ちと体力で何とかしてやろう」と常に思っていた時期でした。
アマチュア時代は、兵庫県選抜で優勝しても周りの反応が大きく変わるわけではなかったので、試合で一喜一憂することはありませんでした。もちろん、試合に負けたら悔しいですけど、悔しさを逆手に取ってプラスにしようとしていましたね。
ーーメンタルの強さが感じ取れますね…。
元々、何かあっても落ち込むタイプではないんですよね。試合に負けたり、練習での動きが悪かったとしても、マイナスな気持ちを吹っ切って次の目標に向けて行動に移すことが多いです。その方が、良くなかった出来事をプラスに変換できると思っています。
今村トレーナーもすごくポジティブな方で、練習の動きが悪かった時も否定せずに、「こういうことを追加してみたら?」と、今のスタイルを活かして良さを引き出そうとしてくださるんです。周りがポジティブだから、自分もより前を向けていると感じますね。
ーー信頼関係があってのサポートですね!高校は芦屋学園ですよね?
そうです。穴口一輝先輩は1つ上の先輩でした。
アマチュア時代の兵庫県選抜では、穴口先輩に1-2で負けたんです。悔しい思いをさせられましたね。いつか必ずリベンジしたいと思っていましたし、越えなきゃいけない存在だなと思っていました。アマチュアでもプロでも、同じ階級でしたし。
先輩はとにかく明るくて、部活での常に盛り上げてくれて。
高校を卒業してからも連絡は取り続けていてスパーリングもよくさせてもらっていましたね。ボクシングのスキルについて悩んでた時、迷った時は寄り添ってアドバイスをくださって、優しさや思いやりのある方でした。
今月で一周忌を迎えましたが、今でも変わらず尊敬している先輩の1人です。
ーーお話ししづらいこと伺ってすみません。偲ぶ話を伺えてよかったです。

出典:ご自身Instagram
人生の転機②デビュー戦の相手は幼馴染!?ライバルと共に成長。
2つ目の転機は、幼馴染との出会いです。
今、同じジムに所属していて、4月にデビュー戦を控えている岡崎寿輝と幼馴染なんです。長い間一緒にいるので、幼馴染というより兄弟のような存在ですね。
小学2年生の時に初めて試合に出場した時の対戦相手が岡崎でした。小学生の頃からお互いのジムでスパーリングをしていて、VADYジムの移転をきっかけに、岡崎が当時所属していた戎フォルティフィカルBOXジムに約3年通っていました。その後も何度かVADYジムが移転して、そのたびに練習させてもらっていたので、長い間一緒に過ごしていたんです。
岡崎は、自分より小さい身体なのに当時から強くて。僕とは階級は違うんですが、UJで優勝したり岡崎の方が結果が上だったことが多かったので、ライバル心は常にありました。彼が頑張っていることでモチベーションが上がっていますし、彼がいなかったらここまで来れなかったと思います。
ーー素敵な関係性ですね…!岡崎選手のデビュー戦も楽しみですね!

出典:ボクシングモバイル
休日は癒しを求めて○○を探しに?プライベートの過ごし方は…
ーー休日も岡崎選手と過ごされることが多いんですか?
そうですね。カフェ巡りと植物店へ行くことが趣味なんですけど、岡崎と行くことが多いです。お互いの家が近いので、朝一緒に走りに行ったり、お互いの家を行き来しています。実は、彼も植物にハマっていて、盆栽が趣味だそうです。

出典:ご自身Instagram
★U-NEXTでの視聴はこちらから
3月1日(土)17時35分配信開始 17時45分試合開始https://video.unext.jp/livedetail/LIV0000008315
