不器用を改善するには感覚も大事
佐藤仁美です
3人の子育て中で、児童発達・放課後等デイサービスに勤務しています。
保育園や幼稚園でもやっている工作。製作とも言うのですが、私が勤務する児童発達支援事業所でも実施しています。
保育園や幼稚園だと、先生が前に立って説明をするとほとんどのお子さんができます。しかし、療育に通うお子さんはそれだと難しいです。
なぜなら
・距離が離れていると自分に言われていると気づかない
・先生の話の内容がわからない
・不器用でできない
今日はこの不器用なところの話をします。
不器用を改善するには感覚が重要
感覚によるフィードバックによって、私たちは体を動かしています。また、目で見なくてもどこに足があるのか、目や鼻・口の場所がわかります。これを位置覚と言って、ボディイメージを作るのに必要な感覚です。この感覚以外にも指先までの感覚から道具の先まで感覚の範囲を広げる、感覚の同化も必要になってきます。さらに、力加減も感覚によるものです。
感覚と言っても感覚の種類は沢山あります。これらを成長とともに子供
たちは獲得していきます。
不器用なお子さんは、運動機能だけではなくて、この感覚機能の面においても発育がゆっくりなんですね。なので、口頭で言うだけでは理解するのが難しくなります。
おすすめの練習アイテム
①粘土
粘土は、感覚過敏のお子さんでも、ギュッと力を入れる(圧覚)を利用できるので、感覚過敏のお子さんを含めていろんなお子さんが使用できます。それに、子供達は形が変わるものが好きなので、いいと思います。
座って行う行うことがあると思いますが、体幹が安定しない子は、立って実施すれば遊びながらアプローチが可能です。
ごっこ遊び、見立て遊びがしやすいのも粘土の特徴です。おままごとの包丁とまな板、お皿を用意して団子や煎餅、餃子などの食べ物を作れます。それよりもの練習らしさを出しなら、粘土の中にビー玉を入れて取り出す練習をすると指先の練習になります。
②フィンガーペイント
直接絵の具を指につけるので、感覚刺激を与えられます。クレヨンを使って
絵を描くものいいのですが、指や手のひらで絵を自由に描くと感覚に対するアプローチになります。
日頃から肘を上げて道具を操作するお子さんには、手の練習だけではなく、肩甲骨や肩にも原因があります。なので、床に大きな紙を敷いて描く遊びにすれば、肩甲帯を賦活しながら手の練習にもなります。
③砂遊び
砂遊びは、苦手な子もいますよね。苦手だからやらないのではなく、直接砂に触れなくても砂遊びの楽しさを覚えてほしいなと思います。初めは嫌だった子も繰り返すことで、やりたい気持ちが強くなって、何度も砂を払いながらも遊んでくれます。
自閉症のお子さんで、扇風機や風車などの回りものが好きなお子さんがいて、始めは砂が嫌な様子でしたが、観覧車のようなもので砂を入れる回るおもちゃをと入れると、砂をどんどん入れて回る観覧車をよく見ていました。それをきっかけに砂そびの幅を広げて、泥遊びまでできるようになりました。
様々な感覚を経験すると、その過程で感覚統合が起きます。経験した中で、覚えた体の使い方が、道具の操作へ反映していきます。ハサミで紙が上手に切れなかった子も気づいたら線に沿って切れるようになっていることもあります。もし、できていなくても定期的にハサミの練習をすることでできるようになってきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
佐藤仁美でした。
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