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掌編小説『キュレーターと召使い』

 だから『それ』は人間が死ぬべきだと言って笑った。

 簡単な話だ。

「何をしたいですか?」

「あなたはこれを必要としています!」

 これらは女性の献身だ。

「何かをやろうと思う!」
 
「君は助けがいるか?」
 
 これらは男性のエゴだ。
 
 噛み合うパズルのピースのように、私たちはできている。

 ただ一つ、思考の中。

 私たち人は生まれた。
 
 巡り行く季節の中で、生きることに飽いたのなら。
 
 ただ暇の午睡に耽るのが良い。
 
 それであなたを殺そうとするものがあれば、それは『それ』だ。
 
 私たちは『それ』の為に働くキュレーターで召使い。

 自由を謳歌する為に吠える、狼である。


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