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【毒】妻は母になると…

職場で子どもたちが宿題をしていた。
イヤイヤしている子がほとんどだけど
「家でゲームがしたいから頑張る」
「やれって言うからやらないといけない」
「宿題は当たり前にやらなきゃいけないからする」
「とりあえずやっとく」
「まぁ、なんとかなるだろう(やらない)」
と、宿題一つにとってもその子たちそれぞれで捉え方が違うのが見てて面白い。

そんな中、子どもが「夜ご飯を(つま)が作る」という漢字の書き取りをしていた。
そしてその子は
「夜ご飯を(毒)が作る」と書いて、私にニヤニヤしながら見せてきた。
「え、わかってて間違ってる?」と聞くと、もっといいニヤニヤ顔に変身した。確信犯だ…

そのやり取りを見ていた男性職員(新婚)がボソッと一言。
「妻は母になると毒になるんだよねぇ。」としみじみしながら毒を吐いていた。

そこで私はハッと気がついた。

たしかに!女が母になると毒だ!!!!

…て、おい。

きっと昔昔に考えた人も、奥さんとの関係が母になると苦労したんだろうなぁ。

Q0268
「毒」という漢字には、なぜ「母」という字が含まれているのですか?
A
ごもっともな疑問ですね。漢和辞典を調べると、「毒」は「母」と同じ部首に収められていますから、どんな関係があるのか不思議に思うのも当然です。ただしこのご質問にきちんとお答えすることは、残念ながらできません。といいますのは、「毒」という漢字の字源についても、例によって例のごとく、さまざまな説があるからです。
026801一番伝統的な説明は、「毒」という漢字は、「屮」と図のような漢字から成り立つ、というものです。図の漢字はさらに、「士」と「毋」に分解されます。「士」は「立派な男性」という意味、「毋」はよく見ると「母」とは違って、「~ではない」という意味で、図の漢字は「立派ではない」「みだら」という意味になるそうです。それが「草」を表す「屮」と合わさって、「よくない草」「毒草」という意味になったのが「毒」という漢字だというのです。
また、「毒」は「生」と「母」から成り立つ、という説もあります。この場合の「生」は「生え始めた草」のことで、「母」は「子どもを産む」ことを表します。子どもを産む際に服用した強精剤の草のことを表したのが、「毒」だというのです。
026802ほかにも、「毒」は「髪飾りをつけた女性」の姿を現したものだ、という説もあります。この場合、「母」は女性の姿で、その上の部分が髪飾りということになります。たしかに、篆文(てんぶん)の「毒」という字は図のような格好をしていますから、これを見ていると、そんな雰囲気がないでもありません。その髪飾りが派手で毒々しいところから「毒」の意味が生まれた、というのが、この説の主張するところです。
以上、3つの説をご紹介しました。ある程度の大きさの漢和辞典なら、各漢字に字源の説明が載っているものです。字源に興味を持たれたなら、いくつかの漢和辞典の字源の説明を比較してみてください。きっと、おもしろいと思いますよ。

漢字文化資料館

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