越谷小鞠はロックンロール
『のんのんびより』(作・あっと) の越谷小鞠 ( 中2 ) 。中1の妹・夏海より背が低く、体格は同じ分校に通う小学1年生の宮内れんげとほぼ同じ。
いまだに、小5のときのスクール水着を母・越谷雪子に着せられている小鞠 ( 中2 ) 。身長 「140 センチない程度」の小鞠。背が低すぎて、田舎の携帯の電波が届かない小鞠。
そんな彼女がセンチメンタルに憧れる回が好きだ。
身体の成長だけじゃなく、趣味、ボキャブラリーが年齢にぜんぜん追いついていないのだが、駄菓子屋の流行を追ったり、ファッション雑誌をよんだり、心霊 DVD 借りたり、MD プレイヤー買ってみたりと、いろいろ頑張っている小鞠。
僕は、そこにロックンロールてきなものを感じる。というか、ロックンロールを聴きすぎて、アニメのキャラクターさえロックンロールで語ろうとしている。
不屈の「大人への憧憬」
小鞠の良さは、打たれ強さである。
どれだけ夏海に馬鹿にされても、ほたるんに若干引かれても、このみにイジられても、「大人の女性」に恋焦がれる小鞠。
負けると思っていてもなりふり構わない姿勢はもはやロックンロール。いや、もはや負けるとさえ思っていない。不屈の大和魂。
ロックンローラー小鞠
だめだ…ロックンロールバンドのボーカルに立ってギター弾いてマイクを握るこまちゃんを想像したら、ありそうな絵に思えてきた。
バンド名は「旭丘分校」か「越谷家」、いや「こまちゃんバンド」…
現実的に考えて、いちばん近くにいる兄ちゃん (越谷卓) に弟子入りすれば、こまちゃんもギター弾きそうだし。「なんで私がギターやんなきゃいけないのよ」「ったくー」って言いながらも、兄ちゃんの教え方がうまいもんで弾けるようになりそうだな。あ、でも弦押さえる指の長さが…足らんか…そこはこまちゃん高校までに成長してもらわないと。
小鞠「みんなっ! 私たち『こまちゃんバンド』だよっ覚えてねーっ! 」
「みんな初めてだと思うし、とりあえずメンバー紹介しとくね。
まず、ベースの蛍 ! 東京からこっち来てもう…どのくらいだっけ? 50 年くらい?
ま、いいや 次っ ! えーっと、駄菓子屋 ! なんだかんだドラムやってくれてんだよね、最初あんなに嫌がってたのに ! やりたかったんなら最初からそう言いなよ〜ってかドラムセットもレンタルしてんだっけ ? ライブのお客さんに営業かけたりしちゃダメだからね ! ったくー
え!? もうこんな時間? やばい、ライブ押してんじゃーん。ごめん紹介途中になっちゃったけど、ボーカル私ーー ! よし次の曲いこ、次の曲は…… 次なんだっけ、ほたるん?あっそうだった! じゃあ次の曲は…..」
( 越谷兄 ) 「…」
「あっ兄ちゃんいたんだ ! 存在感薄過ぎて紹介忘れてた ! まっいいよね、次いこー ! 」
