はじめて50キロマラソンに参加したときの話 ゴールがあるから苦しくなる ゴールがあるから達成感がある
もう15年以上前に、
沖縄の宮古島で毎年1月に開催されている
宮古島ワイドーマラソン大会に出たことがあります。
夫が100キロの部に出るので、
暇だし自分も出てみるかな、と
決めたのです。
そのころ
夫と休日を過ごすといったら
ジョギングをしてばかり。
ワイドーマラソンの50キロは
制限時間が長めだったので、
走るのが遅くても完走できそう。
それまでにハーフマラソンには
何度か出たことがあり、
ワイドーマラソンの21キロもその1年前に走ったし。
ということで、
フルマラソンの大会には一度も出たことのない状態で
50キロマラソンに参加した体験談です。
42.195キロ時点に、いきなり、
ここが42.195キロです、
という看板がポツンと置かれていました。
坂が結構きつくて、
走れず歩いたりまた走ったりはしていたけど、
フルマラソン完走としては
時間めっちゃかかってはいるけど、
え、私フルマラソン分は
もう走ったってこと?
結構余裕あるな、と
正直思いました。
ゴールまでまだ8キロ近くある。
しんどいけどまだ余裕ある。
こんな感じなら、
フルマラソンは楽勝なのかも!?
そんなことを思いながらノロノロ走ります。
長い距離を走っていると、
小難しいこと考えられなくなります。
給水所で食べた梅干し
この世のものとも思えないほど美味いな、
ちゅるちゅるって体に吸収されたわ、
とか、
もう全部歩いても制限時間ギリギリで
間に合うんちゃう?歩こうか、
いややっぱりちょっとでも走らねば、
とか。
自分との戦いと、
感覚が研ぎ澄まされていく感じ。
それが、残り2キロあたりから、
もうすぐゴール、でもまだ2キロある
そんな考えばかりが頭をよぎり始めます。
そして、めっちゃくちゃしんどい!!
ゴールの手前の2キロ
ハンパないしんどさです。
手前1キロ
もうやばいです。
あともうちょっと。
沿道の応援してくれる人が
ちらほら増えてきます。
やっぱり応援してくれると嬉しい、
笑顔作るのももう無理やけど
無理矢理口角上げて、
ちょっと会釈する。
あともうちょっとーーー!
ゴール!
ああ!!!
やり切ったぁ!!!!
ゴール手前の究極のしんどさと、
ゴールで解放される瞬間。
このギャップが何かを際立たせてる。
まるで光と影。
フルマラソンによく出ている人にこの話をしたら、
42.195キロ以上走るなんて信じられない、
と言ってました。
ゴール手前めちゃくちゃしんどいのに、
そこからさらに8キロ近く走るなんて。
そうなんです!
マラソン大会のしんどさは
ゴールがあるからなのでは?
そして、しんどいのにまた参加してしまうのも
やっぱりゴールがあるから。
ゴールが終わったあとのこの感動、開放感、
普通に生活してるとなかなか経験できない。
ちなみに夫は98キロ時点でタイムアップ。
65キロ辺りの関門はやっぱり余裕らしい。
90キロぐらいで
もう間に合わないダメだとなってしまったけど、
そのあと思い直して
5キロぐらいは全速力で走ったとか。
締め切り前のアレです。
死ぬ前にまたチャレンジしたいらしいので、
子育ての忙しい時期が終われば、
私もまた走ろうかな?
今度は応援でのんびり過ごすかな?
そんな話でした。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
