不倫が義務化された世界 1話
俺は〇〇、26歳で超絶可愛い会社の同期、井上和と付き合っている、周りから見ても順風満帆に過ごしている。家に帰れば和がいる、それだけで幸せ…だった…
〇:ただいま〜
井:おかえり!早くご飯食べよ!

〇:うん!
こんな普通な会話でも幸せだ、だって家に帰れば待ってる人がいるんだから。
ピンポーン
インターホンが鳴る
〇:俺出るよ
井:いいのにぃ
〇:はーい
ドアを開けるとスーツを着た男性が2人、女性が2人
政:私たちは政府のものです、あなたたちは政府の少子化対策プログラムへの参加が決まりました。
〇:は?なんだよそれ…
井:そんなの頼んでないんですけど
政:すみませんがこれはお願いではなく命令です。
スーツの職員が入って2人を拘束する。
〇:なにすんだよ!俺たちが何した!
井:〇〇…怖いよ…
政:1ヶ月後に会えますので…
その後のことはよく覚えてない…2人はそれぞれ別の施設で説明を受けた、そこで絶望したのだ。
〇:つまり僕は今から1ヶ月和以外の人と同棲しろと…
政:はいそういうことです、尚体調不良などの理由がない限り同じベッドで寝てもらいます。また2週間に一度面会ができ、1ヶ月経った時にこの生活を継続するか、元のパートナーの元に戻るか、新しいパートナーと一緒に行くかを選べます。
〇:それは和もか?
政:ええもちろんです。
〇:なんで俺たちがこんな目に…なんで俺たちを選んだんですか?
政:無作為に選ばれた人、そしてそのパートナーが対象です。離れ離れになることによってお互いの愛が深まるか、新たな愛が見つかるか、それはあなたたち次第です。
〇:それでこれから住むのはこのマンションの一部屋か?
車でたどり着いたのはマンションだ、だが和の姿は見えない。
〇:和はどの部屋に?
政:井上さんは別の建物にいらっしゃいます、またパートナーとの連絡も禁止します、この生活を終えるタイミングでスマホを確認させてもらいます。
〇:プライバシーもないのか…
政:スマホの中身を調べてこの期間にパートナーに連絡した形跡がないか調べるだけですので内容は見ません。ではお時間なので部屋にお入りください。
〇〇は部屋に入る。そこにいたのは……
第一話「不倫義務化」
