[書評] いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才
私は日頃 自分が幸せだとか不幸だとか、
正直 あまり意識をすることがない。
それだけ不幸を
感じていないということだし、
それがすなわち 幸せということなのだ
というのが私なりの幸福観である。
だが 改めて考えてみると、
世の中には毎日 幸せを
実感している人もいるわけで、
そういう意味では私は
幸せを感じられていない。
別に さらに幸せになりたいと
欲張る気はないが、
どうせなら幸せを実感できる方がいい。
そこにきて1日24時間のうちの
2時間がカギを握るというのは、
なかなかに気になるところである。
Kindle で書評集を出しました!!
※ Kindle Unlimited 対象です ※
幸せってなんだ
ところで そもそも幸せとは何だろうか。
それこそ定義を考え出すと
本当に哲学的な問いになってしまうが、
とりあえず自分が感じる
幸せについて考えてみる。
「幸せな人生であった」
と口にするのは
今わの際まで待つことになろうが、
「幸せな時間だった」
というくらいならば、振り返れば
何度か経験があった気がする。
(何度あったのかは分からないが)
よく考えれば
幸せだと感じる時間というのは
そうでない時間があるからこそ
幸せであることを実感できるわけで、
仮に毎日の全ての瞬間が
幸せだとしたら
きっと それが当たり前となって
幸せであることを実感できないだろう。
すなわち幸せというのは
始まりから終わりまでの一定期間に
感じることなのであって、
それを踏まえれば
永遠の幸せは存在しないし
短い時間であっても幸せは感じ得る。
この本も、まさに
(こんなくどい言い回しはないが)
このような考え方で話が進んでいく。
2時間の「最高のひととき」
"幸せ" というから
仰々しく感じてしまうが、
「あー、楽しかった」とか
「充実している1日だった」とか
そういう感覚であれば
誰しも思い当たる経験はあるもの。
そんな日を思い返してみれば、
24時間まるまるが
充実していたわけではないことに気付く。
24時間のうちの たった2時間でも
至高の時間があれば、
それは十分に良い1日だったと言える。
24時間(から睡眠時間を除くとしても)
全てを充実させようと思うと
非常にハードルが高いが、
そのうちの 2時間だけ
充実させようと考えるなら
確かに やりようもありそうだ。
それを踏まえて、改めて自分を顧みると
「今日は良い1日だった」と思うことは、
1年の中でどれだけあるだろうか。
以前だったら、のんびりし過ぎて
実感したことが少なかった気がする。
今はいろんなことに取り組み過ぎて、
充実こそしているけれども
そもそも 1日を振り返る余裕を
持てずにいる。
どちらにしても もう何年も
「今日は良い1日だった」なんて
思った記憶はない。
だからこそ 今一度 自分の日々の中に
1日2時間の幸せな時間を作ること、
そして1日の終わりに
それを振り返ることを
改めて意識せねばなるまい。
考えて生きよう
良い1日は最高の2時間から。
そして良い人生は
最高の1日の積み重ねだ。
良い1日を作るためには
筆者も言うように、
如何に小さな最高のひとときを
多く作り出していくのかに
行き着くのかもしれない。
いろいろな考え方が紹介されているが、
私流に一言にまとめるなら
「考えて生きよう」
というところだろうか。
たぶん人は(私も含めて)、
自分が思っている以上に
"考えなし" に生きている。
幸せな人生を送るために必要なのは、
どれも ちょっと考えれば分かること。
この本だって、
何も画期的なことばかりが
紹介されているわけじゃない。
だが それに気付かずに
生きているということは、
きっと みんな
そこまで考えが巡っていないのだ。
だから考える。
「自分が幸せに生きるには
どうするべきか」
を考える。
そうすれば、意外と簡単に
幸せに暮らせることに
気付くことができる。
もしも
「そう言われても意味が分からん」
という人がいたら、
きっと この本を読むことで
その考え方を知ることができるだろう。
こんな人にオススメ!
・幸せとは何かがよく分かっていない人
・幸せについて考えたことがない人
・時間の使い方を改善したい人
・自分自身に厳しい人
こんな人には合わないかも…
・既に自分なりの幸せに気付いている人
・時間の使い方について
たくさん学んできた人
お読みいただき、
ありがとうございました。
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目の前のレンガ積みにしか視点が向かなければ、終わりが見えない単純労働。やりがいなんて、感じられるはずもない。でも それが "建物を作っている" のだと分かれば、やりがいも手応えも俄然 変わってくる。今やっていることが、いったい何につながるのか。それを理解することが継続のコツだ。
— Naseka@令和の哲学者 (@philosopher_018) July 5, 2025
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