虚無顔のわたし、よくやった。
ずっと行きたかった場所で、お茶の体験をしてきました。
先生のお宅でもなく、年に二度のイベントでもない。
まったく違う空間での体験。
茶室はどんな設えだろう。
掛け軸は?お花は?
いつもとは違う時間を、静かに味わえるはずでした。
そう。……そのはずでした。
最初の客人として入室した瞬間から。
「入り方が違います」
「菓子入れの蓋の開け方が違います」
「お茶碗の持ち方が違います」
「その拝見の仕方は美しくないですよね」
断定系。
「はい」「すみません」と言わざるを得ない圧。
たぶん流派が違ったのだと思います。
いつも見ている所作も少し違っていましたし…。
でもね。
わたしは違いを学びに行ったわけではなくて。
茶室の空気や、掛け軸や、お花や、茶道具や、
そしてお抹茶とお菓子を味わいに行ったのですーーーーーーー!
(心の叫び・笑)
なのに気づいたら、
「正解探しモード」に引きずり込まれていました。
その瞬間。
にこにこ従うわたしは現れず。
出てきたのは——
虚無顔のわたし。
心の中で(たぶん漏れてはいないと思いますが…)
「めんどくさー」って(笑)
あ、これは無理。
心が閉じた。って自分でわかりました。
その後のお点前体験は妹にお願いしました。
「もうこれ以上色々言われたくない」が本音です(笑)
帰宅後、じわじわとイライラが出てきました。
久しぶりにこんなにザワザワしたので、
紙に書き出しました。
出てきた言葉は、
「否定された気がした」
所作ではなく、わたし自身を。
そしてもうひとつ。
「大人の対応ができなかった自分にもモヤモヤ」
でもね。
嫌なものを、ちゃんと嫌だと感じられた。
無理に笑わなかった。
自分をごまかさなかった。
それって、悪いことなのかな?
もしかしたら今回の体験は、
「茶道の体験」というよりも、
「わたしがわたしを守る体験」だったのかもしれません。
「道」ってなんだろう?
正しさよりも、
あたたかさがあってほしい。
少なくとも、
わたしがおもてなしをする側ならそうするかも…?!
……ということは。
わたしが大事にしたい世界は、
もうちゃんと見えているってことですね。
虚無顔のわたし、よくやった。
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