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最後の三者懇談
次男の三者懇談が終わった。
「英検2級を活かすつもりはないの?」
と担任の先生の確認。
「英語、好きじゃないんで」
と次男。
過去問の問題集を買ったけど、数回やってみただけ。
さすがに合格しないだろうと思っていたら、小学生まで通っていた英語教室の知識だけで合格してしまった。
文法や熟語の問題は、答えられないらしい。
自分の英語は受験には通用しないと、次男は悟っているようだった。
英語の話が終わると、先生は続けて聞いた。
「この学部への志望理由はなに?」
という先生の問いにも、淡々と自分の意見を述べていた。
「ちゃんと卒業してね、卒業さえできれば就職はできるし、卒業しないと後輩の枠が減ったりすることもあるから」
「……多分、大丈夫」
とニヤニヤ笑う次男。
お金払うんだから、頼むよと心の中で呟く私。
内部進学の受験は志望理由書を提出して、10月に面接を受けるらしい。
あちこちに受験料を払うこともない。
勉強してるのかな?と気を揉むこともない。
一般受験した、長男の時のドキドキはない。
「志望理由書を期日までにしっかり仕上げて提出してね、面接も落とすための面接じゃない、悪いことさえしなければ年内に合格が出るから」
と、先生は言った。
こう見えて真面目だし、お友達もいい子ばかり。
悪いことはしないだろう。
夏休みに入ってすぐ、始発の電車で公園に集まり、朝から野球をしていた。
そんな子たちが、悪いことなんてしないだろう。
起立性調節障害で、一時はどうなることかと思っていた。
そんな次男もとうとう大学生か。
私の子育ても終わりが見えてきた。
いよいよ、ラストスパートって感じかな。
