「考えないほうが楽」はもうやめよう|感情と他人に支配される前に
「考えないほうが楽」
「嫌なことは考えずにポジティブにいこう」
「考えても意味ない」
「考えるのしんどい」
こんな言葉が当たり前に流れてくる今の世の中に、私はちょっと言いたいことがあるんです。
結論から言います。
「考えない」ということは、
"自分の感情に支配される"ということ。
そして、
"他人の意志に支配される"ということ。
これは自分にとってももちろん危険だし、
社会としても危険です。
ちょっと厳しい言い方になってしまうかもしれませんが、大事なだし大事なタイミングだからお話したいと思います🌱
「思考停止」を軽視しないで
「思考停止してたわー」
って自虐的に使ってたり、
もはや流行語みたいになってる。
これすごく嫌だなと私は思っていて。
だって、
"考えない"ということは、
目で見たあらゆる現象や出来事に対して、
・自分で判断せず
・ただ感じたまま
・流されている状態
これ、【自分の意思】を手放しているんです。
思考停止のまま自分が"動いてる"なら、
それは、【誰かの意思】を自分にトレースしてるということ。
いわゆる"洗脳状態"とも言えるかもしれません…。
「考える」とは何か、誤解しないで
「考える」とは、
"ぐるぐる悩むこと"じゃありません。
"悩み続けること"でもありません。
ぐるぐる悩み続けてしまうのは、
感情に思考が乗っ取られている状態なんです。
「イライラがおさまらない」
「不安が頭から離れない…」
これは、考えてるのではなく、"感情が脳を支配している"だけです。
「考える」と感情の関係
"自分"には、
・感情を"感じる自分"と、
・その感情を"考える自分"、がいます。
この"考える自分"が思考。
・感情=映像(目や耳からの情報への反応)
・思考=映像を実況中継(情報を解説)
と考えるとイメージしやすいかと思います。
実況するんです。
これが、【言語化】ってやつです。
思考には言語化力が要るんです。
例えば、怒りが湧いたとき、
ただ「ムカつく!」とだけ感じている間は、怒りは頭の中を支配しています。
これを、
「私は、○○されたから怒ったんだ」
「私は、〇〇されるのが嫌なんだ」
「私は、私が嫌がることをされたから怒ったんだ」
「この人は私が〇〇されたら嫌だってわかってやったのかな」
こうして言語化しながら深掘り思考された感情は、脳は"過去の出来事"と受け取るんです。
言葉でインプットされた感情は、"もう済んだこと"になります。
それまで頭を支配していた感情は、
「もう頭で暴れなくても自分の存在に気づいてもらえた」と安心して、鎮まるのです。
これをしないと、感情は時間がたってもなかなか静まらず、
ずっとイライラしたり、ずっと悲しかったり、ずっと不安だったり…頭の中で猛アピールし続けるのです。
頭が飲み込まれないように、
感情が起きたら言語化して、"考える"癖をつける。
これは思考の筋トレです。
思考って筋トレしないと"力"が付かない。
使っていないと筋力が落ちてしまうんです。
"考える"ことを避ければ避けるほど、
感情が頭を支配して長引く
という悪循環になるんです。
「考える」と意思の関係
次に、思考=意思について。
意思とは、
外からの情報や状況に対して、"自分の視点"というフィルターを持つこと。
つまり、
・どう感じたか(感想)
・なぜそう感じたか(意見)
を自分の中で持つことです。
なぜこれが大事かというと、
外からの情報が"正解"では無い場合がたくさんあるからです。
・信頼できそうな人の言葉
・データが載っているニュース
・AIの答え
・誰かの説得力のある主張
…たしかに「正しそう」ですよね。
でも、それをそのまんま自分の中にトレースするのではなく、
セットで感想と意見を必ず考える癖をつけるんです。
そうしないと、
情報をそのまんま自分にトレース
→その情報に流されてる状態になってしまう
ちなみに、
外からの情報に影響を受けてもいいんです。
というか影響は必ず受けます、どんどん受けたほうがいいくらいです。
ただし、
【自分の感想と意見というフィルターを通した上で】
という絶対条件ありきで。
これが"思考"という、"自分の意思"です。
情報に対して、「わかる!」または「違う!」だけで終わらないようにする。
"どこに"共感したか、"なぜ"共感したか。
"どこが"違って、"どうだといい"のか。
考える癖をつけるんです。
今は情報過多な時代だからこそ、
自分の意思というフィルターを持たないと、
簡単に情報に自分が支配されてしまいます。
Youtubeなどなんでも、"おすすめ"が簡単にあがってきます。
見る情報が偏ります。
自分の意思がないと、簡単に偏った情報に支配されてしまいます。
または、ショート動画やインスタ投稿のように、短い情報が秒単位で入れ替わりながら目に入ってきます。
自分の意思というフィルター無しでは、この入れ替わりに頭が振り回され脳が疲弊してしまいます。
とある情報を100%信じてもいい、
ただし、
自分の意思のフィルターを通してから信じるようにしてほしい。
「思考停止」は無気力・虚無感の元
「なんか毎日虚しい」
「生きてる意味がわからない」
それは、もしかしたら自分の意見を持っていないことの副作用かもしれません。
自分の意思を"使ってない"…つまり、自分の感情または他人に自分(脳)を支配されているから、
自分の価値や個性を見いだせていないのかもしれない。
「無気力だから思考できない」より、
「思考しなかったから無気力になった」のほうが多いと私は感じます。
「自分の意思を持つ」とワガママは完全別物
"自分の意思を持つ"と言っても、
"自分の主観を通すこと"とは違います。
誰かに"自分の意思"を押しつけなければいいだけです。
提案はいい、強制は良くない、それだけです。
決して「ワガママ」や「自己中」でもないんです。
それは、"外からの情報を遮断して主観を通すこと"です。
"自分の意思を持つ"は、
"外からの情報を自分の脳で精査する"なんです。
全然違いますよね。
だから、悪いイメージを持たなくて大丈夫です。
逆に、
「自分の意思がない」と呼ばれてしまう人は、
"外からの情報をそのまんま自分にトレースして、自分の意見だと思い込んでる状態"です。
他人に支配されてる状態とはこのことなんです。
まとめ
思考する力は、
あなたをあなたの感情から守る力でもあり、
他人に操られないようあなた自身で生きる力でもあります。
言語化や思考の筋トレ法は、
私の過去記事にもたくさんありますし、今後も発信していきます🤲
「考える」は、生きるスキルなんだと伝わることを願って…
さいごに
「考えるのが面倒だから」と、
判断や行動をすべて他人に預けるようになったら…
「気をつかって合わせてる」と、
自分の思考までやめてしまったら…
それは"自分の人生"を自分以外にばかり任せることになります。
今週末には選挙があります。
このタイミングで、思考停止はダメだって言いたくて、厳しい記事を書きました。
情報を見て、ちゃんと"自分で"考えて、投票しよう!🌱
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