178話 入港 Arrival — Welcomed in Person 【エジプト編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
ネフェルイウリアがティルサ王国の港に着いた時には、夜になっていた。
王宮があるリュカリオンの港は、紫色に揺らめく灯火に照らされて、幻想的な美しさだ。

多くの船が港には停泊している。
ティルサ王国は、事実上この海を支配しているといってよい。
そうでなければ、これだけの船がリュカリオンにいるはずがない。
港に降りようとするネフェルイウリアに、にこやかに挨拶を求める青年貴族の姿がある。

その青年貴族に近づいたネフェルイウリアに丁寧な言葉で言った。
「ティルサ王国のシンガル・バアル・ティルサです。」
貴族ではない、王子である。
今回の交渉相手その人だった。
「ようこそお越しくださいました。お疲れで御座いましょう。」
むしろ慌てたのはネフェルイウリアの方である。
「わざわざのお出迎え・・・恐れ入ります・・・」
何か、気が利いた言葉が出てこない・・・

「明日の会談には、わたくしが参ります。今日はゆっくりとお休みになってください。」
「明日、お迎えの馬車を向かわせますので、お気遣いなく・・・」
こんな細かいこと・・・を、王子自ら説明した。
王子が何かを指示していたようで、気がついた時には用意された宿となる宮殿に迎えられていた。
「失礼させていただきます。ごゆっくりおくつろぎください。」
シンガル王子は、優しい笑顔を見せた。


プロンプトを参照いたしました。
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