141話 先客 The Visitor: The One Who Came Before 【六代御前編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
清成は、気配を感じて目を開く。
瞼は重く、うとうととしていた。
外に人の気配がする・・・

六代御前は寝ているので、別の人ということになる。
息を殺し、そっと、刀を手繰り寄せる。
話し声はしない、おそらく一人・・・
息を殺し、通りすぎるのを待つ。

が、気配は、近づいてくる。
刀を鞘から半分抜いている。

扉を見て機会を計る。
ギ・・
小さな音がして、少し扉が開く。
中は暗いので、おそらく見えていない。
開きかけた扉がとまる。
気づかれたか・・・・
腰と足の位置をずらしてある。
立ち上がれる態勢だ。

白い装束の男の眼がのぞく、
清成と目が合う。
二人とも動かない。
清成が刀を振り上げないのを確認すると、山伏は言った。
「先客ありとはな・・・」
清成は、刀に手をかけたままでいう。
「御邪魔しておる・・・」

二人はそのままにらみ合った。
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Kinu_AIイラストさんのプロンプトを参照して作成しました。

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