132話 引退 Retirement: I’ve Done What I Had to Do 【青春編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
文化祭が終わり、音楽室ではささやかな打ち上げが開かれた。
音楽室の真ん中に机を並べてテーブルを作り、みんなが持ち寄ったお菓子などを並べる。

手作りのケーキやクッキー、コーヒーゼリーまである。
おにぎりもあったが、中身は梅干しや鮭とは限らない。
チョコレートが入っていたりする――

まあ、当たりということだ。

二年連続の受賞に、文化祭の成功。
みんなの表情には、どこか解放感があった。
しばらく賑やかに過ごしたあと、
三年生が前に並んだ。
部長のケント先輩が代表して口を開く。
「皆さん、ありがとうございました。コンクールでの受賞に続き、文化祭も成功しました」

いったん区切ってみんなを見渡してから
「われら、三年生は今日をもって引退ということになります。それぞれの進路なども考える、われらにとっても大切な時期になる。」
三年生同士で顔を見合わせる。
「皆さんのおかげでよい経験をすることができた。相談事などがあれば、遠慮はしないでいただきたい。」
三年生同士が、どこか照れくさそうに目を合わせる。
そして、三年生だけで歌うという。
エミコ先輩がピアノの前に行って、最初の音だけを鳴らす。

ケント先輩が軽く手を上げて合図をすると、
三年生たちは歌い始めた。
アカペラである。
ミツヤが入る前に歌っていた曲らしく、ミツヤは歌えない。
だが、二年生の中には一緒に口ずさむ人もいて
素晴らしい演奏だった。

歌い終わると、音楽室いっぱいに拍手が響いた。
三年生たちは、涙を光らせながら、
その拍手の中をゆっくりと退場していった。
残されたメンバーは、
テーブルのお菓子を片付けながら、
いつになくしんみりとしていた。
動画 選挙 Video,Losing to Win は、
5/6 134話、選挙 Losing to Winにて掲載いたします。
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ゆき@フォロバさんのプロンプトを参照して作成しました。
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