見出し画像

ジンジャークッキーはなんだ!【クリスマスオーナメント6】

🌟 クリスマスツリーのオーナメント、ジンジャークッキーは、「無病息災」や「魔除け」の願いが込められた、歴史あるお菓子です。

🍪 ジンジャークッキーの起源と意味

ジンジャークッキーがクリスマスに飾られ、食べられるようになった背景には、いくつかの説があります。

1. 無病息災・風邪予防

•起源説の一つ: 16世紀のイギリスでペストが流行した際、国王ヘンリー8世が病気予防のためにしょうがを食べることを国民に推奨しました。国民が国王に似せたクッキーを焼いたのが始まりという説があります。

•意味: 寒い冬に体を温め、風邪などの病気を予防するしょうがを食べ、家族の無病息災(病気にかからず健康でいること)を願う意味が込められています。



2. 魔除け(まよけ)

•意味: しょうがやシナモンなどの強い香りのある香辛料は、古くから魔除けの力があると考えられていました。そのため、邪悪なものから家族を守るという意味で、クリスマスに作られて飾られるようになったという説もあります。



3. 貧しい人々の知恵

•起源説の一つ: 古代、貧しくてクリスマスのごちそうを用意できなかった人々が、ごちそうの形をかたどったクッキーを焼いてお祝いをしたのが広まったという説もあります。



🎄 ツリーに飾る理由

クリスマスツリーにジンジャークッキー(特に人型のジンジャーブレッドマン)を飾るのは、上記の「無病息災」や「魔除け」の願いと関連しています。

家族の健康を願って、魔除けの意味を持つクッキーをツリーに飾り、来る年も元気に過ごせるようにと祈りを込めます

昔は、日持ちのするクッキーをオーナメントとして飾り、後で食べる習慣もありました。可愛らしい見た目も、クリスマスの雰囲気を盛り上げてくれますね。

ジンジャークッキーには、このように人々の健康や幸福を願う、温かい思いが詰まっているのです

【ジンジャークッキー年表】

紀元前
古代エジプト・古代ギリシャなど

神々への捧げ物の一部として、ジンジャーブレッドのような香辛料入りのパンが焼かれていた。 強い香りの魔除けの意味や、香辛料が持つ保存性の高さが重視された。


中世

ヨーロッパの修道院などで作られ、薬効のあるお菓子として知られるようになる。
ジンジャー(しょうが)やシナモンが風邪予防や体を温める薬として利用された。


15世紀  

ヨーロッパ全土でジンジャーブレッドが作られるようになり、様々な形に成形される。 菓子職人ギルドがジンジャーブレッドを専門に扱い、芸術的な装飾が施されるようになる


16世紀頃

人型のジンジャーブレッドが文献に登場し始める。 イギリス国王ヘンリー8世がペスト予防にしょうがを推奨し、国民が国王をモチーフにしたクッキーを焼いたという説が広まる(無病息災の願い)。


18世紀以降

ヨーロッパの家庭でクリスマスの時期に作るお菓子として定着。日持ちがするため、ツリーに飾る習慣が始まる
無病息災や魔除けの意味から、家族の健康を守る願いを込めてツリーに飾られるようになる。また、貧しい人々がごちそうの形を模して作り、お祝いをしたという背景もある。



19世紀

ドイツなどの移民により、ジンジャーブレッドの文化がアメリカで根付く
ジンジャーブレッドマン」というキャラクターとして童話に登場するなど、親しみやすい存在になる。



現代

食べられるオーナメントとしてだけでなく、ガラスやプラスチック製のモチーフオーナメントとしても定番化。 クリスマスの象徴的なお菓子として、そのかわいらしい形と、込められた温かい願いが受け継がれている。

まとめると、魔除けのパンが、
健康クッキーになり、
オーナメントになった。という流れ。

いいなと思ったら応援しよう!