海坊主【日本妖怪図鑑〔12〕】
日本の妖怪「海坊主(うみぼうず)」は、
主に海上や海辺に出没するとされる
海の妖怪です。
【姿形】
巨大な黒い坊主頭の姿で現れるとされることが多いです。大きさは数メートルから数十メートルにもなると言われています。ただし、地域によってはスッポンのような体に人の顔をして髪がない姿など、様々な伝承があります。「海入道(うみにゅうどう)」「海法師(うみほうし)」「海小僧(うみこぞう)」などとも呼ばれます。
【出現場所・状況】
特に夜間の海上で、穏やかだった海面が突然盛り上がり、姿を現すことが多いとされています。
【行動・影響】
船を襲い、破壊したり、転覆させたりするとされ、海の民の間で非常に恐れられてきました。不漁の原因になるとも言われます。また、船乗りに対して「柄杓(ひしゃく)を貸せ」と迫り、底を抜いていない柄杓を渡すと、それで海水を汲み入れて船を沈めにかかるという話型も各地に伝わっています。
【正体】
溺死者の亡霊、妖怪化した海獣、海神など、諸説あります。
海上で遭遇すると非常に恐ろしい存在として語り継がれてきた妖怪です。

【感想】
海坊主。
柄杓を貸せと言われ、
底の空いた柄杓を渡すと大人しく去るものの
底のある柄杓を渡すと船が沈没。
これを読んだそこのあなた。
覚えておきましょう。
海坊主には絶対、
底の空いた柄杓を渡す。
不思議な事に各地にこの伝承があり、
愛媛、島根、長崎、
鹿児島、愛知、兵庫、三重…
沿岸部という事が共通しているみたい。
不思議ですね。
海は伝説を生むのかもしれませんね🤭
