アミカゴ【クリスマスオーナメント14】
特に「編み込まれたハート型のかご(Woven Christmas Heart / Julehjerte)」は、北欧のデンマークやノルウェーを中心に伝統的に親しまれているオーナメントです。
🇩🇰 網かご(ハート型)の
起源と意味
このハート型の網かご(ユーレヘーアテ, Julehjerte)は、主に以下のような起源と意味があるとされています。
1. 起源
•ハンス・クリスチャン・アンデルセン:デンマークの有名な童話作家であるアンデルセンが、1860年頃に初めて編んだという記録が残っています。
•ただし、アンデルセンが作った最も古いものは持ち手がなく、ツリーのオーナメントとして使われたかは不明とされています。
•その前身として、小さな枝編み(wicker)のバスケットが飾られていたという文書もあります。
•素材:当初は紙やフェルトを編んで作られていました。

2. 意味・用途
•愛と心の象徴:ハートの形は愛や優しさを象徴しています。クリスマスという時期に、家族や人々との「絆」や「家庭の円満」を願う意味が込められています。
•お菓子入れ:この網かごは、上部が開く小さなバスケットの役割も果たしており、ナッツやキャンディなどのお菓子やごちそうを入れてツリーに飾られました。
•クリスマスの終わりに、子どもたちはツリーからお菓子を「収穫」することが楽しみでした。これは、ごちそうや収穫の豊かさの象徴でもあります。
•伝統工芸:デンマークやノルウェーでは、今でも子どもたちが伝統としてこのオーナメントを手作りし、ツリーを飾ります。

🧺 一般的なバスケット(かご)のオーナメントの意味
ハート型以外の、一般的なバスケット(かご)のオーナメントにも、様々な意味合いが込められています。
•豊穣と恵み:バスケットは収穫物を入れる容器であることから、豊かさや神の恵み、実りを象徴します。
•贈り物と希望:小さなバスケットに菓子や贈り物を入れて飾ることから、希望や良い知らせがもたらされることを願う意味合いもあります。
•未完成のプロジェクト(毛糸のバスケットなど):毛糸が入ったバスケットのオーナメントは、ニットや編み物をする人にとって、「進行中のプロジェクト」や「創造性」を象徴することもあります。
「網かご」がハート型か、それ以外のバスケット型かによって意味合いは少し異なりますが、どちらも豊かさや優しさ、そして家族の絆を象徴する素敵なオーナメントです。

【アミカゴ年表】
この網かごオーナメントは、主に「ハート型の手編みバスケット」として発展してきました。
不明 (初期) ドイツ/北欧
ツリーに本物の食べ物(リンゴ、ナッツ、お菓子)を直接吊り下げていた。
豊穣、恵み、喜び。

1860年代 デンマーク
童話作家 H.C.アンデルセンが、色紙を編んだ「Julehjerte」(クリスマスのハート)を初めて作ったとされる。
【起源】 愛、心の象徴。まだオーナメントとして定着はしていない段階。

19世紀後半 ドイツ/ヨーロッパ
ガラス工芸の発達により、壊れやすい本物の食べ物に代わり、ガラス製のオーナメントが普及し始める。
ツリー装飾の多様化。かご型やバスケット型もガラスや金属で制作される。

20世紀初頭
デンマーク/北欧
Julehjerteが広く手芸として受け入れられ、家族や子どもたちが手作りする伝統が定着する。
【伝統化】 手作りの温もり、家族の絆、愛の象徴。

20世紀中期以降 世界的に。
素材が紙、フェルト、布、プラスチックなど多様化。お菓子を入れるポケットとしての機能も重視される。
【用途の定着】 お菓子(ごちそう)を入れるためのバスケット、豊かさの象徴。また、単なる装飾品としても普及。

現代 世界。
北欧の伝統的なオーナメントとして注目され、多様な色や柄のものが市販される。
【多様化】 伝統的な意味に加え、デザイン性やクリスマスの装飾アイテムとしての価値が高まる。

