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オーナメントボールは何だ!【クリスマスオーナメント3】

🎄クリスマスツリーのオーナメントボールの起源と意味

クリスマスツリーに飾る丸いオーナメントボールには、主に「禁断の果実(知恵の木の実)」の象徴という起源と意味があります。

🍎 起源:生のりんごの代用から

オーナメントボールの始まりは、生のりんごをツリーに飾っていたことだと言われています。


「知恵の木」の象徴

  •中世ヨーロッパのクリスマスイブに行われていた、アダムとイブの「原罪」に関する舞台劇で、落葉樹であるりんごの木の代わりに、常緑樹のモミの木に「禁断の果実」としてりんごを飾ったことが由来の一つとされています。



ガラスボールの誕生:

  •クリスマスシーズンを通して生のりんごを飾っておくのは不便だったため、19世紀前半のドイツ(ラウシャという町)で、りんごを模したガラス製のボール(クーゲル)が作られるようになりました。

  •これが後の色とりどりのオーナメントボールの原型となり、世界中に広まっていきました。


✨ 意味:禁断の果実の象徴と家庭の円満

オーナメントボールに込められた主な意味は以下の通りです。

禁断の果実(知恵の木の実)の象徴

  •アダムとイブがエデンの園で食べた「禁断の果実」(一般にりんごとされています)を表現しており、「豊かな実り」や「生きる喜び」を象徴すると言われています。



円満・調和の象徴

  •丸い形は、地球や家庭の円満完璧な調和を象徴しているという解釈もあります。
色にもそれぞれ意味が込められています:

•赤: キリストが流したの色、神の愛と寛大さ

•白: 純潔、潔白

•緑: 力強さ、永遠

•金・銀: キリストの気高さ、高貴さ、希望

オーナメントボールは、生のりんごから始まり、ガラス、そして現在のプラスチックへと素材を変えながら、キリスト教の教えや文化とともに受け継がれてきた飾りなのです。



【感想】

あの赤のボールは、
禁断の果実だったのですね!衝撃。

初見でりんごだとは思いませよね笑
これ本当に面白かったです。


さて、私は原罪として、
悔い改めるべき物というイメージが
強かったのですが、


必ずしもそれだけではなく、
人類が知恵を手に入れた進歩

そして、
人類の原罪を許した神の慈悲深さと愛。

の象徴として喜ぶべき物でもあるのです。

うーん。深い。



【オーナメントボール年表】


さて、クリスマスオーナメントボールが「生のりんご」から「多様な色のボール」へと変わっていった歴史を、西暦と時代の変化に沿ってまとめます。
この進化は主に、ドイツにおけるキリスト教文化の普及とガラス製造技術の発展によってもたらされました。
🍎

中世(15世紀頃)
ヨーロッパ(特にドイツ)


生のりんごをモミの木に飾り始める
「禁断の果実」(知恵の木の実)の象徴。アダムとイブの原罪と、そこから得られた知識。


18世紀末〜19世紀初頭
ドイツ

一般家庭でもクリスマスツリーを飾る習慣が普及。しかし、生のりんごは重く、傷みやすいため、長期的な装飾には不便。
ツリーの飾りが、宗教的な象徴から長期的な装飾品としての機能も求められ始める。




1840年代頃 (19世紀中頃)
ドイツ

ドイツ・チューリンゲン州のラウシャ(Lauscha)で、ガラス製のボール「クーゲル(Kugel)」が発明される。「禁断の果実(りんご)」の代用品。軽さと輝きが評価される。



1870年代
ドイツ

ドイツで硝酸銀による銀メッキ(内側を銀でコーティングする技術)が導入される
ガラスボールが強く輝くようになり、高級なイメージに。この頃から、りんごの赤だけでなく、多様な色や形(星、ベルなど)が作られ始める。「キリストの高貴さ」など、色の持つ象徴的な意味が拡大。



19世紀末
ドイツ→アメリカ

アメリカの実業家F.W.ウールワースがドイツからガラス製オーナメントを大量輸入し、安価で販売したことで、世界中に普及。 ヨーロッパの伝統的な飾りが世界的な商品に。



20世紀中頃
ドイツ→アメリカ、中国、日本等

第一次・第二次世界大戦後、ガラス製造の中心がドイツから他国(アメリカ、日本、中国など)へ移る。また、プラスチック製のボールが登場し始める。 安価で割れないオーナメントが普及し、安全性の高い現代の主流となる。

※イギリス、フランス等はボールの発展というよりは、主に輸入という立場だったので省略しています。


まとめ

オーナメントボールは、
•生のりんご(原罪の象徴)
•赤いガラス玉(りんごの代用)
•輝く多色のガラス玉(キリスト教の教義の象徴)
•大量生産されたプラスチックボール(現代の装飾品)
という流れを経て、今日の形になりました。
起源は「禁断の果実」にありますが、現代の多様な色や形は、「救い主の降誕を祝うクリスマス全体の精神性」を表現するものへと意味が拡大・進化していると言えます。

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