ブランドの「これから」を問い直す #FFRIセキュリティ
■ 静かに進行する戦争は常にあります。
銃声もなければ、戦場もありません。しかし、ある日突然、制御不能のシステムダウンが起き、サプライチェーン全体が麻痺する。
攻撃者の国籍も、動機もわからない。
そして、ほとんどの企業が「いつから侵入されていたのかさえわからない」状態で、既に「その中」にいます。
このようなサイバー攻撃に対して、日本の企業社会はいまだ「守る=コスト」という前提のもとで、後手に回る防御を続けています。
ですが、そんな常識に静かに揺さぶりをかけている企業があります。
それが、株式会社FFRIセキュリティです。
「日本には日本固有の脅威がある。だからこそ日本発の防御技術が必要だ」
なぜこの企業は
あえて「守る」よりも、「攻める」を選ぶ
FFRIセキュリティは、国内でも数少ない「サイバーセキュリティの基礎研究から実装まで」を一貫して行う専門ベンダーです。世界中の脅威情報をもとに独自技術を開発し、「日本発(純国産)」の視点から「守りの構造」そのものを再設計しています。
同社を率いるのは、世界的なセキュリティ研究者である鵜飼裕司さん。米国のセキュリティ企業eEye Digital Securityに在籍し、Windowsの脆弱性を100件以上発見するなど、世界最前線で攻撃側の論理を体得してきた人物です。
攻撃者の思考を深く理解して、はじめて守ることができる。この思想を体現しているのがFFRIセキュリティであり、グローバル大手がスペック競争を繰り広げる中、日本特有のセキュリティの問題に「国産技術」で真っ向勝負をかけています。
■ FFRIセキュリティの強み
FFRIのリサーチチームは、多様で複雑化するセキュリティ脅威に対応するために、高度な専門性と実践力を備えています。中でも注目すべき3つの強みがあります。
強み1 専門性の高い人材力
世界的な研究者が率いる技術者チームが、後追いではなく先読みによって新たな構造を設計しています。
強み2 攻撃者の思考を先読みする技術力
脅威の本質を構造から理解し、ゼロデイ攻撃への先制的な対処を可能にしています。
強み3 豊富な採用実績
防衛省や自治体など、厳格なセキュリティ基準を求められる顧客からの採用実績があります。
これらの強みは単なるスペックの比較では測れませんが、「技術・人材・実績」が三位一体となって国家レベルの防御を支えていると言えるでしょう。
■ FFRIはどのタイプのベンダーなのか?
では、FFRIがマーケットの中でどのようなポジションにいるのかを見て行きたいと思います。ちなみに現在、セキュリティベンダーは大きく以下の4タイプに分類できます。
総合セキュリティ企業
ウイルス対策からEDR、クラウドセキュリティ、SOC運用まで、幅広い製品・サービスをワンパッケージで提供。日本だけでなくグローバル市場でもプレゼンスがあるのが特徴。 → 企業例:トレンドマイクロなど専門ベンダー/EDR特化型
特定分野(EDRや挙動検知など)に特化し、軽量かつ高精度なロジックによって差別化。未知の脅威への強さが特長です。他社製品とは一線を画す尖った性能が武器です。 → 企業例:FFRIセキュリティはここ運用支援型/MSS
顧客に代わって24時間体制でセキュリティ監視を行う運用代行型で、大企業や金融機関に多く導入されています。 → 企業例:NRIセキュアなど社内セキュリティ支援型/SIer系
もともとはITインフラや業務システムのSI(システム構築)を得意とする企業が、セキュリティをインフラの一部として提供する形に拡張したもの。社内向けに一貫支援できる点が強み。 → 企業例:NTTデータ、富士通など
この中で、FFRIは「専門ベンダー」として、国産技術に裏打ちされた精度と思想でセキュリティの本質に迫る企業です。派手なプロモーションよりも、地に足のついた技術研究に力を注いでいます。
■ なぜ、大手ではない企業が「守りの本質」に迫れるのか?
富士通、日立、トレンドマイクロ──
安心感という観点では、多くの人が「大手のほうが強い」と思うかもしれません。けれど、国家レベルのセキュリティ分野で、意外にも小規模な専門企業が要になります。その理由は単なるリソースの大小では説明できません。
ひとつの仮説として、経営者自身が技術者としてのバックグラウンドがあることが挙げられます。代表の鵜飼さんは、世界的に知られる脆弱性研究者であり、「攻撃側の論理」を実地で知る数少ない日本人です。その視点が、守りの本質に踏み込むための出発点になっています。
また、大手企業には避けられない事情もあります。
社内調整・製品の汎用化・レガシー資産との整合──。理想を貫くより、無難にまとめる力が求められる傾向はあります。また組織が大きいと重要な決定が平均化しやすくなります。
対して、FFRIのような規模感の企業は、一点突破型の設計思想をおそらくトップダウンで落とし込めるのかもしれません。
・「日本特有の脅威」に狙いを定める
・研究から製品化までを最短距離で進められる
・専門性の高い技術者集団と、鵜飼氏を軸にした世界的ネットワークがある
このような「集中と自由」の環境こそが、本質に届く製品をつくる温床になっているのではないでしょうか。
日本の製造業には、社員数100人でも世界シェア50%以上を取る企業が少なくありません。FFRIもまた「見えないところを守る」という領域で、そのような立ち位置に向かうのかもしれません。

