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【5人家族都心ヴィンテージマンションリノベ記】キッチン:気づいた"俯瞰"の欠如。「無垢」の木であればいいというわけではない。

この記事は、2023年10月契約〜12月最終打合せ。24年1月着工、5月から住み始めた築50年越えマンションをフルリノベした記事です。
記事の情報は当時のものであることをご了承の上お読みください。
詳細な自己紹介はこちらの記事をご覧ください。

キッチンショールーム訪問を4社終えて、「どのメーカーのキッチンを選ぶか」。見れば見るほど悩みは深まってしまったのだった。これまで見てきた中では、

●機能面
LIXIL > ウッドワン > 田中工藝・エクレアパーツ
(エクレアパーツ、田中工藝に関しては機能的なキッチンもできるとは思うものの、オーダーキッチンなのでカスタマイズされたものが納品されて、初めて使い始めることになる。それが機能的と言えるかは判断がつかない)
●デザイン面
田中工藝(圧勝) > ウッドワン・エクレアパーツ > LIXIL

といった印象をもった。
どちらかというと、機能よりデザイン性を重視したい考えの私。印象としては田中工藝さんの、極上の素材を含めた候補の中から、質感を調和させて自由に選べるデザイン性に心が惹かれているのだった。


各社に伝えた"私のイメージする理想のキッチン"

✔︎Ⅱ型キッチン
✔︎リンナイ4つ口 or ハーマンのステンレス3つ口、ステンレスコンロであること
✔︎ガスオーブン
✔︎Mieleの食洗機(60cm)設置
✔︎作業&収納スペースをたっぷりとれること


詳細は記事に記録

大きな面積となるキッチンの「色」の重要性

ウッドワンのカタログを見ていてふと気づいた超重要課題

ウッドワンSRを訪問した際、今回検討していた型"Suiji"の分厚い冊子をもらった。それを手渡しながら担当者の方が、

「分厚くてとても重いのですが、今回ご検討いただいている商品のカタログになります。実際作られた方の事例がたくさん掲載されていて、参考になるものも、逆に「これはやめておこう」という判断材料にもどちらにもなるかと思うので、ぜひご活用ください」

と、ことづけながら渡してくださったのだ。
このカタログとの出逢いがきっかけとなり、これから私の「理想のキッチン」の条件に超重要事項として追加されていくことになる。
ウッドワンのご担当者さん、大切な気づきのきっかけを、本当にありがとうございました。

住宅の施工例って大好き。ウッドワンのカタログは読み物としてとても面白かった。

なんでも「無垢」「木」であればいいってもんじゃないんですね・・・

欠落していた「俯瞰」の視点

これまで訪問したLIXILのぞくオーダー系SRであるエクレアパーツ、田中工藝では、

  • 「既存のキッチンの木目風シートが剥がれてくるのがストレスであること」

  • 「素材は極力本物を使いたいこと」

ということは伝えていたが、肝心の「色」については具体的に伝えられていなかった。というより、自分の中でまだ明確なイメージがなかった。
ということもあり、ウッドワンSRを訪問した際は、「せっかく木を使っているなら塗装のない木目が出るものが美しい」等、細部(キッチン単体)に囚われ全体(居室全体)を見ていなかったのだ。まさに木を見て森を見ず。物事を推進するのにあたって、「俯瞰」というのは一番大切なことだ。

「木目」だらけになるとテイストが素朴・ナチュラル!もはや山小屋

どれもこれも素敵にまとまっているウッドワンのカタログをパラパラとめくっていたとき、ふと思った。

「そういえば、あの方がいっていた「逆にこうはしたくない」という事例というのはどれのことを言うのか?」

と。
後から思えば、あのときウッドワンの方は特定の事例がNGという意味でいったわけではなかった。それぞれ自分好みのインテリアやテイストを考慮した上で、事例の参考が多くあればイメージがつきやすいですよ、ということを仰っていたわけだ。

その視点を持ちながらもう一度カタログをめくる中でふと気づいた。
たくさんあるチークのアンティーク家具、大きなローズウッドのダイニングテーブル、全面施工予定の無垢のフローリング。この上に無垢の木で仕上がった大きなII型キッチンが鎮座する。
その空間はナチュラルすぎて私の好みじゃない、ではないか!と。

私の好みは、天然や上質なものを活かしつつも、清潔感があってすっきり。ナチュラルというより、あくまでモダンであること。チーク、ローズウッド、オーク。。。確かに無垢の木は素敵。ただ、木目が増えすぎると当然見た目にはごちゃごちゃとするし、色の要素が増えすぎる。いただいたカタログのおかげで、そのことに気づくことができたのだった。

何事も大切なことは"引き算"の視点・思考

この気づきによって、改めてリノベの空間全体をシミュレーションしてみた。漆喰を基本にした白い壁、オークの無垢フローリング、随所に配置されたチークやローズウッドのアンティーク家具。
そこに鎮座するボリュームあるⅡ型キッチンを想像すると、この大きなキッチンが木目になるのは我が家の空間にはノイジーで、重すぎる。ここは木目は"引き算"することにして、オークやチークとの親和性を考えた塗装のもの、できれば「白」にしよう、と。

「白」といっても2,000種類あるそうで

田中工藝さんで教わったことだが、「白と一口にいっても2,000色くらいある」と、アン・ミカは語っているそう(笑)。中間色の色味の加減は本当に難しい。
たとえば先日SR訪問したウッドワンの白は、木目に白を塗装していると言うこともあって、ピンクがかっているのだ。「かわいさ」は極力排除したい我が家のインテリア。あのほんのりピンクを想起させるウッドワンの白は、どちらかというと可愛らしい雰囲気や、カントリー風の仕上がりと相性がよい。とここまで考えたところで、残念ながらウッドワンの白は候補から外れることになった。

となると、私の理想のキッチンを実現する上で、今のところ最有力候補なったのは田中工藝。先日の記事で書いた通り、AICAやFENIXなど、複数あるメーカーの大量の色サンプルの中から色味を選ぶことができるのだから。

ここまできたら、あとは見積もりをみて取捨選択をするしかない。
次回以降は、引き戸、ユニットバス、トイレ、洗面と、その他のSRでみてきたものや感じたことを記録に残していきたい。

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