住んで3年目で分かった、やって大正解だったこと・見落とした盲点【5人家族都心築52年マンションリノベ記】
少し間が空いてしまいましたが先月5月1日にて、スケルトンリノベしフルリフォームした家に住み始めて3年目を迎えました。
月日の流れの早さには驚くばかりです・・・!
悩みに悩み抜いて、担当建築士さんとつくりあげた部屋。
とはいえ、人生はじめてのことの連続だったリノベーション。
しかも、契約から最終打ち合わせまでの設計期間、実に2ヶ月。
色々と拘りたい派の私には、振り返るとこの設計期間は短すぎでした。。。
決め事のあまりの多さに、さすがに処理力が追いつかず、途中記憶喪失になったことも多々あった事は、このnoteでも時折呟いてきました。
そして、住み始めてから、初めて気づくことがあるというのも「住まい」ならではのことなのだと思います。
今日の記事では、3年目を迎えた今になっても尚、選んでよかったと思っているもの。逆に、「もう少しよく考えたらよかった」と思っている点。
また、みなさんが気になっていらっしゃるかも知れない経年変化の具合についても記事にしたいと思っています。
私が感じる実体験が、目下のところリノベや家づくり中の方にとって、何かのきっかけやヒントとなれたら光栄です。
3年経ってもやはり気に入っているもの
1.無垢床
待望の無垢床でしたが、我が家はデザイナーさんにお任せでオークを選びました。
「どんなインテリアにも調和しやすく、汚れや傷が目立ちにくいのでメンテも楽です」という助言も後押しになりました。
3年目になっても尚、お気に入り、です。
具体的に何がいいかというと、特に以下の2点。
傷や汚れが気にならない
(特に多湿の時)足元がサラサラ。梅雨〜夏時期は本当に気持ちがいい。

正直無垢材って、住むまではもっと神経質に生活しなければならないと思っていました。ところが、普段気にしているのは水などが跳ねたりこぼれたりした時は、できるだけすぐに拭き取るというのを意識しているだけのこと。
リノベしてから2回あった年末年始は2年連続海外旅行していたので、大掃除も最低限しかしませんでした。
リノベ当時はまだ小さかった子どもたちも、今や長女が大学受験生となり、
今年は引き籠り必至。3回目の今年の年末年始こそ、いよいよオイル塗布をしてみるのもいいかな、とぼんやり計画しています。
2.漆喰壁
歴代賃貸住まいで、とにかくストレスだったのが(塩ビ)クロス。
剥がれる→剥がれたところから子どもが剥がすといった悪循環。
更には、北側の部屋の一部はクロスが黒カビでどうしようもない状態に。
今回のリノベで施工をお願いしたA社が自然素材の自社製品も取り扱う会社だったこともあり、漆喰や珪藻土の施工は待望の一つでした。
とはいえ漆喰施工は左官工事で職人さんの人件費が嵩む。(下地から塗布2回と工程がクロスの3倍はかかるとのこと)割高になるのはよくわかっていたので、、我が家では家族が集まるLDKや、湿気がこもりやすい洗面まわりなどに絞って施工をお願いしました。
3年目の今も尚、漆喰はとてもいいです・・・!
余裕があったら、今クロスのところも漆喰に塗り替えてもいい、と思うほどに。
躯体梁などの角の部分や、洗面の一部手垢のつきやすい場所などは多少の汚れが見えます。が、必要に応じて自分で消したり、やすりで削るなど調整も可能なので、気になりません。

何より住んでみてよくわかったこと。
呼吸しない塩ビクロスと異なり、自浄作用のある漆喰はいつもサラサラ。多湿の時に家での不快指数が劇的に減ったように思っています。
(これには、下地で入れてもらっているセルロースファイバーの効果も大きいのかもしれません)
3.Miele食洗機
もはやこれなしの生活は考えられない!
というほどにすっかりMieleの虜です。
これまで国産食洗機しかつかったことのなかった私は、食洗機といえ、(自分の性格もあり)きちんと洗ったものを食洗機に投入していました。
それが、使ってみてはじめてわかったのですが、
本当に予洗いがいらないのです!
もう一度言います。
汚れたまま食器洗い機に並べて、洗剤を入れてスイッチオン。
それだけでピカピカになるのです。

実は、リノベしてMieleの食洗機を導入するまで。
我が家では家族が食べ終えた食器をシンク におくだけで、そこから洗って、乾燥させて、しまって。
それら一連の作業は全て私がやっておりました。
疲れてなんとか炊事を終え、満腹でやる気がなくなったあとに待ち受ける大量の洗い物。はっきり言って、苦痛で苦痛で仕方ありませんでした。
今思えば、もっと早い段階で、家事を分担制にするとか、自分が使ったものは自分で洗う習慣をつけるなどすればよかったのですが、タイミングを逃してしまったんですよね。これは結婚生活を振り返っても、大失敗。
でもMiele食洗機を導入したおかげで、私が夜外出している時や、家族をおいて旅に出る時。家族がつかった食器や調理器具は、すでに食洗機にセッティングされた状態。
なんなら、すでにスイッチONされ、洗浄もおわっていることもある。
少なくとも、出かけて帰ってきた私が夜にするのは、Miele食洗機のスイッチをONすることくらいになりました。
コンサートや気心知れた友人との会食を楽しんで、幸せな気持ちに満たされ深夜帰った私が、あとはゆっくりお風呂に入って寝られるだけになったのです。
この2年少しで、どれだけ自分の自由時間が増えたかわかりません。

予洗い不要食洗機。
これはもう、革命でしかない!ですし、大袈裟かも知れませんが、家族仲までよくなりました。死ぬまでお世話になる所存です。
4.インナーサッシ
住み始めるまでは、正直言って半信半疑でした。
ところが、生活をはじめたその初日から、その驚くべき遮音効果に驚いたインナーサッシ 。
更には初めての夏を迎えて。
サッシとインナーサッシ の間に溜まる熱気に、遮熱効果も実感。
リノベをした家に住み始めてからというもの、毎年最小限の冷房で十分な清涼効果を感じています。即ち、電気代の節約にもなりエコですよね。
ただ、インナーサッシ と一言でいっても、ガラスの種類や窓枠の色やデザインなど複数選択肢があるのです。
72㎡とコンパクトなマンションではありますが、部屋の方角によっては少し後悔を感じている場所もあるので、これに関しては後述します。
もう少し考慮したほうがよかった点
一方で、「ここはもう少し、よく考えたほうが良かったな」と、思っている点もいくつかあるのが正直なところです。
1.洗面タイルの目地
タイルについては、もし次リノベや家づくりをすることがあれば、また採用したいと思うほど、その奥深さや魅力の虜になりました。
今回のリノベでは、デザイナーさんからのおすすめもあり、キッチンと洗面の2箇所に施工。
如何せん時間がなく、駆け足で選んだタイル。
その実録については以下の記事で詳しく書いているのでよろしければお読みいただければ幸いです。
駆け足で選んだ割に気に入っているタイルですが、今でも少し思うのが、洗面のこのタイルの目地は白ではなくてグレーにしてもよかったかも?ということ。


タイルって、目地の色や幅によって見た目の印象が大きく変わるんですね。
ここはもう少し慎重に再考を重ねるべきだったな、と思っています。
ま、今のままでももちろん、気に入ってはいるんですがね。
2.玄関ホールの手洗い場
時折来客があるたびに後悔しています。
それは、トイレもしくはトイレが面する玄関ホールに手洗い場がないこと。
トイレに手洗いをつけなかったのは、よくあるタンクありトイレのタンクの上部の小さな水栓だと、子どもがビシャビシャにしてクロスや床の劣化や汚れにつながると考えたから。また、私の掃除コストも増えるとも考えたこともあります。
でもいざ生活してみて。
ここで欲張ったほうがよかったな、と今でも思うのが、セカンド洗面ならぬ、コンパクトな手洗い場を玄関ホールのどこかに設置すること。
そうすれば帰宅時にまずは手を洗う場所ができるし、何より、来客時にゲストに気兼ねなく使っていただけるから。
ちなみに現状は、来客の時ゲストがトイレ使用したあと、ダイニングに隣接する洗面台の方まできていただいて、手洗いをしてもらっています。
月に1回あるかないか程度のことではありますが、やはりトイレの近くに手洗い場は必要だったと思います。
3.照明計画
照明。
住み始めてはっと気づいた時、私がもっとも甘くみて、鷹を括っていたのがまさに、照明計画。
しかし「インテリア」を考慮する上で、家具も建具もですが、同じくらいに大事なのは照明だ、ということは声を大にしていっておきたい。
当初は、LDKにある本命ともいえる照明2つがあれば、「あとはなんでもいいです」なんて言っていましたが、これは大いなる間違いでした。

詳細は別記事にて書きたいと思っていますが、その中でも最大の失敗というか盲点だったのが、長男と次男の部屋。
2段ベッドの真上に煌々と光るダウンライト。
これは生活が始まって本当にはじめて気づいたこと。
2段ベッドの上に寝るのは次男(現小6)。下に寝るのは長男(現高1)。
学年が4つ異なる二人。長男は高校生になってからさらに夜型に加速度がついて、就寝が非常に遅い(日付を超えることはザラ)。
一方でまだ小学生の次男は、22時には寝られる体制。
次男が寝ようとしている時に、長男はまだ煌々と明かりをつけて勉強(やネットサーフィン!)をしているわけですね。
これでは、次男が眠ろうにも、うまく眠りにつけないわけです。
照明は暗すぎるのは良くないが、明るければいいというものでもない。
もしかすると家づくりの中でももっとも奥深く、時間をかけるポイントなのかもしれないな、とも思っています。
4.インナーサッシ +断熱・調湿剤(北側)
先ほど「気に入っているもの」として紹介したインナーサッシ 。
実際、高い遮音・遮熱効果を感じていてとても気に入っている。
ですが、この猛暑の厳しい都心部に立地する我が部屋。
元々北側の大きな部屋を子ども部屋としてつかっていた当時から、毎年冬になると子どもたちから「寒い、寒い」といわれいたことに気を取られ、該当箇所の建築計画は「冬の寒さ」対策に比重を置いていた。
ところが、はじめての夏を迎えてわかったことがある。
というのが、梅雨明けて最高気温が連日30度を越す日が続く7月頃から夏にかけて。
朝6時台に子どもを起こしにいくため引き戸をあけると、そのむわっとこもった熱気に驚愕するのだ。
すなわち、夏は暑い!
これは、、、もしや、断熱材を入れすぎたか?
はたまた、この部屋(2箇所)のインナーサッシ だけ、熱を遮るよりも取り入れる(冬の寒さ対策を意識して)効果の高いガラスを入れたのがよくなかったのか?と。
(純粋に、平米数に比較して人口密度が高すぎるというのももちろんあると思う。)
小さな小部屋×2、合わせて7畳程度の部屋に3人。
人口密度高く、冬は暖かいだろうと仮定したら、足元が冷えるのか、冬は冬で、寒がる。
最新の材料を活かしてリノベして住み始めてみて思うが、「寒さ」を感じるポイントは足元の冷えが大きく関わっている気がする。
もしかしたらこの北側の子ども部屋だけでも、机の下あたりだけ、床暖を施工してもらっても良かったのかも知れない、などと思うのでした。
マンションリノベ。
一体いくらかかるか想像もつかないですよね・・・。私は経験するまで、想像もつかなくてビクビクしていました。
そんなリノベの費用が一体いくらかかったのか、我が家のケースを細かく赤裸々に綴った記事はこちらをどうぞ↓↓
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今日は、フルリノベーションし、住み始めて3年目を迎えたリアルを記事にしました。
今リノベーション計画中や、今後予定のある方の、何かのヒントとしていただけたらとても嬉しく思います。
私:mizutamaについて。
執筆家、香り屋、messenger from KUU。
世界中でみつけた、有形無形の美しきものを届ける人。
マガジン「5人家族ヴィンテージマンションリノベ記」
2023年秋、ひょんなことから賃貸していたヴィンテージマンションの購入、あわせてリノベーションをすることが決まりました。
家族構成は夫、私、高校生、中学生、小学生、合計5人家族。
同じような状況でリノベを検討している方や、状況は違えど住まいやインテリアについて興味を持っていらっしゃる方の何かのヒントになればとnoteの更新を続けております。
100本以上に及ぶ過去記事のINDEXは以下にまとめております。何かのヒントになることがあるかもしれません、ぜひご覧くださいね。
詳細な自己紹介はこちらの記事をどうぞ。
楽天ROOMはじめました。
このnoteで紹介した商品や、これまでの暮らしを通して実際に使ってきた、お気に入りのアイテムたちを紹介しております。
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