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私を守るのはわたし

旦那がゲイに変わってから一年半…私はもともと『自分らしくいたい』気持ちがある人だし、14年の結婚生活で訪れたこの変化に…自分の気持ちが溢れ出してどうしようもなくても、夫も『自分らしくいる権利』があって…だから、彼がゲイ自認して一緒に住みながら、他で恋人を作ったり、性欲解消を求めたりしても仕方ないと考えてた。
時には泣きながら旦那に思いをぶつけてハグして、このハグの安心感を手放せないって思ったり…でもこのハグは旦那にとっては私程に大切な意味がある訳じゃないって考えたり…もー支離滅裂…。

隠しては欲しくなかったから、結婚したまま、同居もしたまま、旦那はアプリで相手を見つけてデートしたり、何が起こったかまで、何から何まで、全て話してもらってた。
そのうちに旦那は、ときめく人を見つけて進んでいき、そのたびに私は現実を突き付けられ、変わっていく関係に何度も喪失感を味わう。

こうして全部知って現実を受け止めて、旦那はわたしのパートナーではない事を自分に示して、リアルを知る苦行の儀式!笑
わたしはアライで、若い頃はよくゲイクラブ行ったり、ゲイカルチャーは心地よい場所だった。
だから、こないだGWにdrag showイベントがあるゲイバーに一緒に行ってみたんだよね。
私にとっては昔楽しかった事を再トライして、また楽しめるのかどうか知りたかったし、夫と一緒に楽しめる場所になるのか気になった。

すっごく楽しかった。やっぱりこの空間は過ごしやすいし、自分の根っこが喜んでる感じした。
でも、わたしにとって大きな出来事もあった。2人とも酔って楽しくなってたけど、旦那がわたしの目の前で他の男性客と長めのキスをし、喫煙ルームの中ではまた別の男性とキスして股間見せてもらってそこにキスしてた(私はタバコ吸わないから、座ってるとこからドア窓越しに見えた)
自分を透明人間扱いにされた事に、消えてしまいたかった。私は一体何なんだ…って。

帰りのタクシーで喧嘩して、喫煙ルームでの事は『見えてると思わなかった』って言われたけど、あんた誰と一緒に遊びに行ってたかわかってる?

でもね、しばらくしてからまた話したんだけど、旦那はもう私の受け入れステージなんて、とうの昔に過ぎ去ってたのよねー。
『もう、大丈夫だと思ってた』『1年以上経ったよ?』『まだ揺れるの?』『そういう話ならもうあまり聞きたくない。僕以外の人と話して』『僕が自分らしくいられる楽しい場所を見つける度に君が凹んだり、そんな反応するたびに責められている気分だし、僕の幸せを邪魔されてる気持ちになるから』と。

そうなんだな、もう本当に旦那の中では私は…、なんだろう…彼はもうこっちの気持ちは受け入れてくれない人で、私は…彼の幸せを邪魔する過去のパートナー?
旦那のやってる事を全て受け止めて、理解者になろうとしてきたのは、わたしも『自分らしくいたい人』だからだけど。
結局、私を守るのはわたしって理解した。
まずは、これ以上は旦那の性的冒険は聞かない事にした。そして、わたしがどう感じるのか、見ていこう。

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