軽い神輿は都合がいい。重くなれば処分する──ジャンヌというプロジェクト
皆ジャンヌダルクって知ってる?
あなたはジャンヌダルクになりたい人?
ジャンヌダルクを使いたい人?
本日2作公開どっちも読んでこれからの立ち回り考えてな
もう1作は⏬
ジャンヌ・ダルク。
歴史の教科書では「フランスを救った聖女」として紹介される。
けれど、彼女が本当にやったことを一言で言うなら
利用されて、切り捨てられただけだった。
17歳で軍を率い、19歳で火刑。
その劇的すぎる人生を、宗教的な美談として見るのは簡単だ。
でも、もう少し現実的な視点で見てみると、
彼女の立ち位置は「神の使い」ではなく、
ただの軽い神輿だったと気づく。
担ぐ方にとって都合がいい存在は、
意志を持った瞬間に邪魔な存在に変わる。
この構図、実は現代のビジネス・政治・SNS界隈でも普通にある話。
だからこそ、ジャンヌ・ダルクの最期は他人事じゃない。
あなたも、もしかしたら「今、担がれてる神輿」かもしれないのだ。
奇跡の始まり 担がれるために現れた少女
1429年、フランスは負け続けていた。
百年戦争の中盤、王太子シャルル(のちのシャルル7世)は正式な王にもなれていない。
イングランド軍は勢いづき、民衆の士気も最悪。
そんななか、ひとりの田舎娘が現れる。
「神の声を聞いた」「フランスを救えと言われた」と語るジャンヌ・ダルク、17歳。
どう考えてもただの農民の少女である。
でも彼女は、王の前に通され、こう言い切る。
「神が言った。あなたをランスで戴冠させよ、と」
フランス王族・貴族たちは、最初こそ「なんやこいつ」と思っただろう。
でも、負けが続き、手詰まり感漂うこの状況で、「神の使い」を名乗る少女はちょうどいいネタだった。
民衆向けのカンフル剤になる
神話的演出が王の正統性を高める
しかも、出自が低いから脅威にはならない
そう、めちゃくちゃ軽い神輿だったのだ。
担ぎやすく、都合よく、コントロールできそうな存在。
神輿の絶頂 ジャンヌという奇跡装置
ジャンヌ・ダルクは本当に奇跡を起こした。
オルレアン包囲戦。イングランド軍に囲まれていたフランス側は絶望寸前だったが、ジャンヌが現れてから士気が爆上がりする。
彼女は男装し、軍の先頭で指揮を執り、ついには包囲を打ち破った。
軍人でもない、訓練を受けたわけでもない少女が、戦局をひっくり返す。
「これはもう神やん」
貴族たちも民衆も、思考停止でジャンヌを聖なる存在として崇め始めた。
だが、ここから神輿の暴走が始まる。
王の戴冠という本来の目的はすぐに果たされ、シャルル7世は正式なフランス王となる。
ジャンヌのおかげである。
しかし
この先も書き続ける力に変わります。もしええなと思っていただけたら、応援してもらえると嬉しいです.

