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【激辛】実録!ココイチ「20辛」制覇までの道のり。~激辛の向こう側~

1.はじめに

皆さんは「激辛」はお好きですか?
わたしは今回、刺激を求めて「カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)」の辛さの限界に挑んできました。

10辛を超えた15辛。さらにそれを超えた20辛。
スーパーサイヤ人を超えたスーパーサイヤ人をもうひとつ超えてみるか。

勝手にこんな脳内変換してしまうあたり、
相当おめでたい頭をしているなと思っていただいて差し支えありません。

「ただ辛いだけじゃないの?」
と思うかもしれませんが、そこには奥深い世界があるんです。

ドラゴンボールをも超えるギリギリ限界・ぶっちぎりの戦いが。

しかし残念ながらわたしの住む町には、
カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)がありません。
一番近い店舗でも、車を1時間走らせる必要があります。

「たかがカレーに往復2時間?」と思われるかもしれません。
しかし、激辛好きにとって、そしてカレー好きにとっても見逃せない内容なのです。


2.準備編。失敗できないからこその「計算」

遠征である以上、忘れ物やコンディション不良によるリタイアは許されません。
前日から刺激物を控え、当日の朝は胃を保護するためにヨーグルトを摂取。

さらに、どのトッピングが辛さを引き立てつつ完食を助けてくれるか、ネットの情報を漁り、脳内で何度もシミュレーションを繰り返しました。
注文ミスも許されない、まさに「負けられない戦い」がここにあるのです。

※やかましいわ


3.いよいよ挑戦。「10辛」安定の(?)激辛

そもそもわたし、ココイチには数えるくらいしか行ったことがありません。
確か初めて食べたココイチカレー、辛さは「4辛」だったと覚えています。
4辛程度楽勝だろ、とランチ気分で友達と行って、泣いて帰ってきたのを覚えています。

はい。お察しだと思いますが、このわたくし。
実力は「クチほどにもありません」

では手始めに長年トップに君臨していた「10辛」です。
10辛は、辛い物好きなら一度は通る道ですね。


トッピングは「パリパリチキン」と、「なす」。

一口食べるとガツンとくる刺激…
だが! いけるぞ!割といける!!

ビビり散らかしていましたが余裕がありました。
そして、まだカレーの旨味をしっかり感じられる。

とにかくパリパリチキンがおいしかった。
次回は15辛をすぐには挑まず、何回か10辛を食べて鍛えておきたい。
石橋を叩いて渡るタイプのわたしはこう誓ったのでした。


2.正々堂々と挑む「15辛」危なげなく完食。

10辛から2か月後。次に向かったのは15辛。

とにかく心配でした。10辛からかなり時間が経ってしまった。
激辛は筋トレみたいなモノだと思っていて。
「慣らし」が重要で、ブランクが空けば空くほど、その分実力がダウンしてしまう気がするんです…。
石橋を叩いて渡るタイプどこいった。

ここから世界が変わりました。
運ばれてきた瞬間、カレーの色がいつもより一段と濃く、粘度も増しているように見えます。

トッピングは前回成功した「パリパリチキン」をあえて封印。
チキンはどこか甘えに思えたんでしょう。
「ほうれん草」と「ハーフきのこ」という頼りない編成。

一口運ぶと、喉を通るたびに熱が走ります。
10辛が「辛い」なら、15辛は「痛い」。

もうもはや美味さとかはわからないレベル。
平静を装いながらツレと会話するのが辛かったです。
「なぜそんな苦行を?」という目で見るな。


3.ついに到達した未知の領域「20辛」

そしてその1か月半後。
ついに、現時点での最高峰「20辛」に挑戦する日が来ました。

「頂点」。

その称号をほしいままにするココイチの20辛でした。

正直に言いましょう。これはもはや戦闘ですわ。
辛さとの「殴り合い」という感覚に近い。

これまでの経験・知見をフル動員した隙の無い陣形…!

・なす 3切れ
・ほうれん草
・エビ煮込み

ここまでくる間に、なぜか「なす」に対する信頼関係が生まれてきていたんです。
ならばなぜ「6切れ」にしないのかとお思いだろうか。
いや、そう、単純に攻略するだけであればトッピングマシマシにすればよいだろう。だが。

トッピングもなにも気にせず徹底的に20辛と戦いたかったんです。
気にいらなかった…。
知らないうちになすの風味に影響を受けて穏やかになっていく自分が。

という訳でなすは3切れ。
あとはなんとなくヘルシーそうなほうれん草に、ダメ押しの「エビ」

食事中BGM「決戦!サルーイン」

もはやBGMなしでは正気でいられなかったんです…
ホールの女性がカレーを運んできたところからBGMスタート。

運ばれてきた皿を一目見て、本能が警鐘を鳴らす。

「こいつぁやべぇ」

通常のカレーが持つ「黄金色」や「茶色」の面影はありません。
そこに鎮座するのは沈殿し・どろりと・重みを湛えた「黒いルー」。

スプーンを差し込むと、本来さらさらと流れるはずのルーが、まるで意思を持っているかのようにスプーンにまとわりつく。

わたしは本能的に水が入ったグラスを遠ざけた。
「飲めば殺られる」

恐る恐るひと口めを口に運んだ瞬間…
一瞬だけカレーの香りが鼻を抜けた気がします。

しかし、安堵したのも束の間。
舌の上、全体が「熱くなる」のをすぐさま感じました。
辛さを通り越して痛い。 
15辛の時にも感じた感覚が、さらに強烈な意思を持って攻撃してくるようです。剣山で舌をつついているのか?

大量に汗が噴き出し、視界が霞む。
しかし止まることは許されない。
わたしはこれまでの経験から「勢いが最も大事」だと知っていたのです。

無心で食べ進める。
トッピングは戦いの中で助けになってくれたことは言うまでもありません。
スプーンで残ったカレーを掬いあげ、最後のひと口を飲み込む。
グラスになみなみ残った冷水を流し込む。フィニッシュブローです。

ハンパない辛さだった…
15辛とはくらべものにならないレベル。

CoCo壱20辛。
おまえは強かったよ。

しかし間違った強さだった。
(それな)

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