男子高校生(冷笑系)が男性アイドルグループのライブに参加してみた話。
自分の親族、学校の友達、先生、
みんなが「推し」の話をしている。聞かされる。
自分には分からない感覚だった。
親しい人の他に、特定の個人を特別に応援すること、お金や時間を費やすこと。
まず、なぜ自分が男性アイドルグループのライブに参加したかと言うと、自分が、「推し」と言う概念を冷笑していることを自覚したからだ。
推しや好きなアイドルグループの話を見聞きしている時、自分の心の隅に、冷ややかで、相手を嘲るような気持ちがあることに気がついた。
これはいけない。
自分は基本的に冷笑系だが、自分で体験していないものは冷笑しない主義なのだ。
そんな時、母親が自分の推しのライブに行くから一緒に来ないかと誘ってきた。
普段なら確実に断っていた話だが、いいタイミングだと思い、ついて行くことにした。
まず、疎外感が半端ではない。
会場近くの駅から会場を往復するバスの乗客は、自分以外全員女性。
会場についても見渡す限り女性。
ポツポツといる男性は、そのグループを心から愛している、目に炎が宿った人か、付き添いの人ばかり。
両極端。
その代わりにトイレは並ばずに済んだ。
席について開演を待っていると、続々と人が入ってくる。
前後左右、四方八方がグッズを沢山持った女性。
男性で、しかもそのグループに情熱を持っているわけでもない自分は、場違いなように感じて、申し訳ない気持ちになった。
開演して、メンバーが入ってきた時、まず初めに耳に入ってきたのは、会場に響き渡る、高音の声援だ。
女性ばかりが会場いっぱいにいるのだから当たり前なのだけれど、そんな空間に来たことがなかった自分は非常に驚いた。
やはりコールも女性の声ばかり。
ラブライブのライブの野太く低いコールとは対照的だ。
公演は、とても楽しかった。
ダンスがメインのグループで、ダンスもかっこよかったし、会場が一体になっている感じで変な高揚感があった。
メンバーは、ファンサを色々な人に行っていて、好きになるのも納得できた。
最終的に、アイドルグループや、それを推している人達は冷笑に値しないと思った。
ライブは楽しかったし、メンバーもファンも本気だった。熱量があった。
でも、ライブが終わったあと、自分の中の冷笑君が牙を剥いた。
(これって究極の内輪のノリで、傍から見ると結構きついのでは?)
こんなことを思ってしまった。
けどそれは、自分が参加したライブのグループについての知識を全然持ち合わせていなかったからだ。
あれだけ情熱に包まれていた空間を、内輪ノリだと言うのは少し寂しい。
次回はしっかりと知識をつけて、いや、
グループを好きになって参加したい。
追伸
メンバーが観客の近くを回る時間、沢山目線を貰うことができました!
男性の特権かな?
