オンライン秘書、やめました。
昨日付けで請け負っていたすべての仕事を終わりにしました。
私がしていた仕事は、オンライン秘書。
色々なサポートがほしいと思っている方を、オンライン上でアシストするお仕事でした。
会社員を辞めた後、コロナと妊娠出産を経て2023年から活動を開始。
仕事仲間も優しく、ご縁でたくさんの人たちと繋がることができました。クライアント様もみんな志が高く、先を見据えて積極的に活動する姿に尊敬の念を抱きました。
また自宅で働けるのも、小さな子どもを抱える身としては助かりました。たぶん会社員に復帰して毎日電車通勤していたら疲弊していたでしょう。会社員のようにある程度収入が保証されていたわけではなかったけれど、自分のペースで働くことができました。
とても恵まれていたと思います。
けれどもずっと迷っていることがありました。
「本当にこれでいいのか?」
働き方や環境に不満があったわけでもないのに、いつも少しだけモヤモヤしていました。
なるべく家にいて子どもの近くにいてやりたい。自宅は郊外なので通勤だけでもかなりの時間がかかって、すぐ疲弊してしまうだろう。自宅で事務スキルを活かせる場は世間ではそんなにない。
それをクリアしたのがオンライン秘書。
他にもいろんな道があったろうけど、会社員時代の下積み経験をもとに自分を即戦力として活かせるのはこれだろうと思って選びました。
初めのうちは新しい働き方に新鮮さを覚え、積極的に活動しました。けれどもオンライン秘書を純粋に楽しむ人、誰かの役に立てて嬉しいと言う人、仕事を極める人など、色んな人たちを見ていくうちに違和感が大きくなっていきました。
「私はそこまで行けない」
上を見たらキリがない。ないけれど、なんとなく、きっとここから上に行っても自分の曇った目が晴れることはない気がしました。
『家族のために』を主軸にして選んだものだったけれど、
『自分のために』を考えたとき、
「私のやりたかったことは一体何だったんだろう」
そう思いました。
環境を選べない、がむしゃらに動かざるを得ない人からしたら、私の考えは甘いのかもしれません。そんなの考えている暇があったら働け、ということをさも当然のように大きな声で発信する人もいました。
そもそも私はなぜこの仕事を始めたんだっけ?と思い出してみると、人から勧められたことがきっかけでした。誰かが良いと言っているから、良いものなんだろう。そうやって自分で考えもせず、人の判断に乗っかり選びました。
思い返せば私はいつもそうやって、誰かが良いというものを選んできました。おそらく本心は全然違うところにあったのに、自分の決断に自信がない、でも誰かに認められたい、それで自分の自尊心を埋めたい、そう思うあまり自分の本心とは違うものばかりを選んできたように思います。
もうずっとずっと前から、私は自分をあきらめてきました。
自分の本心でない選択をしたとしても、その中で褒められ、認められることもあります。「すごいね」「さすがです」それらの言葉を言われるのはとても嬉しいことでしたが、そのうちに自分の中で響かなくなりました。
他人の選んだ褌で、他人が決めた土俵に立っていたのですから、それは当然の結果だったのかもしれません。結局私は『家族のために』『だれかのために』『みんなに認められるために』と大義名分を立てて、自分を見ずにここまで来てしまったのでした。
幸か不幸か、ここ最近は体調を崩すことが増え、休みを必要とする場面が多くなりました。その分、一人で考える時間ができました。
「私は本当はどうしたいのか?」
何か月も何か月も考えました。その間に色んな人達と話をしました。何かヒントが得られないかと思って。
そうして考えるうちに、ある日ふと言葉が落ちてきました。
「私はサポーターじゃなくてプレイヤーになりたい」
経営者になりたいわけじゃない。誰かのために動きたいのでもない。自分のために動きたい。私自身が走りたい。
そう思いました。
もうすべての人に認められなくていい。私自身と私の大切な人たちさえ認めてくれたら、それでいい。なんなら私だけが認めるのでもかまわない。
だから、オンライン秘書をやめることにしました。
やめるといっても個人事業主なので、しばらくは開店休業状態です。これからどうやっていくかは私次第。決めたからには腹を括るしかありません。
やっと自分で見つけた道。本当は今すぐ走りたいけれど、今はまだ準備体操から必要な状況です。いつか走り出すそのときまでに、自分をしっかりと磨いておこうと思います。
最後に、オンライン秘書のみなさん、いつもおつかれさまです。
みなさんの人柄や働きぶりに、素直ではない私は毎回こっそりと羨望のまなざしを向けていました。残念ながら私は違う道を進みますが、これからもみなさんのご活躍を心から応援しています。いつもお忙しいみなさんですので、どうかくれぐれも体調にはお気をつけて。
それではまた。
いつかどこかで会いましょう。
