タッチングケアを考える
NHK「あさイチ」を見ていて
“タッチングケア”というものを知った。
タッチセラビーはなんとなく知っていたけど
「触れる」ということに
薬や処置では得られない効果を期待して
実際行われてることに
いいよね…それ、と頷かされた。
テレビでは末期のがん患者さんに行う
“メディカル・タッチ”というのを紹介していた。
看護師さん向けに講座を行って
やり方などを指導しているとのこと。
患者さんの家族の方がやり方を教わり、
患者さんにケアとして行う場合もある。
むしろ、家族や友人、恋人など
気心知れているような人にしてもらう方が
きっと心地よく感じるのでは、と思う。
安心できるのだろうと思う。
◇
やさしく、そっと、
触れる、さする。
人肌のあたたかさは
暖房器具とかカイロとかのあたたかさでは
まるで再現できないものだなと
よく思わされる。
これは動物のあたたかさでも同様で。
血液のあたたかさなのかな。
血液が体を隅々に巡って
体全体の体温を保っている。
触っていると手のひらに、
触れられているとその部分に
じわじわじわじわ…
あたたかさがまさに染み込んでくるようで
やさしくふわーっと広がってくる。
そんな感じ(私データ①)
しかも、保温力がある気がする。
そして、その温もりは
心をほぐしてくれる
自分の体温も相まって
体全体が温かくなってくる(私データ②)
体が疲れていたり
心も荒んでしまったり
感情すらなくなってしまったとき、
悲しいとき(かなしいときー)
寂しいとき(さびしいときー)
この感覚を与えられたら
きっと泣いちゃう人もいるんじゃないかな。
体や心の緊張が緩んで
眠たくなる人もいるかもしれないな。
◇
自分が感じたことあるなあと思い出すのは
子どもと寝るとき、
そしてほんとに心が繋がったと思えた、、
セキセイインコのまるこです🐦
まるこの、あの羽を上げたとこの横腹、
あの場所に指を挟むのがとても好き。
もうどうしようもなく悲しかったり
寂しくなったりして
丸まってタオルケットにくるまるときも
あーーあの場所に挟まりたいよぉ…と
思い出したりする。
セキセイインコの匂いって
癒しの効果もあるらしい。
まるこはいつも、
メープルシロップの匂いだった。
めっちゃかわいい、まるこ。
虹の橋で、きっと会える。待っててほしい🌈
◇
このケアは
される側だけでなく
する方にも効果があるとのこと。
患者さんにできることがある、
やれることをできたのだと
思うことができること。
これがあるのとないのとでは
全く違うそうだ。
その患者さんを亡くしたあとに残る気持ち。
全てじゃないけど、想像できる。
まったく事情は違うけど
長男が家にいて
疲れたーーとなんだか弱ってるとき
手や足をマッサージしていた。
そうすると
ただの会話では得られないような
柔らかい表情になって
うあーー気持ちいいーと言ってくれる。
言葉ではいつも、うまく慰められないし
逆に気持ちを逆撫でする始末だけど
手で触れるということは
やはり気持ちも伝わるのかなあと思う。
労る気持ち。お手当てというのはこれだろか。
長男はもう大きいし、思春期真っ只中だし
ハグなどはしづらい。
(いや、やったら案外受け入れるかも?
私が無駄にテレる…)
でも、マッサージなら喜ばれる。
嫌われていなければの話。
◇
こうして考えると
何の道具もいらないのに
タッチングケアとは
語り尽くせないたくさんの力を
もってるように思えてくる。
もう何も考えられなくて、感じなくなっても
そのやさしい温もりが
“気持ちいい”“やさしい”“あたたかい”という
感情にたどり着かせてくれる。
何より、
そうやって手ほどきしてくれる人がいること、
触れさせてくれる動物がいること、
それはかけがえのないことだなあと
思っていたい。
