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XGを推してたはずが

XGの魅力を語るとき、多くの人はまずパフォーマンスに注目する。

圧倒的なダンススキル。
高い歌唱力とラップスキル。
そしてステージ上で放たれる強烈なカリスマ性。

MVやライブ映像だけを見れば、どこか近寄りがたいほどのオーラを感じる人も少なくないだろう。
しかし、私がXGに惹かれる理由は、パフォーマンスだけではない。
むしろ彼女たちを知れば知るほど、その魅力はステージの外側にあるように思えてくる。


自然体なのに品がある

ファンミーティングやVlogを見ていると、そこにはごく自然な7人の姿がある。

メンバー同士で笑い合い、ふざけ合い、休日を楽しむ。
まるで友人同士の日常を覗いているような空気感だ。

実際、XGのメンバーは驚くほど親しみやすい。

MVやライブで見せるカリスマ性とのギャップに驚く人も多いだろう。
しかし、その一方で不思議なことがある。

これほど自然体なのに、なぜか品がある。
言葉遣いは丁寧で、人への接し方にも配慮が感じられる。
誰かを傷つけるような言葉や、人を下げて笑いを取るような場面はほとんど見られない。
ふざけている時ですら、どこか節度がある。

私は以前、この感覚をうまく言葉にできなかった。
しかし今は少し違う。

XGの品格は、礼儀作法やマナーだけから生まれているものではない。
その根底には、他者へのリスペクトがあるのではないかと思っている。

リスペクトが個性を育てる

XGを見ていると、メンバー同士がお互いを否定する場面をほとんど見ない。
もちろん意見の違いはあるだろう。
それでも相手の考えや個性を受け止めようとする姿勢が感じられる。

誰かが発言すれば耳を傾ける。
誰かが挑戦すれば応援する。
誰かが得意なことを見せれば素直に称賛する。
そんな空気がグループ全体に流れているように見える。

私は、それこそがXGの個性が際立つ理由の一つではないかと思う。
7人はそれぞれ全く違う。
考え方も、表現方法も、魅力も異なる。
それでも同じ方向を向いて活動できるのは、お互いを変えようとするのではなく、お互いを認めようとしているからではないだろうか。

個性は競争によって磨かれることもある。
しかし、安心して自分らしくいられる環境によって伸びることもある。
XGを見ていると、その後者の力を感じることがある。

感謝を言葉にする文化

もう一つ印象的なのは、感謝の言葉が自然に交わされていることだ。

メンバーへの感謝。
スタッフへの感謝。
ファンへの感謝。

XGのコンテンツを見ていると、「ありがとう」という言葉を耳にする機会がとても多い。

そして誕生日には手紙を贈り合う。
普段は照れくさくて言えない思いを言葉にし、ときには皆の前で読み上げることもある。
考えてみれば、感謝を伝えることは簡単なようで難しい。
思っていても言葉にしないことは多い。
相手の良いところに気づいていても、伝える機会を逃してしまうこともある。
だからこそ、感謝や尊敬を言葉にする文化は貴重なのだと思う。

私はそこに、XGが大切にしている価値観を感じる。

HESONOO。
そしてズッカゾ。

それらは単なる合言葉ではなく、XGの7人の関係性そのものを表しているように思える。

互いを認めること。
支え合うこと。
それぞれの個性を伸ばすこと。

その積み重ねが、今のXGを作っているのではないだろうか。

成長してきた7人

XGを長く見ていると、その変化にも気づく。

その一つが、以前より涙を見せなくなったことだ。
もちろん編集方針の変化もあるだろうし、私たちが見ているのはあくまで一部に過ぎない。
だから断定はできない。
それでも、初期の頃と比べると、精神的な安定感や落ち着きを感じる場面が増えたように思う。

デビュー当時は10代のメンバーもいた。
世界を目指すという大きな夢の中で、期待や不安、プレッシャーとも向き合っていたはずだ。

しかし今では全員が20代になった。
世界ツアーを経験し、様々な国でステージに立ち、多くの成功と困難を乗り越えてきた。
ファンが見ている以上に、XGの7人は成長してきたのだろう。

私は時々、XGを見ながら不思議な気持ちになる。
デビュー当初は、大人たちに支えられながら夢を追う7人に見えていた。
しかし気づけば、メンバー一人ひとりが自ら考え、自ら決断し、自ら責任を背負う大人になっていた。
もちろん周囲の支えは今もある。
それでも、支えられる存在から、誰かを支える存在へと変わってきたように見える。

その成長もまた、XGの魅力の一つなのだと思う。

自然体に見えるプロフェッショナル

私はXGを見ていて、プロフェッショナルとは何かを考えることがある。

多くの人はプロフェッショナルというと、高い技術や完璧な結果を思い浮かべるだろう。
もちろんそれも間違いではない。

しかしXGを見ていると、それだけではないように思える。
XGの7人は長い練習生期間を経てデビューした。
その過程で磨いてきたのは、ダンスや歌だけではないはずだ。

仲間との接し方。
言葉の選び方。
人前での振る舞い。
感謝を伝える姿勢。
自分を律する力。

最初は意識して行っていたことだったのかもしれない。
しかし、それを何年も積み重ねれば習慣になる。
習慣は人格の一部になる。
そして人格は、その人の自然な行動として表れる。

だから私は思う。
XGはプロフェッショナルだから品があるのではない。
品のある振る舞いが自然にできるレベルまで、プロフェッショナルを積み重ねてきたのだと。

MVで見る圧倒的なカリスマ性。
Vlogで見せる自然な笑顔。
その二つは矛盾していない。

どちらもXGの7人自身であり、その両方を支えているのが、長い年月をかけて培われたプロフェッショナリズムなのだと思う。

私たちが学べること

XGを見ていると、私は時々「品格とは何だろう」と考える。
それは特別な作法や言葉遣いだけを指すものではないのかもしれない。

相手を尊重すること。
感謝を言葉にすること。
違いを認めること。
そして、どれだけ評価されても謙虚であり続けること。

そんな日々の積み重ねの中に、本当の品格は宿るのではないだろうか。

XGの7人は、決して完璧な人間として生まれたわけではない。
私たちと同じように悩み、迷い、成長しながらここまで歩いてきた。
だからこそ、その姿に説得力がある。

私はXGを見ていると勇気づけられる。
夢に向かって挑戦し続ける姿に力をもらう。
しかし、それ以上に心を動かされるのは、人としての在り方なのかもしれない。

人を肯定すること。
感謝を伝えること。
謙虚であること。
そして品格を持って生きること。

そんな姿を見ていると、自分もそうありたいと思う。
応援しているつもりが、いつの間にか人生の大切なことを教わっている。

それが私にとってのXGなのだ。 


XGを見ながら考えたことの記録
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