振込処理のダブルチェックをChatGPTで|振込ミスを防ぐ確認手順【ひとり経理】



振込の「送信」ボタン、いつも一瞬ためらいませんか?


こんばんは。
150人ほどの会社でひとり経理をやっている KenKen です。

前回は「月次の締めを前倒しする話」を書きました。
今回は、経理でいちばん神経をつかう作業——振込処理の話です。

正直に言うと、私は振込の「送信」ボタンを押す前、毎回ちょっと手が震えます。

  • 振込先の口座番号を1桁まちがえたら大変

  • 金額のケタ、件数、合計が合っているか

  • そもそもこの支払い、二重になっていないか

一度でも「あっ、間違えた」を経験すると、あの緊張は忘れられません。かといって、何度も目視で見直すのは時間もかかるし、目も疲れる。神経をすり減らす作業の代表格です。

でも、ここも ChatGPT に"もう一人のチェック役"になってもらうことで、ずいぶん安心して押せるようになりました。もちろんプログラミングは不要です。

なぜ振込チェックはミスが出るのか


理由は、「同じような数字を、大量に、集中して見続ける」からです。

人間の目は、似た数字が並ぶと必ず疲れて、見落としが出ます。しかも1件のミスが致命的。人間が苦手で、AIが得意な作業の、まさに典型なんです。

大事なのは、AIに「振込を実行させる」のではありません。あくまで"確認役"として、あやしい所を指摘してもらうだけ。実行は必ず自分の手で行います。



ChatGPTを「振込チェック役」にする使い方


振込リスト(氏名・口座・金額など)を渡して、こう頼みます👇

あなたは経理のダブルチェック担当です。
次の振込リストを確認し、「確認が必要な行」だけ挙げてください。
チェック観点:同じ振込先が重複していないか/金額のケタが他と比べて極端に大きい・小さい行/口座番号のケタ数が不自然な行/氏名と振込先名が食い違う行。
理由を一言添えてください。


すると、「この行、金額が1ケタ多いかも」「この振込先、2件重複してます」と、あやしい所だけをピックアップしてくれます。あとは、その数件を自分の目で確定するだけ。

⚠️ 注意:口座番号や氏名などの個人情報は、可能な範囲で伏せて渡すのが安全です。「氏名は伏せて、金額と重複だけ見て」でも十分役立ちます。



どう変わったか


  • チェック:全件を何度も目視 → あやしい数件だけ確認

  • 気持ち:「見落としてたら…」→「もう一人が見てくれた」

  • 送信ボタン:手が震える → 落ち着いて押せる

「AIに任せる」というより、「AIにもう一度見てもらってから、自分で決める」。この安心感が、振込のストレスを大きく減らしてくれました。

「AIに数字を渡して大丈夫?」という不安について


こう思う方も多いはずです。ここは大事なので、私のルールを共有します。

  • 口座番号や氏名は伏せてOK。「氏名は伏せ、金額と重複だけ見て」でも、ケタ違いや二重支払いは十分拾えます

  • AIはあくまで"あやしい所の指摘まで"。最終判断と送信は必ず自分の手で

  • 会社に情報の取り扱いルールがあれば、それに従える範囲で使う

「全部を任せる」のではなく、「疲れる見張り役だけ、もう一人に手伝ってもらう」。この距離感なら、安心して取り入れられます。

一言:こわい作業ほど、"確認役"を増やすと軽くなる


ミスがこわい作業は、一人で抱えるほど緊張します。そこにAIという確認役を一枚加えるだけで、気持ちがぐっとラクになります。次の振込のとき、送信の前にひと確認、試してみてください。

さて、経理まわりのネタはここで一区切り。次回は、もう一つの"事務の山"——毎年この時期にパンクする「入社書類の準備」をChatGPTでラクにする話に進みます。フォローして待っていてください。

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