AI作品の不思議
AIが生成したイラストや音楽は不思議とあざとさを感じる。無機質な作品というよりはあざとすぎてなんか距離を置いてしまうみたいな感覚。
売れてるロックバンドに対して「商業ロック」と揶揄する言葉が昔あったけれど、AIが作る作品はその比ではないくらい商業的で広告的で、ひたすらあざとく感じる。なんでこの現象が発生するのか、私がAI作品に対して勝手にそう受け取っているだけの可能性もあるけど、多くの人はAIが作ったものに対して「AIっぽい」と感じているのも事実だ。
このAIっぽさを感じる理由は、細部のクオリティとかよりも、「あざとさ」が原因なのではないかと思う。
あざとさが発生するはっきりとした理由はわからないけど、ひとつ思い当たるところを書くと、基本的に発注品であることが大きいかなと感じる。
人間だけで発生するモノづくりの場合、クライアントの要望と、クリエイターのやりたいことが混ざり合って作品が出来る。AI作品の場合、本来は間に挟まる「クリエイターのやりたいこと」という部分が抜け落ちる。だから作品の出来が真っすぐすぎて、あざとく感じる作品が出来るのかもしれない。
※もちろん仮説なのでほかにもっと芯を食った説があるはず。
不思議なのは、AIが作ったイラストを見たり音楽を聴くと、人格を感じる所だ。どんな人格かというと、思わず「つまらない人」と感じるくらい明るくて真っすぐな性格に感じる。
(あまりにも明るくて真っすぐな人を見ると、一瞬、軽薄でつまらない人と誤認することありません?私はあります)
その人格もAI作品から感じるあざとさから私が勝手に生み出したものなのだけれど、色んな作品から共通して感じるのが不思議に感じた。
この辺は見る人によって、どんな人格を想像するのか違いそうで面白い。
逆にみんな同じような印象を感じてたら、はっきりとした理由があるってことだから興味深い。データはないから結局わからないんだけども。
