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35歳までに結婚したかった私の、半年間の婚活記録|#01 条件はあっても、判断軸がなかった

条件はいくつも思い浮かぶのに、
私が本当に大切にしたいことは、まだ分からなかった。

婚活を始めたばかりの頃、私はマッチングアプリの検索画面をよく眺めていた。

写真を見て。

年収を見て。

身長を見て。

イケメンで、収入が高くて、背が高い人。
検索条件を変えるたびに、画面に並ぶ人も変わった。

少し条件を広げてみては、やっぱり元へ戻す。

プロフィールを開いて、閉じて、また別の人を見る。

私はたくさんの人を見ているはずなのに、何を見ればいいのかは分からないままだった。

「条件が良ければ、結婚してからも幸せになれるのかな」

そんな疑問が浮かんでも、すぐに次のプロフィールへ指を動かしていた。

今振り返ると、目に見えて分かりやすい条件へ、自然と目が向いていた(笑)。

プロフィールに並ぶ数字や写真を見ながら、

「この人、いいかもしれない」

と思った人へメッセージを送る。

返事が来ると、少しうれしくなる。

条件に合う人とやり取りが続けば、

「今度こそ、うまくいくかもしれない」

と期待した。

でも、画面の中で分かることは限られていた。

どんな話し方をする人なのか。

一緒にいるとき、私はどんな気持ちになるのか。

意見が違ったとき、どんな態度を取るのか。

そんなことは、まだ何も分からない。

私は条件を持っていた。

でも、その条件をなぜ求めているのか。

結婚したあと、どんな毎日を送りたいのか。

何は譲れて、何だけは譲れないのか。

自分でも、うまく説明できなかった。

いろいろな人とやり取りする中で、私は少しずつ条件を見直すようになった。

ノートに書き出して。

消して。

順番を入れ替えて。

「これは本当に必要かな」

と考える。

最初から、きれいに整理できたわけではない。

迷いながら、会った人とのやり取りを思い返しながら、自分にとって譲れないものを少しずつ探していった。
書き出してみると、条件同士がぶつかることもあった。

理想を全部並べれば、もちろん魅力的に見える。

でも、その人と毎日を過ごす自分までは、うまく想像できなかった。

条件を減らすことは、理想を諦めるようで少し怖かった。

それでも、誰かに選ばれるためではなく、私自身が誰と生きたいのかを知りたいと思うようになっていた。

その頃、少し期待していた人からの連絡が、また途切れた。


次回

#02 また、連絡が途切れた

返信を待ちながら、スマホばかり見ていた頃の話である。


条件はあるのに、選ぶ軸が分からないあなたへ

条件を書き出しても、「この人と結婚してよいのか」までは分からないことがあります。

私も、条件を増やしたり減らしたりしながら、本当に見たかったものをうまく言葉にできませんでした。

有料記事 『半年で婚活を終えた私が変えた、二つのこと』では、条件を結婚後の生活と行動へ置き換え、自分の判断軸をつくった過程を解説しています。

条件探しから一歩進み、「私は誰と、どんな毎日を送りたいのか」を考えたいあなたへ。


最後まで読んでくれて、ありがとう。

メルル

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