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35歳までに結婚したかった私の、半年間の婚活記録|#07 雨の日に見えた、その人らしさ

愛情は、派手な言葉だけに表れるものではなかった。

雨の日の小さな出来事が、私の心に残った。

彼と一緒にいたとき、雨が降ってきたことがあった。

そのとき彼は、自然に傘を差し出してくれた。

ドラマのような演出も、特別な言葉もない。

ただ、私が濡れないように動いてくれた。
ほんの短い出来事だった。

でも、こちらがお願いする前に動いてくれたことが、妙に心に残った。

「やさしいね」と言葉にするほど大げさな場面ではなかったかもしれない。

それでも、なぜかその小さな出来事が心に残った。

大切にされるために、私が気の利いたことをしたわけではない。

雨が降り、彼が私を見て、自然に動いた。

ただそれだけのことが、たくさんの言葉よりも静かに心へ残った。

もう一つ、忘れられない出来事がある。

大学の研究室で知り合った友人たちから、

「今度、婚活で会っている人を連れてきて」

「私たちがキューピットになるよ」

と言われた。

私は彼を、その集まりに誘った。
誘う前、私は少し迷った。

婚活で会っている段階の相手を、長く付き合ってきた友人たちへ紹介する。

私にとっても、いつものデートとは違う出来事だった。

断られても仕方がないと思いながら、彼に声をかけた。

彼にとっては、知らない人ばかりだ。

どんな人たちなのか。

何を聞かれるのか。

緊張もあったと思う。

それでも彼は来てくれた。

知らない人たちの輪へ入り、自然に話していた。
私は会話に加わりながら、ときどき彼の様子を目で追っていた。

無理をしていないかな。

居心地が悪くないかな。

そんな心配をしていた私の横で、彼は人見知りする様子もなく、その場に溶け込んでいた。

私は少しほっとしながら、その姿を見ていた。

私は友人たちの隣で、その姿を見ていた。

帰り道、私は、

「今日は来てくれてありがとう」

と伝えた。

知らない人ばかりの集まりに、身一つで来てくれたこと。

その姿を、私は頼もしく感じていた。

私の友人を大切にしようとしてくれたこと。

私がこれまで生きてきた場所へ、自分から入ってきてくれたこと。

彼といるときの私は、相手に選ばれるための私だけではなく、友人と笑う、いつもの私でもいられた。

その日、私は少しだけ、彼との先のことを考えた。

でも、結婚を決める前には、大きな喧嘩も待っていた。


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やさしい言葉だけでは、相手を決められないあなたへ

「やさしい」「大切にする」という言葉は、受け取り方が人によって違います。

私は、傘や友人の集まりという小さな出来事から、言葉ではなく、違う場面でも続く行動を見るようになりました。

有料記事 『半年で婚活を終えた私が変えた、二つのこと』では、自分が大切にしたい条件を確認できる行動へ変え、結婚相手を見ていく方法を解説しています。

一時の印象ではなく、その人と過ごす日常を見極めたいあなたへ。


最後まで読んでくれて、ありがとう。

メルル

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