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その遠慮、いらないです

火曜日の19時過ぎ。
母からLINEが来た。

「電話できる?」

このメッセージ、
毎回ドキドキする。

一瞬で色々考える。

父とケンカ?
体調が悪い?
なに?なに?
なにぃ〜?

頭の中で、
いろんな可能性がぐるぐる回る。

とりあえず
速攻でLINE電話をかけてみる。

すると母が言った。

「昨日ね、夜中23時過ぎに目がズキンとしてね…」
「ガラスが刺さったみたいで…
 目は閉じられないし、涙は止まらないし、
 ズキズキして…」

「まだゴロゴロするけど、今は落ち着いたの」
「眼科、どこかで行ける?」

え?
昨日の夜ですか?

なぜ今?
もう19時過ぎよ?

昼間に電話できなかったのか?

「あのぅ…
 昼間にお電話できなかったのでしょうか?」

すると母は

「仕事だと思って、、遠慮したのよ〜」

……。

巨細胞性動脈炎は
失明の可能性もある疾患。

だから、
目については
早く連絡して〜!!

と、怒りを抑えながら伝える。

いつも思うし、
いつも伝えているつもり

ちょっとした世間話
父とのケンカ
お友達のこと

これらは、仕事中は
遠慮してもらえるとありがたい。

けれど!

体調に関することは
遠慮しないでほしい。

今朝電話をくれたらな〜。

午後の診療に間に合うように
行けたかもしれないのに…

そんなことを思ってしまう。

今日は暇だっったのに…
そんなことも思ってしまう。

まだまだ母の中では
私は子ども。

だから
遠慮しちゃうのよね。
きっと

遠慮させてしまうのは
私のせいかもしれない。

うまく理解してもらえたら…。

そんなことを思った
ある夜でした。

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