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全力節分

我が家は節分に力を入れている。
節分用の豆は、小袋タイプのものを何日も前に買っておいた。
恵方巻きは食べない。
食べたいけど、いつも買いそびれているだけだ。

昨日、全力節分 第3回目を開催した。
司会は娘がやり、はじめの挨拶をする。

「皆さん、今日は全力節分です。どうすれば面白くなるか自分で考えてください。
ルールを説明します。順番は年取ってる人から始めてください。」
そうすると夫だが、夫はちょっと絵の具使うから最後がいいという。
なので、私→娘→夫の順になった。

そして、まず私が鬼の準備をする。
厚紙で作った太い眉毛と牙を貼り付け、黒い毛皮のコートを着てフードをかぶる。
そして赤いポンポンを持って、全力節分の部屋に入っていく。
娘と夫が、鬼はーそとー!鬼はーそとー!と豆を思いっきり投げつけてくる。
まめまきの曲が掛かっている。
うぉー!と言いながら、こちらも落ちてる豆を投げ返す。
そして、鬼のように出ていく。

次は娘が鬼の準備に取り掛かる。
娘は、サングラスをかけて、夫のバイク用のグローブと黒のダウンコートを着ている!
パッと見はスキーヤーみたいだ!
よく見たら太い眉毛と目を4つ貼り付けている。
鬼はーそとー!言いながら豆を投げつける。
ポンポンを両手で持ち、豆を払いのける。
娘も思い切り投げ返してくる。
痛い…
また鬼のように去っていく。

あー!と言う声がして見に行くと、娘が太眉毛を両面テープでつけていたため、眉毛が抜けていた!痛そう…

次は大トリの夫が準備。
ずいずいずっころばしなど娘とやりながら、しばし待つ。
鬼が来た!やばいやつ来た!
思わず「あっち行け!」と言って豆を投げつける。

頭には紙袋(目だけ開いてる)をかぶり、体には手で絵の具を塗りつけてある。
ふんどし姿に赤いポンポンを両端にぶら下げて、バットを持っている。
私も娘も大爆笑で豆を投げつける。
紙袋をとると、顔にも絵の具を塗りつけてあった。
鬼はーそと!と言いながら、何度も笑い投げつけた。
そして、鬼は去っていった。

そして、夫は戻ってきた。
「手を石鹸で洗ったけど取れない。明日やばいかも。」
うん、全然とれてないね。

娘がリベンジしたいと言うので、また娘が準備に入る。
そして、頭に紙袋をかぶって入ってきた。
紙袋にはタトゥーらしきものが書いてある。
まめまきの曲を流して、また豆を投げつける。

そして、終わりの挨拶を司会がする。
「今日は全力節分で皆さんがメイクや準備をしてくださりありがとうございました。一番面白かった人を発表してくれる人いますか?」
ハイ。と私が手を挙げ、
「お父さんが予想をはるかに上回っていて面白かったです。来年は私ももっと面白いものをやりたいです。」

「ありがとうございます。感想をお父さんお願いします。」

「もうちょっと面白くできると思うので、来年はもっとがんばりたいです。」

「疲れた人いますか?」

「いや、疲れてはない。むしろいっぱい笑ったから元気になった。」

「おれも疲れてない。」

「これで、全力節分を終わりにします。」