辞めなければいけない時まで辞めるな──『LEAN IN 女性、仕事、リーダーへの意欲』読書感想文
[過去の読書記録]
去年まで読書記録をつける習慣がなかったので、読んだ本は片っ端から忘れていたけど……
一本だけオンラインストレージの雑記帳の中に見つかった過去の読書記録です。
長女の育休中の頃だからもう10年くらい前のこと。
母から「最近読んで面白かった本おくりまーす」とこれが届いた。
書籍データ
10年前の感想
フェイスブックのCOOなんてさー! 何もかも自分とは違うじゃん! と思って読んだ。
でも予想外に、すんなり共感できる内容だった。
私は「本当に自分にできるんだろうか」とか「この役割を自分が担っていいんだろうか」とか無駄に考えちゃうような、そういう根拠のない自信のなさみたいなのが昔からあったんだけど、それって自分が「女」として育ってきたことに少なからず起因していたのかなって。
夫を見てると、確かに"根拠のない自信"持ってるな~って時多いもん 笑
単に性格の問題かもしれないけど、、、
この本を読んで、はたから見れば「完全無欠のできる女」な著者の内面、「この人も、人間なんだなぁ」って思えるチャーミングな部分を感じるにつけ、こんな人でも同じような悩み抱えて生きてるんだ、自分も前向きにがんばろうって思えて楽になる部分がすごくあった。
著者は、
配慮のできる、
自省ができる、
感情豊かな、
つまり良き意味で女性らしい人なんだけど、
きっとそれだけじゃ「ふつう」で、
ではどこが「ふつう」と違うのかというと、
さらに
ユーモアがあり、
客観的視点が持てる、
っていうところがビジネスで成功する女性としてのポイントだったのかなと。
そんな人が「本当に仕事を辞めなければいけない時まで、辞めるな」って言うんなら、辞めなければいけない時までがんばってみようかなと、思ったのです。
仕事復帰したら、自分の不甲斐なさにしばらくはまた涙の日々だと思うけど、十年後のこと考えたら、やっぱり「本当に辞めなきゃいけない時までは辞められない」!
仕事始めた当初は、仕事をすることにおびえていたのに、
いつのまにか怖いと思いつつも自分の仕事の幅を広げてひたすら邁進したいと思うようになり、
不思議なことに、多少のマネジメントもできるようになってる。
チームリーダーになるなんて、昔の私は絶対に想像してなかった。
10年後の自分がどういう立場にいてどういう考えを持っているのか、今の自分にわかるわけない。
だから、精一杯今を頑張らなきゃいけないんだと思う。
海外出張もこなすバリバリキャリアウーマンだった母ももうじき退職。
退職まで勤め上げた母を尊敬します。
仕事がどんなに大変でも子どもに感情的になることはなかった。
料理は絶対手を抜かなかった。
寝る前に必ず本を読んで、寝るまでそばにいてくれた。
そのすごさは、子どもを持って働いている今、身にしみてわかる。
この先どうなるかわからないけど、
ガッツだけは母からしっかり受け継いだと自分を褒められるような人生を送りたいと思ってます。
それから10年を振り返ってみて
「本当に仕事を辞めなければいけない時まで、辞めるな」
10年前の自分がこれを意識してくれて本当によかった。
私は特に自分の人生に対して積極的にアクションを取る方ではないから、否応無しに「やらざるを得ない」状況に置かれる仕事と育児の両立をこなし続けることで得たものがたくさんある。
その時はその日その日を生きるのが精一杯だったけど(それは今も変わらないけど)、振り返ってみれば確かな成長が得られたなと思う10年だった。
だから、最近ようやく自分を褒めても良いな、と思うようになってきた。
人によって成長の度合いは違うけど、10年後も自分自身の成長を実感できるような人生でありたいと思う。
