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初老のブラジル釣行記|バハドアリカの巻|Travelogue

バハドアリカはクイアバの南にあってクイアバ川の下流にあたる。クイアバはマットグロッソ州の州都で、北パンタナールの玄関口。

もともとWhatsAppで連絡していたのが、クイアバよりも少し上流の釣り宿で、ドウラードも釣れていたけど、値段の都合で見送った。次に連絡したのが、アリカよりもさらに下流にあるバランデメウガソという場所だったけど、ここは遠くて行くのダルいなあと思っていたところ、「今ドウラードはあまり釣れてないよ」というメッセージが宿から送られてきて快く断念。

「どうしようかな」と考えて、クイアバの宿のオーナー夫人に相談しても、返ってきたのはとんでもない額のエコツアー料金。そこでUberもやってる優しそうなオーナーに場所探しを手伝ってもらうことにした。下流方面でいくつか候補のあたりをつけ、契約できたらそこで降りる、できなければ一緒に宿に戻ってくるという条件で車に乗った。

最初に訪れたサントアントニオドレヴェㇽジェルの候補の宿には、なんという偶然か、日本語が少し話せるブラジル人オーナーがいて、ピロテイロも探してくれると言うではないか。「早くも当たりが出たのか?」と思ったけど、払った金額よりずいぶん短距離だったのと、都市に近すぎて釣れるか不安だったのとで、様子見することにした。

次の候補地は華麗にスキップして、候補の中の本命だったアリカに向かう。オーナーは無口で感情が読み解きにくいけど、早く終わらせたいんだろうなと思う。

1軒目は安そうだったけど、週末(明後日)に釣り大会を開催するらしく、それまでアテンドできないと言われた。2軒目はダートロードを走って数キロ。高かったので少し考えたかったが、高いサービスも利用しておきたい気持ちもあり、思い切ってディールすることにした。ウェブ見る限り3軒目はここよりサービス充実してたんで、高いに違いないと見切った。

オンサのベンチがお出迎え
プールもあったけどもう暑くない

1日目

ここは1泊釣り1日で、初日の午後はやることないんで桟橋から小物釣り。持参のグルクン仕掛けで小さい何かを1尾、ソーセージ餌でそれより少し大きいピラニアを釣った。釣れないよりうれしいです。

帰国後調べます

宿代も高いのだが食事込みで、写真ではビュッフェスタイルのところ、宿泊者が少ないので個別に給仕される。豪華でおいしい。しょっぱい味付けに、舌が完全に馴化されちゃいました。魚の唐揚げと固い牛ステーキがメイン。野菜サラダやデザートも秀逸。実はスペインからここまで下痢がないんですよ〜 旅先下痢体質のボクにしては珍しいな。

ペイシャーダの次に…
メインがたくさん

2日目

朝のクイアバ川

朝6時半スタート。下流に向かう。途中で生き餌のサルディーニャをゲットし、最初の浅瀬ポイントで竿を出す。ルアーを1時間は投げたけど、まったくあたりがない。餌釣りをしていたガイドにはピラニアがかかっている。そのうち本命ドウラードをヒットさせ(小型)、ボクに巻かせてくれるが、経験者みなそうであるように、あまりうれしくない。いちおう写真も撮りましたよ、いちおうね。

生き餌に切り替えて再チャレンジするものの、これが飛ばないんだなあ、ルアーと違ってね。慣れるまでだいぶかかった。それに、ドウラードのアタリを見極めるのが難しく、アワセのタイミングをつかむのがさらに難しかった。

ここで、グーグル翻訳を使ってガイドがアドバイスした内容をメモしておくよ。

  • 奴は浅瀬の岩場でベイトを追う。ラインを弛ませると岩場に根掛かりするので、常にラインにテンションがかかった状態を保つこと。

  • アタリがあったら竿先を下げて餌を飲み込ませやすくする。早くアワセると、針を飲み込む前にアワセることになるから、早アワセは厳禁。

  • アワセずにリールを巻くと、餌を食ってる奴が餌が逃げると思って頭まで食いつく。そのときに初めてアワセてよい。針掛かりすると奴はジャンプして外そうとするから、ロッドを下げていなせばよい。

この場所ではアタリは複数あったけど、針掛かりするまでには至らなかった。代わりにピラニア2尾、うち1尾はかなりの大物だった(イエロー)。カショーホのバラシが1尾。

ガイドが釣ったのを代わりに

その後、3つのポイントを回るも、ルアーでは釣れず、生き餌でピラニアを2尾追加。午前の部終了で、ランチ休憩を2時間ほど。デザートの自家製プディングがおいしくておかわりした。

今日のランチ

午後は最初のポイントに入り、ここでルアーに初ヒット。自分的にはけっこう大きいカショーホだった。フライングダイバーがいい仕事しました。

その後は餌釣りでピラニアがポツポツ。最初はうれしかったピラニアだけど、現地人同様もはや外道扱いに。そういえば、ガイドがピラニアのセビーチェを船上で作ってくれたのだった。おいしかったし、覚悟したけど下痢しなかった。

醤油とライムと玉ねぎ

そろそろみなさん、終盤の大逆転劇を期待してますよね。はいはいお待たせしました。いきますよ。

少し暗くなり終わりが近づいてきて、ガイドがこの日初めて入る場所を選択した。すでに餌のサルディーニャは尽き、2軍扱いだったトゥヴィーラを針につけて投げる。

最初にヒットしたのはガイド。でもバラシ。次はボクの竿に奴が来た。回収しようと巻き始めたトゥヴィーラに勢いよく食いつき、あっという間に針掛かりした。今日初めてのヒット。ジャンプ対策でロッドを寝かせたまま巻き続ける。せいぜい中型のドウラードだったが、船べりに来てからのラストランは力強かった。ロッドを立てる間もなく、糸ズレで痛恨のラインブレイク。

ガイドが竿を交換してくれてすぐに投げると、またもヒット。しかしジャンプ一発でバラシ。その後はアタリがあるに留まった。

たぶん夕マズメの食いがたった時間帯だったんだろうな〜 正直ドウラードのアワセ方に活路が見出せないなか、向こうアワセで掛かってくれたんでフィーバータイムだったはずだけど、そのチャンスをモノにできなかった。ダメなボクを応援してくれてありがとう、そしてごめんなさい。

レヴェㇽジェル番外編

次の日も同じチャレンジをすれば釣れたかもしれないが、金の切れ目と釣り大会でそれはせず、宿の従業員の車に便乗してレヴェㇽジェルまで戻ってきた。例の日本語少しのオーナーの宿に泊まり、ピロテイロを探す作戦だ。事前にWhatsApp で、「探しといて、よろしくね」メールを送っていたが、まあ当然やってないよね。

2日目には小物釣りを敢行。浅瀬ではピラプタンガが泳いでる。ぶっといミミズをもらって遠投するも、このあたりは幅広い河川のため、深いところまで全然届かない。結局諦めて日本代表戦に備えて昼寝する。朝ごはん食べに街なかに出たとき、マルセロ(オーナー)が友だちに声かけまくってたから明日に期待だ。

夕方のクイアバ川

3日目。朝7時に起きて支度する。昨夜は代表戦と音楽イベントで眠れず少し寝ぼけまなこ。期待半分諦め半分でマルセロに最終確認。すると、「ごめん、ダメだった」。それですぐに身支度して、次の街へと向かったのでした〜

追伸.ブラジルの田舎の街は治安の心配をそれほどしなくていいんで、過ごしやすいなあ。


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