自分の不器用さに感動する

先日、美容師さんといつものテニスの話をした、「もう無理」と美容師さんからの悲鳴を聞いて、私も「クラスで一番下手」と、2人揃って自分たちの不器用さをアピールし始めた。

サブーもできないし、飛んできたボールも返せない、全然ゲームにならない、悲しい

そうそう、私も!特に速いボールが来るとさ、返すところか逃げたくなるもん

ああ、私クラスの中で一番下手だよ、コーチのアドバイス頭でわかるけど、できないよ

一緒一緒、下手だし、恥ずかしいし、消えたい、、、

あああ、なんで私達はこんなに不器用なんだろうね

はっはっは、と2人で爆笑した、スッキリするとともに少し苦い空気も感じた。

ふっと思った、なんで私達、こんな歳にもなっているのに(30代、50代)、こんな惨めな思いをしないといけないのか、普通、管理層や中堅クラスにもなって、若い人に教える立場になって達成感を得ている。なのに、この2人は今でも学生時代の気分になって、コーチーに怒られるとか、できない自分に恥ずかしさを感じるとか、どうしようと迷ったりするとか。

でも、それでも、辞めないのか?

やはり、この不器用さが素敵なんじゃかなぁ

大人ってずるいよね、好きなものしか買わないから、好き嫌いがないように見えるでしょう。好きなことや慣れたしかやらないから、自分の不器用さをうまく隠れたんでしょう。

テニス初級者の私たちは、確かに、自分の出来なさに、辛い思いも、恥ずかしい思いもあるし、悩むけど、ただ、この不器用さに確かに感動する。例えを言うと、道端にすごく小さな花が一所懸命に咲いている時、マラソンで最後に走る選手、よちよち歩く子供、これら弱いもの、弱い人を見る時って応援したくなるような気持ちとすごく似ている。こんなに不器用な私、弱い私だが、私なりに頑張っている、すごく不安定で下手だけど、それでも前を向いて歩こうとしている私って、弱くて可愛い、応援したくなる。

そうだね、もちろん、テニスは強くなりたい。ただ、今はそれだけじゃない、今の弱い自分も素敵。また、この不器用さは自分だけじゃない、周りの人も、上級者たちにも、勇気や励ましをもたらしていると思う。

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